私の再出発

再出発しなければならないのは私だけではなく、日本を始め世界だと気付きました・・・。

子供が生まれるまで⑤

2006-05-09 23:47:47 | 日記
今日はいきなり昨日の続きです・・・。



次男を出産してしばらくたった時、助産所を紹介してくれた近所の友人が

我家にやって来て、「○○さん、死ぬところだったんだってよ」と突然

言われた。突然言われたから、何がなんだか分からなくて「はぁ」と、

間抜けな返事しかできなかった。

その友人の知り合いが、私が出産した後に、その助産所で出産したらしい。

その知り合いも出産の時にちょっと大変だったらしく、その時に、私の話が

でて、助産婦さんがかなり危なかったと話してたそうだ・・・。



次男が無事生まれて、しばらく経った時、助産婦さんの娘さんが夜勤明けで

帰って来た。娘さんは看護婦で、近くの産婦人科医院に勤務していた。

助産所の場合、医療行為ができない為、医師の居る産婦人科と提携している。

娘さんの勤務している医院はこの助産所と提携していた。

なんだか助産婦さんと娘さんの様子がおかしくなり始めた。助産婦さんは、

夜勤明けの娘さんを気遣うように、「ここは大丈夫だから」と言ってたのに。

あれこれと何か頼んでいる様子・・・どうも勤務先の医院の先生に電話を

入れたみたいだけど、医院の方も産気づいてる人がいるらしく、先生がすぐに

来られない。娘さんが助産婦さんに、医院に点滴の薬を取りに言ってくると

話してる。助産婦さんが、娘さんに夜勤明けなのにごめんねと謝ってるのを

聞いて、なんだかとっても申し訳ない気持ちになった。←まだ余裕があった

助産婦さんがその時に言ってたのが、

胎盤が出てこなくて、出血が止まらない

↑生々しくてごめんなさい

胎盤を引っ張り出すことは、医療行為になる為、助産婦さんにはできない。


娘さんが点滴の薬を持って帰って来た。これで少しは安心できると思ったのも

束の間・・・点滴の針が血管に入らない私は痩せてた頃は、大丈夫だった

けど、太ってからは、血管がいつも見つからなくて、血液検査などで血を抜く

時は余程上手な看護師にあたらないと、何回も針を刺されたり、そのうち、

手の甲とかに刺されてしまう

助産婦さんが言うには、出血で血管が更に細くなってるらしい。

とにかく手の甲とか足の方とか、あっちこっちやって見るけど、なかなか

入らない。そのうち血圧がドンドン下がってきてるようで、私はとっても

気持ちが悪くなって来て、思わず「気持ち悪い・・・」と訴えた。

その時、看護婦の娘さんが助産婦のお母さんに言ったのが、

お母さん、やばいよ」と言う言葉だった。

私はその時、生まれたばかりの赤ちゃんと、3歳になったばっかりの長男を

残して死んじゃうのかな・・・と考えてた




いつの間にか・・・もう時間の感覚とかは無かったけど、点滴も無事にでき、

医院の先生が来てくれて、胎盤を引っ張り出してくれていた。

その頃は気持ち悪いのもなくなっていた。


微熱が何日か続いたけど、普通に7日間で退院することができた。

胎盤さえ出てたら、超安産だったらしい・・・。

出産経験者の人に聞くと、赤ちゃんが生まれた後に、ヌルッ~と胎盤が出て

きて、痛みもないし、気持ちいい、らしい・・・。

私は長男の時も、そんなこと無くて、たぶん、その時も胎盤が出なくて、

引っ張り出されたんだと思う。物凄く痛かったんだよね。なんで赤ちゃんが

生まれた後なのに、又痛い思いしなくちゃいけないんだろう?って不思議

だったけど、引っ張り出してたからなんだよね。

もともと胎盤が出にくい体質?だったのかも。実は私の母も私を自宅で出産

して、出血が酷くて死にそうになった、と聞いてる。

次男を妊娠中に出血したこともあって、薬を飲んでたんだけど、それが更に

胎盤を剥れにくくしてたんだと思う。

助産婦さんにそう言えば長男の時も、胎盤がでてこなかった、と言ったら、

最初に言ってくれればと怒られたけど、二人生んで、やっとわかったこと

なんだけど・・・長男の時の先生も何も言ってくれなかったし。


今回の出産で学んだこと?

妊娠は病気じゃないけど、出産で死ぬことはある・・・。


こんな思いをしたけど、その3年後、3人目欲しくて挑戦したけど、

3人目はできなかった



長男もチビの時から、赤ちゃん大好きで、小学校の低学年の時に、

「赤ちゃん欲しい」と聞いたら、ちょっと考えて「欲しいけどいらない」

「何で」「だってママが死んじゃったらイヤだから」思わず、心の中で

          こんなかわいいこと言ってくれてた時もあった



話を次男に戻しますが、

こんな経緯で生まれてきた次男・・・長男と同じ性別なのに、全く似てない。

ピンクの産着から、ピンクのベビー服まで用意してた私・・・。

ベビー服のバーゲンに行くのが大好きで、長男の時から、どれほど、ピンクの

スカートを手に取っては返したことか。我慢できずに、ピンクのTシャツは

買って着せてた。お花の刺繍のあるブラウスもね

男の子はかわいいけど、スカートを履かせられないのが残念だったな。

・・・と又話はそれたけど、次男におっぱいあげていても、なんだかとっても

不思議だった。あんな大変な思いして生んだのに、この赤ちゃんは私の子?

みたいな・・・。夫に、なんだか、かわいいと思えないんだよね・・・と言って

しまったこともある

でもある日突然、ムクムクと母性本能が湧き出してきた

もう、かわいくて、かわいくて次男は世界で一番かわいいと言うと、

夫が「お前の世界はここだけか」と、突っ込んでくる。

それでも、

かわいい、かわいい、と連発をしていたら、ある日夫が真剣な顔して、

「勘違いするから止めろ」・・・夫が言うには、本人が本当に自分のこと

かわいいと思い込むと可哀想だから、かわいいと言うのを止めろと・・・。

親が言ってやらなかったら、誰が言ってくれるのよ

もうすぐ15歳になる次男に、私は今でもかわいいと言い続けております



人気blogランキングへ




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 子供が生まれるまで④ | トップ | 感動した言葉 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
かわいい (あい)
2006-05-11 20:50:04
どんどん言っちゃいましょーよ。

次男さん、嬉しいと思いますよ。



もしかしたら、ご主人焼き餅かな?

こんど同じ事を言われたら、「あなたもかわいいわよ」って言ったらどんな顔するかなー。うふふっ
返信する
あいさんへ (ru)
2006-05-11 23:46:29
小さい頃は反応なしだったけど、最近は全く無視ですよ~。



夫は次男が生まれた時から不細工と呼んでました



夫が言うには、長男は「かわいい」エキス?を出し切ったけど、次男は小出ししてるんだそうです



夫、全然やきもち焼きではないですよ
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事