ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

三田英津子引退試合&パーティ

2009年11月02日 08時51分17秒 | 女子プロレス
  三田英津子の引退試合は女子プロレスとしては、久しぶりに後楽園ホールの全席を開放。超満員1,700人の観衆が集まった。これも歴史の成せる業だろう。まず真琴とラスト・シングルを行った三田は難なく勝利。今の真琴としては精一杯なのだろうが、追い込むシーンはなかった。
 続いてラスカチョ・ファイナルは大トリのグランド・フィナーレ。とにかくラスカチョは入場からオーラを出しまくっていた。これに対して奈苗が大ハッスル。2発もイスで頭をぶち抜かれたし、流血までしてラスカチョの凄さを体現していた。奈苗の体当たり精神…こうした気持ちは引退試合をより際立たせた。最後は京子のハイアングルのボムが決まり、三田の22年間に及ぶプロレス生活のピリオドが打たれた。砕け散ることは引退する者の美学である。
 セレモニーではなんと師匠の北斗晶が現れた。北斗の義理堅さ、弟子を思う師の粋な計らいだった。三田は元々、新人時代から北斗ファンで、今の三田に対する真琴みたいな感じだった。あそこまで態度を表さなかったが、それは昭和と平成の違いなのか…?
 続く、ロイヤルパーク・ホテルでの引退記念パーティは、アットホームな雰囲気。今回、このパーティを手伝ったが、200名も集まったのは三田の人脈と人柄だろ。東京ドーム・ホテルから5月に、ロイヤルパークに移った永島さんにアレンジしてもらったが、この種のパーティには珍しく料理が余ったのだ。どれも美味しかったが、聞くところによると、かなりサービスしてくれたという。後楽園からも結構、近いし今後はプロレス関係に使われると思う。
 ここで三田はブルーのパーティ・ドレスを着ておもてなし。レスラーから一人の女性として輝いていた。引退してこうやってパーティを開けるのは、トップ・レスラーだった証でもある。宴の終盤、いきなり私が呼ばれ壇上でスピーチしたが、これは三田が内緒で仕掛けたのだ。裏方として関係していたが、これは想定内だったから問題なく出来たのだ。
 志生野さんも元気そうだったし、三田のお母さんにも久しぶりにお会いした。品のある方で、この引退でようやくホッとしたことだろう。例によって下田は酔いつぶれ宴を後にした。このサービス精神はいつものこと。一番、嬉しくて淋しかったのは下田だったと思う。
 
 
 
 

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