・介護費は、心身の状態と自己負担割合によって大きく異なります(本ブログ5月15日)。
・将来、もし要介護5となり自己負担が3割になったとすると、1年間の介護費は約60万円になると投稿者は推計しています。
・生活費と介護費(要介護5と自己負担割合3割)を年金で賄うとすると、必要年金額は単身世帯約200万円、夫婦世帯(夫婦とも要介護5と仮定)約340万円となります。
・現在200万円を超える公的年金の受給者は、65~70歳男性47%、同女性では5%となっています。単身男性の場合は約半分が年金でつつましい生活の費用と介護費であれば賄うことができる見通しがあります。
・介護費用のために500万円の貯蓄があるとすると、たとえば在宅、要介護3、自己負担割合3割として約10年間の介護費を賄うことができます。もし自己負担が1割のままであれば30年間賄うことができます。
(続く:次回は年金と貯蓄)
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