浜口京子

  今日、某一流一般週刊誌からいきなり電話があった。それは「浜口京子の女子プロレス入りの可能性について？」という内容で、コメントを求められたのだ。今回のロンドン五輪はなんだかんだといって、気になってTVで見てしまう。女子バレーボール以外は、まさに五輪以外では全く見ないが、それでも「浜口京子が女子プロレスに入ったら、どうなんだろう？」と考えたばかりだったから、この電話は少し興味があった。彼女がまだ10代前半の頃、アニマル浜口さんに「全女に入らせませんか？」と誘ったことがあった。「まだ子供ですから…（笑）」と浜口さんは受け流したが、でもアマレスを始めてからは、その世界の第一人者になったし、さらに五輪の代表選手に選ばれてメダリストになると、もう国民的なヒロインへと成長。女子プロレス界にとって手に届く存在ではなくなった。だからこの取材でも「どこの団体でも彼女を欲しいと言うだろうけど、今の女子プロレス界では彼女を背負うだけの規模の団体はありません。彼女の方が女子プロレスラーになりたいと言う以外、可能性は皆無でしょう」とコメントした。それはそうだろう。そんな夢物語な話は現実性はない。あれだけの知名度があれば、引退後も指導者やTVキャスターとして引く手あまたの仕事が待っていると思う。でも1回位、女子プロレスのリングで闘う姿も見てみたいもの。それが夢の出来事なのだろう。