旅が好き・そして日々の時間で気の付く事を。

旅では人々の生きた来た跡を訪ねてみたい。
時間が出来たので、今までにしなかった事に手を出してみようと思う。

俳句5月例会

2019-05-26 16:11:07 | お仲間たちと


 句は作者それぞれのこころの情景を17文字に写す。
ある人は心が余り(どこかで聞いたような)、ある人は分かってもらいたいばかりに。

日記や記念日の個人的なものがあれば、思い出もあり。その人らしい句に会うと嬉しい。句会は面白い。
「婆さんのゆらりゆらりと牡丹かな」を添削いただきました。
「お婆さんゆらりゆらりの牡丹花」、見た状態から高齢女子の生きざまへと句が変わる。
奥が深い

昨日は、NPO法人「ぶうしすてむ」の総会、本日は運転免許の高齢者講習会

2019-05-23 22:15:56 | 日記
NPO法人「ぶうしすてむ」の総会
 離れて2年 地道に事業を続けている様子が分かり安堵しました。
決算報告では、事業規模が縮小しているが他団体との共同事業や受注が順調に伸びていること、利用者の一般就労が進んでいることなどの報告がありました。
以前から気掛かりだった、就労継続A型の事業利益から利用者給料支払いについて、プラスになっていることを聞きました。大方の自業所が苦労している中で本当にに良かったと思いました。

本日は運転免許の高齢者講習会
 このテストはあると思っていた、ご存知の本日は何年何月何日現在時刻の記入から始まり、
真打の長谷川テスト・・・・幼いころから苦手の何の脈絡もない絵の記憶の短期記憶問題、半分しかできなかった。その後のヒントによるエピソード記憶問題。なるほどここで認知症を見分けるのかと。
図の記入は5角形かと思ったが時計でした。
さて、どのような結果か? でも、何時まで車に乗ろうか、鈍くなっている自覚はあるし。病気も持っている。

早くどこかのメーカーさん自動運転の近所を走るだけの自転車に毛の生えた程度の軽ーい安い車の開発をしてほしい。


宮本常一の本

2019-05-19 11:42:18 | 日記
 金曜日に図書館で「忘れられた子供たち」を借り、昨夜最初の数ページを読みました。


 祖母や母親が子供の事を如何に思い愛しているのかが分かります。その思いは20世紀も現在もきっと変わらない(でしょう)。
幼いころ祖母が歌ってくれた子守唄を突然思い出しました。「寝んねんおころりおころりよ 坊やは良い子だねん寝しな 里の土産に何もろた デンデン太鼓にショウの笛・・・・・」祖母は久万高原町に出身で、何処の子守歌か?、どこで覚えたのか? 知りたくなりました。

 少子化の日本。難民のキャンプでは子供たちがたくさん映ります。何故、平和で豊かになると子供が少なくなるのかな?

 何十年か前の入院の時に「忘れられた日本人」を読み、宮本さんの優しい文章が好きになりました。そして、菅井真澄にも興味を持ち誘われるように下北にも旅をしました。寝る前に宮本さん監修の「日本残酷物語」を読んでいます。第5巻目、BOOKデータベースの紹介では、(急激な「近代化」は、その真っ只中に巨大な暗黒を抱えて進んだ。都市のスラム、使い捨ての女工たち、タコ部屋や坑内の過重労働、・私刑・死…その暗黒を生きた人々)と書かれています。最初は男の独りぼっち。

 昨日の「ブラタモリ」では大阪難波の歴史が放映されました。本ではちょうど難波周辺から西成にかけての処が書かれています。墓・焼き場・歌舞伎と文楽などの芸能民の事。

 今回借りた「忘れられた子供たち」には、四国の山奥に麦飯の握り飯を持たされ捨てられた子が、周防の大工に育てられて一本立ちする事がきっと書かれている。救われる思いのする物語を読んでみたい、その様な気分です。


尊厳死協会の事務所でリビングウイルノート(LWノート)作成学習会を開きました。

2019-05-11 13:30:29 | お仲間たちと
LWノート作成学習会は2回目で、4月から10月の月1回計画しています。
 前回の第1回は、LWノートのページに沿って私が病歴や入院時の医療機器の事などを話しました。

 今回は、食べられなくなった時の胃ろうや点滴などの事や、在宅と施設での看取りについて実際の現場で働いて来られた看護師の二宮さんにお話をしてもらいました。参加者は8名で座談会のような何でも質問できる和んだ雰囲気の中で行われました。


この程度の規模の学習会が良いのかも。

 次回は、松山市の高齢者施設で現地見学と高齢者の入所施設目イロハを教えてもらえる学習会を予定しています。また、同所が数年前に設置した高齢者の居場所と幼児の場所が隣り合わせ居てる所の見学も予定しています。興味深い。


4月29日は連句大会 

2019-05-04 20:16:58 | お仲間たちと
子規記念博物館で講演と連句の実作会がありました。

講師の近藤蕉肝氏は成蹊大学名誉教授で哲学者
演題は「子規と松山;連句と俳句のシーソーゲーム」
講演中で、松山市民として育った関係から、今までに何度も聞いていた絶筆三句について、目から鱗の様な感銘を受けました。
ちなみにその三句
  糸瓜咲て痰のつまりし佛かな
  痰一斗糸瓜の水も間に合はず
  をとゝひのへちまの水も取らざりき
去痰効果のある糸瓜の水は、満月の日に茎を切り採取するらしい。花が咲いていることは茎を切らなかった。糸瓜は生き残ったが、自分は・・・・。と講演されました。
そんな深い意味があったとは、知らなかった。


午後からは連句の座を20ほどに分かれて実作になりました。
私たちの座は、講師と愛知の女性2名と埼玉の女性との5名で、初対面の人と楽しいひと時を過ごしました。


最近、新聞によく連句が取り上げられます。嬉しい事です。
初対面の人とも、それを感じさせないで時間を過ごし作品を作り上げる。中世の人たちの知恵に驚きを持ちます。