紫雷イオ5周年記念大会で懐かしい藤田愛に会いました。藤田はすでに結婚しており、二人の娘の母でもあります。彼女はアルシオンの生え抜きで、3番目にデビューした選手でした。元々はJd'が売り出そうとしていた選手で、タレント活動と並行してプロレス・デビューさせたい意向でマスクを被ってセコンドに付いたこともあったのです。Jd'ではデビューできませんでしたが、単身でメキシコに渡りアマポーラを相手にデビューし、日本に逆上陸しCMLL JAPANのリングに上がっていました。そこから縁あってアルシオンで本格的なデビューを果たしたのです。肌の色が黒いことから”顔黒天使”と呼ばれていましたね。体操出身だからその空中殺法は絶品で、デビュー戦でAKINOからファイヤーバード・スプラッシュで勝利したこともありました。アルシオンが事実上活動休止になると、AtoZという団体で活動しましたが翌年には早々と引退。アルシオンでのデビューから5年で引退となったのです。
今回はイオの5周年のゲストとして岐阜から上京。5歳と3歳になる娘は、恋と心と名付けられ、母子で「愛・恋・心」になるとか。まったく変わりの無い雰囲気で、昔のままでした。こうやって昔、私が関係していた団体の選手に会うことは非常に嬉しいこと。娘たちがなんだか孫(実際は娘のいないのに)を連れてきたみたいです。