旅が好き・そして日々の時間で気の付く事を。

旅では人々の生きた来た跡を訪ねてみたい。
時間が出来たので、今までにしなかった事に手を出してみようと思う。

図書館で借りてきた本4冊 今月末まで。

2021-03-16 14:25:26 | 日記
 コロナ騒ぎで行くところも無く本が頼りの毎日。


 ・日本の中世を歩く遺跡を訪ね、史料を読む 著者: 五味文彦
 ・民家・町並み探訪辞典 吉田桂二 著
コロナが明けたら何処へ行かんと今から興味深いところをと。
・「日本の中世を歩く」は伊予に関係の深い一遍さんと岩屋寺の事らしい。岩屋寺はまだ行った事がない。いつかは一遍聖絵の陸奥江刺にも行ってみたいと思っている。
・「民家・町並み探訪辞典」表紙のスケッチを見て借りた。歴史を感じるまた人との生きた証の町並みを見てみたいと思った。描かれたスケッチのような細かなのは書けないが。旅とスケッチと紀行文は真澄の様で素敵だ、真似がしたいと思った次第。

 ・幕末鼓笛隊 土着化する西洋音楽 奥中康人 著
京都の時代祭の先頭を行く山国隊、あの足を上げて行進する様と制服の色からひょっとして軍事を教える御雇い外国人はプロイセンの人だったのかなと思ったりした。さて、どうなんでしょう?
先年山国隊の故郷の近くへ行った。いつかは記事に書かれているお祭りを見てみたい。

 ・歴史探偵団が行く 日本史が楽しい 半藤一利 著
尊敬する江戸っ子半藤さんの著書。歴史や文学に造詣が深く亡くなられた。「其角俳句と江戸の春」を読んだ事がある。「昭和史」は新品のまま本棚に。今回は連句の対談が記事になっている。今連句が見直され盛んになりつつある。お仲間と座を囲んで出来たら良いなと思っている、そのヒントになればと思い借りてきた。

興味深い4冊、如何なるヒントを与えてくれるか楽しみ。


映画「アウステルリッツ」と次の期待映画

2021-03-10 16:53:24 | 日記
 アウステルリッツと言えばナポレオン戦争と反射的にイメージされているが、この映画はベルリンの近くの「ザクセンハウゼン強制収容所跡」を訪れる観光客の映像。淡々と見学をしている人達の映像が続き、ツアーガイドの様々な言語で語られる説明がテロップに表示され、収容所の歴史や事柄が分かるようになっている。
珍しいドキュメンタリー。


KZのドキュメントは「ショアー」と言うのがあった、長い映画で映画館で見ている人は数人だったがインタビュー中心の印象に残るものだった。

ン十年前に行ったダッハウやベルゲンベルゼンの自分自身ではないかと思ったりする。
映画名の「アウステルリッツ」は出てこなかった。映画の元になる本の人物らしい。
 
予告編で興味深い予告映像を見た
尼崎の在宅医師長尾先生のドキュメンタリーと「痛くない死に方」。昨年までの数年間ボランティアでお手伝いしていた尊厳死協会でよく聞いた内容かと思う、見てみたい。



東日本大震災から10年 祈る気持ちで11年前の「田老の写真」

2021-03-08 22:27:14 | 日記
60年も前に初めて記念切手を買いました。北山崎の絵柄の5円切手でした。あの頃子ども達に切手収集のブームがありました。
そして何時かこの場所へ行こうと思っていました。
また、近くに万里の長城のような堤防があるところがある。とも聞き及んでいました。


吉村昭さんの本を読み、2010年7月に夢を叶えたく行きました。3.11の一年前です。
郡山からバスで宮古、三陸鉄道で田老そして田野畑と行きました。
田老駅から降りてまっすぐ港へ向かいました。


噂に聞いたデカい堤防がありました。

登った所

堤防に描かれていた絵

港まで歩きました。



もうこれらの映像は過去のものとなりました。

帰り道が分からなくなり駅への道を尋ねました。その方は無事に過ごされているのでしょうか。無事なら良いのですが。
宮古の駅で切符を売っている方がとても親切でした、その方もご無事だったのでしょうか。三陸鉄道が全通したと聞きました。良かった、また出来たら乗ってみたい行ってみたいと思います。

テレビでは10年という事もあり記念の番組が放映されています。
旅のあと気仙沼や山田町の人と知り合いになりました。皆さんコロナに負けんと頑張って欲しいと思います。


「ハニー句会」 2021年三月例会を開きました。

2021-03-06 13:27:53 | お仲間たちと
春の暖かい日にいつもの友輪荘で例会を開催しました。本日は8人と勢揃いです。


句会は何故か楽しい?。
 今日はコムズフェスティバルでで開かれた「雑談」の講演会のビデオが放映された。
 句会には共感があり、自分の句の時にはたとえ批評でも主役になれる瞬間もあり。場の仲間になった感触がある。
それでだろうかと考えました。

4月22日の新聞に掲載されました。

上甲彰
鯉跳ねて隊列崩花筏
春場所も溜(たまり)の席の謎の美女
親方のお仕込みがよく桜咲く

大野まつみ
九年目の春学校に復帰する
春の服ノートの白き1ページ
春一番過去は残さず連れて行け

玉乃井永
のどかさにコクリコクリと助手席は
奥歯診る女医にドギマギ風光る
ピッカピカたまの洗車に黄砂降る

八木健
白酒を飲んだをさな児目が座る
住職の背なを押すかに涅槃西風
スカートの丈のわずかに春めける

長井知則
裃で見得を切りたい土筆んぼ
背を合わせ喧嘩の後の日向ぼこ
コロナ禍も三十一段の密の雛

吉川正紀子
ひこばえの株には腰を下ろされぬ
路面にあふれタイヤを洗う雪解水
マスクして指名手配をされている

向田 将央
卒業にタイムカプセルなみだ埋め
春の雪板のふれ合うリフトかな
見上げれば松山の城山笑ふ

二神重則
見返せば鷺は春野の一万歩
セリの葉や破れハウスの風の音
三郎の塚に鐘の音薄霞

考え中の雀です。