新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 カゲロウ、ハエ、クモなど

2019-04-28 16:55:54 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第18弾


4月18日にマンションの廊下で見つけた虫の続きです。



最初はこんなカゲロウです。こんなに翅を広げて止まるのはフタバコカゲロウあたりです。「原色川虫図鑑成虫編」で見てみると、やはりフタバコカゲロウ Baetiella japonicaの♀のようです。成虫は3月~10月に出現し、灯火によく飛来するとのことでした。



次はオドリバエです。これはたぶん、Rhamphomyia属だろうということくらいしか分かりません。





ユスリカも調べたいのですが、最近は時間的余裕がありません。これは前脛節の方が跗節第1節より長いのでエリユスリカ亜科かなぁ。



次はカバナミシャクです。白い点が目立ちます。そんなところから、「日本産蛾類標準図鑑」を見てみると、モンウスカバナミシャクとか、トシマカバナミシャクあたりが候補になります。ただ、前者は前翅が細長く翅縁が直線的ですが、それに対してこの写真の個体は翅がやや太く、翅縁も湾曲しているので、たぶん、トシマカバナミシャクの方かなと思いました。よく分かりませんが・・・。



ヒメカゲロウの仲間です。ちょっと高いところに止まっていたので、recurrent veinがうまく撮れず、よく分からないのですが、翅の模様からヤマトヒメカゲロウの方かなと思いました。





次はクロバネキノコバエの仲間。2匹いました。うまく撮れたのですが、これを調べるのはなかなか大変です。今回はパスです。



このハチは一瞬目の前に止まり、さっと飛び去ったので、この写真が一枚だけ。腹部を見ると、コガネコバチあたりに似ていますが、頭部はアリガタバチ辺りにも似ている感じもします。とにかく翅脈が見えない!よく分かりません。





これはヤミイロカニグモ。この日は2匹いました。



次はキハダカニグモ。アブラムシの有翅型を捕獲しているようです。



むちゃくちゃ小さなクモ。思わず撮ってしまったのですが、なんでしょうね。



そして、これはコカニグモ



そして、これはマエシロモンキノカワガ



最後は天井に止まっていて望遠で撮ったオドリバエです。R4脈が直線的に分岐しているので、たぶん、Empis属。それ以上は分かりません。

これでマンションの廊下で撮った虫は終わりました。この後、公園にも行ったので、そちらの整理をこれからやってみます。


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