前回、そして以前にも丸山遊郭の話をアップしてきましたが、
長崎にかつて丸山以外にも大浦出雲町、稲佐町、そして戸町と、
いくつもの遊郭があったようです。
今日はそのうちの一つ、戸町遊郭跡です。
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細長い長崎港のほぼ中腹、
以前にアップした小菅修船場跡から南に広がる丸くはみだしたような岬の一帯です。
→Mapion
湾に面して小規模な造船工場が立ち並び、
最近では高台に大規模な高層マンションが建設されたようですが、
この地に、明治の初頭から戦前まで栄えた遊郭があったそうです。
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現在もその名残をとどめる木造三層の楼閣跡。
このあたり→Mapion
石炭景気の時には高島そして端島の炭鉱マンも、
通ったと聞きました。
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玄関はアルミサッシュに変えられてしまってますが、
いわゆる「張見世(はりみせ)」の細い格子木は今も健在です。
一部切り取って郵便受けにしているようですね。
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上記の建物の左側はすっぱりと切り取られトタンばりで、
現在ではその隣に駐車場がありますが、
駐車場のさらに左には、また切り口をトタンで覆った、
大きな木造の建物が残っています。
この建物もその造りから見て、
どうみても一般家屋ではありませんね。
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遊郭跡のすぐ近くには、
当時からあったと言われる理髪店も残っています。
「調髪館」という表現も今となっては新鮮で、
右書き文字の看板が涙を誘います。
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これまでの建物は戸町の南寄りのエリアですが、
小菅修船場跡のすぐ近くにも、趣のある建物が残っています。
このお宅かな→Mapion
このお宅は相当古いですね!しかも殆ど改装していません。
2階の低さがこれまた涙を誘います。
草むしりをされているのがこのお宅の方でしょうか。
もちろん生活にはとても不便だとも思いますが、
ぜひ残して頂きたいと思います。
■シリーズ:長崎さるく■
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長崎にかつて丸山以外にも大浦出雲町、稲佐町、そして戸町と、
いくつもの遊郭があったようです。
今日はそのうちの一つ、戸町遊郭跡です。
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細長い長崎港のほぼ中腹、
以前にアップした小菅修船場跡から南に広がる丸くはみだしたような岬の一帯です。
→Mapion
湾に面して小規模な造船工場が立ち並び、
最近では高台に大規模な高層マンションが建設されたようですが、
この地に、明治の初頭から戦前まで栄えた遊郭があったそうです。
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現在もその名残をとどめる木造三層の楼閣跡。
このあたり→Mapion
石炭景気の時には高島そして端島の炭鉱マンも、
通ったと聞きました。
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玄関はアルミサッシュに変えられてしまってますが、
いわゆる「張見世(はりみせ)」の細い格子木は今も健在です。
一部切り取って郵便受けにしているようですね。
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上記の建物の左側はすっぱりと切り取られトタンばりで、
現在ではその隣に駐車場がありますが、
駐車場のさらに左には、また切り口をトタンで覆った、
大きな木造の建物が残っています。
この建物もその造りから見て、
どうみても一般家屋ではありませんね。
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遊郭跡のすぐ近くには、
当時からあったと言われる理髪店も残っています。
「調髪館」という表現も今となっては新鮮で、
右書き文字の看板が涙を誘います。
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これまでの建物は戸町の南寄りのエリアですが、
小菅修船場跡のすぐ近くにも、趣のある建物が残っています。
このお宅かな→Mapion
このお宅は相当古いですね!しかも殆ど改装していません。
2階の低さがこれまた涙を誘います。
草むしりをされているのがこのお宅の方でしょうか。
もちろん生活にはとても不便だとも思いますが、
ぜひ残して頂きたいと思います。
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ガイドに載っているような有名なところばかりなので、
長崎の方はわざわざ行かれないのではないでしょうか。
例えば大浦天主堂なども、きっと県外から来た方の方が、
見ているような気がいたします。
戸町のマンションは、確かに違和感を感じますね。
造船所のドックがすべり構造なのがいいですね。
「恐怖の潜水艦戦」の記事、拝見させて頂きます。
波の平町から戸町辺りまでは、造船所や造船関連会社がたくさんあり、造船の町長崎を感じることができます。
写真のように港内から見ると小さなドックがいくつもあることが良く分かりますね。
それにしても、造船所の上に建つ巨大マンションには
いつも違和感を覚えます。
ところで管理人様はDVDの製作にも携わっておられますが、「恐怖の潜水艦戦」という作品の中に軍艦島と思えるものが写っています。
何か情報等ご存じあればご指導頂ければ幸いです。
内容は私の拙ブログに記載しております。