『カメはデリケートで臆病。特に子ガメのうちは、あまり環境を変えないほうがよい。』ものの本にはこうある。
しかし、よりよい環境を作りたいという、ほとんど飼い主のエゴとも言える情熱が、われらを突き動かす。
いつも水槽を眺めながら、「あれをこうして・・・」「ここに、シェルターを・・・」と、頭の中で設計してしまうことが、やめられない。
さて、言い訳も済んだところで、リフォーム水槽のお披露目を。
まずは、かめっぱち水槽。
窮屈になった亀島を撤去、陸場を大幅に変更した。
材料はワイヤーラックに、人工芝。水深は芝がかぶるくらいで、重し用のレンガが実質の陸場となった。水場が広くなり、ぱちの気持ちいい泳ぎが観察できる。
エルボーは引き続きシェルターとして使用。
水面近くに設置することで、中で休んだり、息継ぎも簡単にできる場所とした。
ぱちは水槽内のアイテムを使うのがうまく、陸場への登り降りにもスロープは必要ない。小さい水槽だが、浮島のように上下のスペースを効率よく分けることで、広々としたレイアウトになったと思う。
次に皇帝の水槽。
大きめのワイヤーネットを折り、組み合わせてトンネルを作成。この中にぶら下げの棚を設置し、人工芝で囲んだシェルターを作ってみた。
これを水槽にセット。さらに今まで使用していたスロープをそのまま併設する。
水量を増やし、陸場を広く取ることができた。
ぶら下げシェルター兼ベッドは、ぱちと同様息継ぎが楽にできる高さになっている。
カメ飼育にベッドが必要な訳でもなく、息継ぎも、呼吸したくなれば水面まで上がればいいだけなので、このリフォームも大半は人間の好みでできている。
しかし、こうして作ったアイテムを、カメが期待どおりに使ってくれたときは、くつろぎを共有するような、ささやかな幸せを味わうことができるのだ。
今回皇帝のために作ったベッドを、「ヒョードルホイホイ(仮)」と名付け、どれぐらいの時間で中に入ってくれるか、期待して見守った。こう言ってはなんだが、皇帝の性格からして、初めて見るものはコワイし、第一、ベッドの存在そのものに気づくまで、しばらくかかるとふんでいたのだ。
「皇帝、早くワナにかからないかなぁ~ww」
この結果は明日!!
付録:ろーたすの館
仕事で接する外国人は、B氏を除き、皆日本語ができない。
日常会話で必要な日本語は、来日当初に付け焼刃で学習するが、間違いだらけになるのは避けようもない。>日本人が無理に英語を話す場合と同じだな。
結果、非常に愉快な会話が期待できる。
私「はい、〇〇〇でございます」
M氏「アー、、、、△△サン、ください」
あげられねえなぁ( ̄m ̄*)