晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

冬空

2008-12-26 20:47:49 | Weblog
 冬空に枯れススキが情緒よりも寂しい年末を感じさせます。
 先ほど駅からの帰り道、正面の夜空にスーッと尾を引いて流れ星がひとつハッキリと見えたのですが、”あゎゎー・・・!”と願い事も言えないまま消えてしまったんです。残念!普段から願い事は欲張らずひとつだけ準備しておくものですかね。
 <星がひとつ消えると人が天に上ってゆく>大晦日の夜のマッチ売りの少女。このアンデルセン童話をテーマに詩がつけられた<あわれの少女>という明治唱歌が昨日の新聞に載っていた。
 1 吹き捲く風は 顔を裂き
   みるみる雪は 地にみちぬ
   あわれ すあしのおとめ子よ
   別れし母を よぼうらん
 2 つづれのきぬの やれまより
   身を刺すさむさ いかほどぞ
   あわれ ぬれゆくおとめ子よ
   世になき家を たずぬらん
 フォスターの<故郷の人々>(スワニー河)曲ということで昨日もいつもの様に歌ったのですが・・・。なんて悲しい・・・今年の年末は殊に染み入ります・・・。

  < 寒空に 願うは明日の 安らぐ日 >

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