後楽園ホールが超満員となった第2回目の「昭和プロレス」大会。蝶野、ライガーを除けば今年、51歳になる大仁田と初代タイガーが年少組。私自身、昭和のプロレスは外国人に興味が集約していたが、改めてこのメンバーを見ると非常にアク強い。イベントとして空気を呼んでいる選手はほとんどいないのだ。
山本小鉄の妥協しない試合展開、イスを延々と投げつける栗栖正伸は中でも双璧だ。それでも星野勘太郎とグレート小鹿はシリアスなムードがあったし、タイガー戸口の体の大きさには見るべきものがあった。メインは旧ユニバーサルを彷彿させるタイガーvs藤原喜明の対決。タイガーは従来のプロレスの動きでない、このスタイルだと動きが止まらないのだ。藤原組長は癌を克服してこの日が復帰戦。ボディにガンガンとキックを叩き込まれたKO負け。それでも見事に生還したのだから感動ものだった。
マスコミも昭和時代の人が揃い、プロレス熱は健在。誰かがプロレスのマスター・リーグと例えたが、年に1度位は楽しめるイベントだった。もし、平成が年号を代えたら、きっと「平成プロレス」なんてのが誕生するのだろう。このようなイベントはひょっとしたら、穴場かもしれない。
山本小鉄の妥協しない試合展開、イスを延々と投げつける栗栖正伸は中でも双璧だ。それでも星野勘太郎とグレート小鹿はシリアスなムードがあったし、タイガー戸口の体の大きさには見るべきものがあった。メインは旧ユニバーサルを彷彿させるタイガーvs藤原喜明の対決。タイガーは従来のプロレスの動きでない、このスタイルだと動きが止まらないのだ。藤原組長は癌を克服してこの日が復帰戦。ボディにガンガンとキックを叩き込まれたKO負け。それでも見事に生還したのだから感動ものだった。
マスコミも昭和時代の人が揃い、プロレス熱は健在。誰かがプロレスのマスター・リーグと例えたが、年に1度位は楽しめるイベントだった。もし、平成が年号を代えたら、きっと「平成プロレス」なんてのが誕生するのだろう。このようなイベントはひょっとしたら、穴場かもしれない。