晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

ゴマ仕事

2016-10-12 22:49:33 | Weblog
 農家の仕事はお天道様の顔色をうかがいながらすることが多い。梅仕事、豆仕事、柿仕事・・・今日はゴマ仕事です。
 初めての仕事ですが、きっとこんな日が適しているのではないかと思います。空は青く澄み渡り、ひんやりとした風も有りこれこそゴマ日和でしょう。

 いよいよ仕上げの洗いゴマにかかります。ワクワク・ドキドキ、妙な緊張感。
 アレやコレやで得た知識と、手近かな道具を使います。
収穫した一升枡のゴマは水を張った漬物樽に入れ浮上するゴミと未成熟なモノを取り除くようです。
沈んだゴマが健全なんでしょう。しかし、底には砂などが残るので、水をかき混ぜながら浮かせ手際よく掬い取る。砂を噛むような味気ないゴマでは困りますもの・・・。
 ザルがいいか…それとも茶こし…慌てながら掬い上げます。
短時間で乾燥するには、きっと水切りが大切なのではと、レースのカーテン地をザルに敷きました。レーヨンでは乾燥が良くないかな?
 やはり陽当りの良い沓脱石で日光浴です。先客は先日のマサメがいます。
 
 一升近いゴマは二度に分けて洗いました。半分は新聞紙の上で乾燥します。
もうひとつの沓脱石には莢付きの遅れゴマが日光浴です。お隣へお邪魔します。
 
 3時間もすればサラサラの金ゴマが輝きます。やはり新聞紙がよろしいようで・・・。
 初めてのゴマ仕事の農婆はマゴマゴいたしました。
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