昔と違い週に1度の興行でも結構、大変。それはなぜかって、それは興行の密度が違うから。各大会ごとに進行表を作って、音響や照明の指示をするなんてこと、昔はなかったね。古き良き時代はなんでもアバウトだった。その場しのぎが多かったし、プロレスの試合同様、進行も器量がある人が独走したものだ。全女時代の今井リングアナなんかその最たる人だった。今はそんなことは出来ない。決まった時間の中でどれだけやれるのかがカギ。大阪大会を終え事務局に戻ると、何人かの選手と前日に放送されたサムライTVの後楽園大会の中継を見た。たっぷり2時間、見終わったのが午前6時40分。この熱心さがスターダムを形成していると言ってもいい。そこから雑務作業、そして午前中に給料の支払いにため、銀行に行く。寝ずにこれをやっておかないとならないから。少し仮眠し、夜にはあの長与千種が訪ねてきた。所用でだ。スターダムとは直接関係の無いことで話が弾む。千種は戦友。お互いに歳を取ったけど、会えば相変わらずプロレスの話ばかり。それは誰だって同じで私の会話の大半はプロレス(仕事)のことばかり。こうなったら、とことんプロレスをやるしかない。
今週末は新木場、そして来週末は四国へ。プロモーターと最終確認。新居浜はもう完売同様で当日、出来たら増席するとか。地方に行くのは移動が大変だけど、楽しみも多い。この楽しさを選手にも味わってほしい。そしてもっともっとタフになってほしい。今週の金曜日にはグラレスラー発掘オーディション合格者が一人入寮する予定。このやる気を開花させなくては!