新宿プロレス飲食店めぐり

　　知り合いの出版関係者と夕方、新宿で待ち合わせ。打ち合わせ&食事を兼ねて、まず入ったのが歌舞伎町にあるエビスコ酒場。ここはDDTが経営する店で、炭火焼にこだわりを持っているようで、なるほど美味しい。店内は昭和30～40年代の懐かしい映画のチラシが満載だ。
　そこで腹いっぱいにすると、次はキラー・カーンの店「カンチャン」へ。チャンコ鍋が名物だが、さすがに満腹状態だから、青菜とかニンニク焼きを頂いた。闘うモンゴリアンことキラー・カーンと記念撮影。「最近のレスラーは練習風景をマスコミに見せないらしいね。見せることに自信がないんだろうね…」とこぼしていた。キラー・カーンはさすが昭和の名レスラー。体がとても、でかかった。
　新宿プロレス飲食店めぐりの3軒目は、二丁目にあるコンドル斉藤の店「シーシャープ」。前に1度だけ来たことがあるが、ダンプ、ブルに続く極悪同盟ナンバー3だった女の面影は全くない。少しばかり昔話に花が咲いたが、よくいろいろな話を覚えているなと感心した。彼女のレスラー時代はいつも辛そうにしていた印象が強く、あまり欲も無かったから4年足らずで引退した。
　店を始めて4カ月だそうで…なんか自然に私の元妻の話が出てくるのも不思議なことだ。「00ちゃん太ったよ！」とか「ブログ見てるみたいだよ」とここで近況を知るのもまた面白い。当時はいろいろあったけど、すべてが良き思い出だと素直に言えるのだ。真知子（コンドル）には夜の世界でも頑張ってとエールを贈りたい。そういえばジャパン女子にいたユウ山崎にもここで会った。
　次は二丁目で有名な「花膳」で納豆カレーを食べる。なかなかの味。外に出るとあるビルの地下から浅野起州社長が出て来てバッタリ。「アタシはもう歳だから、早く帰るのよ」と言っていたが、すでに午前3時半を回っていた。浅野さん、なんか肌艶が良かった。新宿プロレス飲食店めぐりは、ざっとこんな感じ。帰って寝るけど、起きたら出版の企画を何本か提出しなければ…