今日は仕事をしながら22時を過ぎて、「やばい、そろそろ疲れてる」と思った。
なぜなら独り言がすべて中国語になったから。
疲れてハイなとき、酔っぱらって「開放」されたとき、中国語を口走ってしまう。
自分の失敗を罵ったり、ほめたり、誰かの何かにツッコミをいれたり、
なんだかもうカオスなときに、
頭の中が、というか、口先が中国語モードになる。
昼間は、ずっとレベッカの「ナーバス・バット・グラマラス」が、
頭の中をまわっていた。
この曲は、当時中学生、バレーボールの練習がきつかったときに、
よくチームメイトと聞いていた曲だから、
休日出勤で、なんとなく合宿な気分だったことから、
思い出したのだろうと思う。
そしていま、「蒼穹の昴」を見逃したことに気がついた。
ああ、ショックだ。ちゃんと見てきたのに。
西太后は、いろいろな人がいろいろなことを言う。
中学生くらいのとき、中国の映画で西太后を見て、
それからずっと、好きで、気になっている。
私の想い描いていた西太后の姿に、
浅田さんが「蒼穹の昴」でえがく西太后の姿は、とても近い。
むかし、どこかで、
西太后は寝室を100個も持っていて、毎晩違う部屋で休んだ。
それは、暗殺を恐れていたからだ、と読んだことがある。
確かに暗殺を恐れていたかもしれない。
でもそれは、政権を外側から見た人の考え方だと思う。
私は、彼女は、単に眠れなかったのだろうと思っている。
もし本当に寝室を100個も使っていたのならば。
あれだけの重圧の中で生きた人なのだから、
寝付けない日もあれば、悪夢もたくさん見ただろう。
政治の中心にいる男たちは、内側の権力闘争しか見ていない。
アヘン戦争に負け、日清戦争に負け、
紫禁城を蹂躙され、円明園を略奪され、焼かれ、
清朝がどれだけ危ういかは、きっと人一倍感じていた。
だって、彼女は、生まれながらの皇帝ではなかったのだから。
宮廷の外の世界を知っているのだから。
もし西太后が本当に毎晩寝室を変えたのなら、
それは、寂しかったから、怖かったから、
明日はいい日になると信じたかったから。
そんなふうに思う。
ああ、いつか今日の回を見られる日が来るのだろうか。
なぜなら独り言がすべて中国語になったから。
疲れてハイなとき、酔っぱらって「開放」されたとき、中国語を口走ってしまう。
自分の失敗を罵ったり、ほめたり、誰かの何かにツッコミをいれたり、
なんだかもうカオスなときに、
頭の中が、というか、口先が中国語モードになる。
昼間は、ずっとレベッカの「ナーバス・バット・グラマラス」が、
頭の中をまわっていた。
この曲は、当時中学生、バレーボールの練習がきつかったときに、
よくチームメイトと聞いていた曲だから、
休日出勤で、なんとなく合宿な気分だったことから、
思い出したのだろうと思う。
そしていま、「蒼穹の昴」を見逃したことに気がついた。
ああ、ショックだ。ちゃんと見てきたのに。
西太后は、いろいろな人がいろいろなことを言う。
中学生くらいのとき、中国の映画で西太后を見て、
それからずっと、好きで、気になっている。
私の想い描いていた西太后の姿に、
浅田さんが「蒼穹の昴」でえがく西太后の姿は、とても近い。
むかし、どこかで、
西太后は寝室を100個も持っていて、毎晩違う部屋で休んだ。
それは、暗殺を恐れていたからだ、と読んだことがある。
確かに暗殺を恐れていたかもしれない。
でもそれは、政権を外側から見た人の考え方だと思う。
私は、彼女は、単に眠れなかったのだろうと思っている。
もし本当に寝室を100個も使っていたのならば。
あれだけの重圧の中で生きた人なのだから、
寝付けない日もあれば、悪夢もたくさん見ただろう。
政治の中心にいる男たちは、内側の権力闘争しか見ていない。
アヘン戦争に負け、日清戦争に負け、
紫禁城を蹂躙され、円明園を略奪され、焼かれ、
清朝がどれだけ危ういかは、きっと人一倍感じていた。
だって、彼女は、生まれながらの皇帝ではなかったのだから。
宮廷の外の世界を知っているのだから。
もし西太后が本当に毎晩寝室を変えたのなら、
それは、寂しかったから、怖かったから、
明日はいい日になると信じたかったから。
そんなふうに思う。
ああ、いつか今日の回を見られる日が来るのだろうか。