神谷美恵子著、みすず書房
こんなにすごい本があったんだなあ。
友人はもちろん、全世界の人に読んでもらいたい名著中の名著だと思う。
でも、私のように共感しながら読む人ばかりとは限らないから、
やはり、あえて誰かに薦めることはしないでおこう。
親しい人を失った人とか、肉体的な苦痛の中にいる人とか、
どうにもならない虚無感にさいなまれている人に、こっそり読んでもらいたいと思う。
私が自分自身に対して不思議に思うのは、
いま、まったく何かを生み出したい、という欲求がないこと。
もう少しで何か光が一筋みえてくるような気がするんだけど、
この虚脱感はかれこれ2年つづいている。
そろそろ、長いと思えて来た。
この本を読んで、冷静に我が身を振り返り、私にも心の片隅に、
何かを表現する欲求がうまれつつあると、その気配を感じることはできる。
そして、その時の表現は、
以前とは違う、根底に悲しみや苦しみがある上での表現になるだろうと思う。
でも、きっと、それだけでは自分として納得できないんだ。
もっと昇華したいと、心のどこかで期待しているのかもしれない。
そうはいっても、いま、もがいて苦しみながら表現しなければ、
結局は表現しないままで終わってしまうかもしれない。
かっこつけのエゴを正面から見据えるべきときが来たのかもしれない。
こんなにすごい本があったんだなあ。
友人はもちろん、全世界の人に読んでもらいたい名著中の名著だと思う。
でも、私のように共感しながら読む人ばかりとは限らないから、
やはり、あえて誰かに薦めることはしないでおこう。
親しい人を失った人とか、肉体的な苦痛の中にいる人とか、
どうにもならない虚無感にさいなまれている人に、こっそり読んでもらいたいと思う。
私が自分自身に対して不思議に思うのは、
いま、まったく何かを生み出したい、という欲求がないこと。
もう少しで何か光が一筋みえてくるような気がするんだけど、
この虚脱感はかれこれ2年つづいている。
そろそろ、長いと思えて来た。
この本を読んで、冷静に我が身を振り返り、私にも心の片隅に、
何かを表現する欲求がうまれつつあると、その気配を感じることはできる。
そして、その時の表現は、
以前とは違う、根底に悲しみや苦しみがある上での表現になるだろうと思う。
でも、きっと、それだけでは自分として納得できないんだ。
もっと昇華したいと、心のどこかで期待しているのかもしれない。
そうはいっても、いま、もがいて苦しみながら表現しなければ、
結局は表現しないままで終わってしまうかもしれない。
かっこつけのエゴを正面から見据えるべきときが来たのかもしれない。