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塩尻市立丘中学校の金環日食観測記念日時計紹介と発表会に行ってきました。
金環日食観測から日時計制作までの経過については、先にお知らせした発表会のお知らせに書いたとおりです。
日時計の除幕と、科学部の皆さんによる発表会。多くの方が来ていました。
来賓として来られた大西浩次さんから、昨日は阪神淡路大震災20年であったが、日食の1年前、先の東日本大震災もあって、金環日食の限界線がこの2つの被災地を結ぶラインにあって、復興支援の一策もあり、全国で見解船観測を呼びかけた、という裏話をされ、胸が熱くなりました。
丘中学校では、この限界線観測において、大きな成果を上げました。
そればかりではなく、引き続き取り組んでいる太陽の影の観測では、自分たちで考案した観測機材で近時差を見出し、さらに、太陽の動きが一定ではないことに気づきました。発表会では、その様子もお聞きしました。
この日時計・・・。金環日食を観測した自分たちはもちろん、この地域の方たちもその心の一端に置いて、将来語り継がれるよう願っています。