上海の地下鉄で事故が起きたようだ。
10号線は、会社の人がよく使うラインなので、
思わず社内を見回し、外出先を確認してしまった。
とりあえず、知り合いは巻き込まれていないと思う。
同僚の10号線利用者たちは、みな迂回して帰って行った。
他の地下鉄も同じ設備を使っているからイヤなので、バスで帰ると言う人もいた。
地下鉄も、日本に比べると運転が荒いけれど、
人身事故でストップすることは、あまりない。
日本の電車は、飛び込み自殺さえなければ、本当にいいと思う。
中国では、道路を走るバスや一般車も、かなり自由奔放だけど、
つくづく、変えてほしいなあと思うことがある。
横断歩道が青のときは、直角の関係にある道路は、すべて赤信号にしてほしい。
というのも、
こちらでは、直進方向が赤信号でも、車の右折はできることになっているらしい。
ちなみに、中国は左ハンドルで右車線だ。
ということで、交差点を渡るときに、横断歩道が青信号でも、
左側から堂々と右折車が突っ込んでくる。
しかも、歩く人優先なんていうことはなく、車優先だから、かなり危ない。
そして、右側から赤信号無視の車が突っ込んでくることもあるので、
とくにみんなが急いでいる朝はカオスだ。
バスなんて、カーブでも最小限の減速しかしてくれない。
運転手さんが、携帯電話で話していることもザラだ。
公共の概念が日本と中国は違うとはいえ、やっぱり、いただけないなあ、と思う。
昨晩遅くに『菊と刀』(ルース・ベネディクト著、長谷川松治訳)を読み終わった。
改めて、仕事で知り合った年配の方の考え方を、
客観的に捉え直すことができたのと同時に、
私は日本らしい「恥」を捨てつつあるなあ、と思った。
戦後間もない頃に、アメリカ人によって書かれた日本人の姿だから、
当然、いまの日本とは大きく違う部分もあるけれど、
日本人のもっている「自尊心」について、整理できたのはよかった。
あなたは「無礼者!」って、怒るけど、
そんなことで、いちいち目くじら立ててどうするの? と思わず、
そんな価値観も尊重したいなあ、と、今日のところは思っている。
10号線は、会社の人がよく使うラインなので、
思わず社内を見回し、外出先を確認してしまった。
とりあえず、知り合いは巻き込まれていないと思う。
同僚の10号線利用者たちは、みな迂回して帰って行った。
他の地下鉄も同じ設備を使っているからイヤなので、バスで帰ると言う人もいた。
地下鉄も、日本に比べると運転が荒いけれど、
人身事故でストップすることは、あまりない。
日本の電車は、飛び込み自殺さえなければ、本当にいいと思う。
中国では、道路を走るバスや一般車も、かなり自由奔放だけど、
つくづく、変えてほしいなあと思うことがある。
横断歩道が青のときは、直角の関係にある道路は、すべて赤信号にしてほしい。
というのも、
こちらでは、直進方向が赤信号でも、車の右折はできることになっているらしい。
ちなみに、中国は左ハンドルで右車線だ。
ということで、交差点を渡るときに、横断歩道が青信号でも、
左側から堂々と右折車が突っ込んでくる。
しかも、歩く人優先なんていうことはなく、車優先だから、かなり危ない。
そして、右側から赤信号無視の車が突っ込んでくることもあるので、
とくにみんなが急いでいる朝はカオスだ。
バスなんて、カーブでも最小限の減速しかしてくれない。
運転手さんが、携帯電話で話していることもザラだ。
公共の概念が日本と中国は違うとはいえ、やっぱり、いただけないなあ、と思う。
昨晩遅くに『菊と刀』(ルース・ベネディクト著、長谷川松治訳)を読み終わった。
改めて、仕事で知り合った年配の方の考え方を、
客観的に捉え直すことができたのと同時に、
私は日本らしい「恥」を捨てつつあるなあ、と思った。
戦後間もない頃に、アメリカ人によって書かれた日本人の姿だから、
当然、いまの日本とは大きく違う部分もあるけれど、
日本人のもっている「自尊心」について、整理できたのはよかった。
あなたは「無礼者!」って、怒るけど、
そんなことで、いちいち目くじら立ててどうするの? と思わず、
そんな価値観も尊重したいなあ、と、今日のところは思っている。