古い写真のデータ整理をしていたら、大きなことに気が付いた。70年代、昔の女子レスラーは一様に膝のサポーターをしていないのだ。これにはいくつか理由があるだろうが、一つにはサポーター、特にオリジナルの物が普及していなかったことが大きい。スポーツ用品としてのサポーターしかなく、また既成の水着を購入していたから、オリジナル・デザインのコスチュームなど存在もしなかった。だから個人発注でサポーターを作るという発想は皆無だった。
もう一つの理由がこの時代、サポータ等で体をかばうことを良しとしなかった。ナチュラルに鍛えた肉体こそが美徳だった。だから怪我で即、引退する選手も頻繁な状況。それでも全女は新陳代謝くらいにしか思っていなかった。リング・ファッションのサポーターではなく、怪我でやむを得ない場合だけ使用していたのだ。
80年代に入るとクラッシュ・ギャルズの長与千種もライオネス飛鳥も、膝を悪くしていたためサポーターは欠かせなかった。それでもジャガー横田はノー・サポーター派で現在もそれで通している。山崎五紀もナチュラルな感じだった。
90年代以降は大半の選手がサポーターを利用して、膝の怪我を未然に防いでいる。あと既成の水着を着用する者もいなくなり、コスチュームとサポーターの色を合わせたりしている。このサポーターがあるから、思い切って飛んだりも出来るのだが。
現在であえてこだわってサポーターを着用しないのは、下田美馬くらいだろう。下田はデビューから今まで歯を折ったとかしか、怪我は少ない選手。あと、足が短く見えるという理由で付けない場合もある。写真を見ていたら、木村響子も付けていないナチュラル派。外国人は怪我を防ぐ意味でもサポーターは欠かせない。今はコスチュームとサポーターがセットに見栄えよくコーディネートする選手が主流である。
▲見事な美脚?を誇示。 ▲クラッシュはチーム結成時から着用。すでに膝がボロボロだった。
▲下田はノー・サポータにこだわる。▲コスチューム&サポーターがお揃いの栗原あゆみ。
もう一つの理由がこの時代、サポータ等で体をかばうことを良しとしなかった。ナチュラルに鍛えた肉体こそが美徳だった。だから怪我で即、引退する選手も頻繁な状況。それでも全女は新陳代謝くらいにしか思っていなかった。リング・ファッションのサポーターではなく、怪我でやむを得ない場合だけ使用していたのだ。
80年代に入るとクラッシュ・ギャルズの長与千種もライオネス飛鳥も、膝を悪くしていたためサポーターは欠かせなかった。それでもジャガー横田はノー・サポーター派で現在もそれで通している。山崎五紀もナチュラルな感じだった。
90年代以降は大半の選手がサポーターを利用して、膝の怪我を未然に防いでいる。あと既成の水着を着用する者もいなくなり、コスチュームとサポーターの色を合わせたりしている。このサポーターがあるから、思い切って飛んだりも出来るのだが。
現在であえてこだわってサポーターを着用しないのは、下田美馬くらいだろう。下田はデビューから今まで歯を折ったとかしか、怪我は少ない選手。あと、足が短く見えるという理由で付けない場合もある。写真を見ていたら、木村響子も付けていないナチュラル派。外国人は怪我を防ぐ意味でもサポーターは欠かせない。今はコスチュームとサポーターがセットに見栄えよくコーディネートする選手が主流である。
▲見事な美脚?を誇示。 ▲クラッシュはチーム結成時から着用。すでに膝がボロボロだった。
▲下田はノー・サポータにこだわる。▲コスチューム&サポーターがお揃いの栗原あゆみ。