1年は早いもので明日の新木場大会から今年のラスト・シリーズが始まる。あと3カ月で今年も終わり・・・もう来年の動きをしているのはプロレス団体の嵯峨だ。1~2月のスケジュールはだいたい決まった。次は3月以降を少しずつ決めていかなくてはならない。この仕事は興行を中心にやっているから波がある。いい時があれば必ず悪い時もやってくる。だから良くも悪くも刺激があるし、遣り甲斐もあるというもの。「波風立たないで平穏無事は良くない」と松永会長が良く言っていたお言葉。安定こそが理想だがそうはいかないから、常に気を引き締めていかなくてはならない。後楽園大会も年間7回も行っているから、次から次という感じだ。次は11月4日。スターダム100回記念の大会である。12月29日は年内最後、1月26日は3周年記念日といわゆるタイトルを付けて想像力を掻き立てるようにしている。今回のポスターは力作。9月28日にデザインを発注し、30日にデザイン・データが出来て、10月1日はもう印刷されたポスターが手元に届いた。本当にデジタル時代は便利で早い。ポスターには100回の数字が入っており、その中には旗揚げからの主だった写真が入っている。これはデザイナーのアイデア。もしポスターを見かけたら、どんな写真が入っているのかチェックしてもらいたい。
スターダムのプロレスはスピード、スリリング、感情が交差する純女子プロレス。男子は男子のオーソドックスなプロレスがあって、女子には女子の華麗なるプロレスがある。スターダムは女子プロレスを極めたいが、11・4はまさに対極の女子プロレスの決戦。紫雷イオvs高橋奈苗は今の最高の女子プロレスが絶対に見せられると、そこは誇示したい。顔見世ではない、闘いのプロレス。スターダムはどんな状況でも一生懸命闘うのみです。