晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

晴れるといいな・・・

2012-03-10 22:52:17 | Weblog
 いつのまにかフキノトウもやんわりと開き始めていました。

 どうやら雨も上がり、ジャガイモの植え付けもできそうです。
例年どおりマルチで除草を軽減しようとあらかじめ準備していたのです。この方法で何年も栽培しているのにまたまた今年も大失敗です。
芋種を植え付けてマルチングを行い、発芽してきたところで穴を開け地上部へ誘導・・・これが基本だと思うのです。
 しかし、穴あきマルチを使うものですから、マルチ掛けを先行してしまったのです。畑仕事は失敗の繰り返し、でも諦めない。
仕方なくゴソゴソ穴から芋種を植えこむ羽目になってしまいました。
 ゴム手袋の指を地中に差し込むとビニールマルチで覆われた地下は、指先にも温もりが感じられ確かな春を確認することができました。
 ビニールの上にも地中から這い出たのか小さな虫も、草の間をてんとう虫も忙しく働いています。
 晴れ間をみて畑仕事が出来る、あたりまえが有り難い。午前中はそんな春の畑仕事でした。



 東日本大震災から一年
 岡山ユニセフ協会主催の写真展<子どもたちの3・11> 3日間の会期も明日限りとなるので今日のうちにと大急ぎでデジタルミュージアムへ。
会場では郷土・桃太郎少年合唱団も美しい歌ごえで元気を届けていました。
 展示された写真はどれも胸にせまるものばかりで目頭が熱くなり、あらためて今、この子たちはどうしているのか・・・そんな思いがいたします。

 お彼岸に流された自分の家の墓石を見つけ出し花を手向ける子どもの姿。
 津波で行方不明の母親にたどたどしい文字で<まま。いきているといいね おげんきですか>と手紙をかきながら寝入ってしまった幼女。
 放射能汚染により、家族のように育て上げられた大きな乳牛が殺処分される・・・飯館村で家畜業を営まれた主人と乳牛の悲惨な別れの姿。
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 3・11 復興支援でできること・・・考えなければ。

  < 雲間から ほのかな光り 希望の陽 >