今年に入ってから毎日ヘロヘロでブログの更新が出来ませんでした。スターダムの開幕戦は昨年に引き続き、絶好調で土曜日の開催にかかわらずよく入りました。最初、入場者の半券をチェックしたところ、意外に少ないなと思い観客数を発表しましたが、後から半券が出て来て追加発表。大会としてもすっかり安定感が出てきました。デビュー戦の宝城カイリは、ゆずポンを相手に臆せず闘い抜きました。彼女はスポーツ歴もあって本来なら逸材で謳ってもいいのですが、それが試合で見えたかと思います。そして各軍団が構成されていきました。次の大会で陣容がかなり見えてきそうです。スターダムの新木場大会は軍団闘争を軸に、個性のぶつかり合いになっていきます。
TDCホールでのブル中野引退興行のバックステージは、まさに女子プロレスOG会みたいな感じでそれぞれ久しぶりの顔合わせの続出。ブルの同期だった小倉由美は3人の子供連れてやってきました。雰囲気はまったく変わっていない。旦那は飲食関係の自営業だそうで、育児に仕事に忙しそう。でも女性は強いものだと感心します。メインに抜てきされた、ゆずポンはやや消化不良の内容だったとみえ、いつになく厳しい発言。志田光が真っ向勝負に出なかったので、ゆずポンキック（後ろ回し蹴り）を受けきれなかった。張り手合戦もひるんでしまったので、ゆずポンとしては本領が十分に発揮できず。でも立派にメインを務めたと思います。引退セレモニーは豪華2元中継みたいな感じ。当時の名勝負映像とリング上の再現シーンをリンクしたプロレスでは初めての試み。ブル中野というレスラーがやりたかったことをすべて凝縮して見せました。まさにプロレス生活に悔いはなかったでしょう。今後は業界のご意見番として、今までになかったポジションで活躍してもらいたい。OGの良き見本になってほしい。北斗晶にしてもブル中野にしても、いいタイミングで現役生活を終え、セカンドステージに進む。これが理想だと思います。女子プロレスは新陳代謝してこそ美学があるのですよ。
