ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

女子プロレス大賞の陰で…

2009年12月10日 15時53分19秒 | 女子プロレス
 東京スポーツが選定するプロレス大賞の女子プロレス大賞を、アイスリボンのさくらえみが受賞した。ここ数年間は該当者なしが続いていたが、6年ぶりの受賞となったわけだ。この1年で最も活躍した選手が受賞する賞だが…さくらえみの場合はプロデュース能力が買われてのことが大きい。確かにNEOの二冠王座やJWPのタッグ王座を獲得したが、それほど業界を揺るがすインパクトではなかった。これは頭脳プレーの勝利なのだ。
 現在の女子プロレスはメジャー無き領域。NEOが比較的ビッグマッチを行っているが、所属選手が6~7人ではメジャーとは言いづらい。総力興行で対処しているのだ。団体プロレスが弱体化したため、イベント・プロレスがまかり通る。これも時代の成り行きなのだろう。もはやリスクを背負って興行をやっていく状況ではないのだ。かといってスポンサー有きの団体は長続きがしない。難しい状況なのだ。
 さくらえみの受賞の陰で、悔しさを感じている選手がいる。その選手は常に名勝負を行っていて、賞が欲しくてたまらない一人だ。こういう夢と希望を持った選手がまだ存在するだけでも、女子プロレスに光はあると思う。やっぱり野心なくして反映はなし!
 

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