本日、初めてチベット語講座に参加。
三十音のうちの半分の文字と読み方を習った。
久しぶりに小学校一年生に戻って、平仮名を習うような気分。
そして、なんとなく平仮名やカタカナとの共通点を見つけ、形と書き方を覚える。
同級生は全員中国人。
そして、漢字以外の文字は難しいと騒ぐ。
案の定、中国人は音から覚え、私は文字から覚えた。
当然のことながら、文字当てクイズをやると私が一番覚えている。
私は単音で「バ」とか「タ」と当てて行く。
中国人は、「それって、何番目の文字? ということは・・・」と、
頭から発音しながら、正解を導く。
そして中国人から「もしかして、日本語にすっごく似てるんでしょ」と言われた。
すると違う中国人が、「あら、日本語は世界中で一番難しい言語よ。
なんといっても敬語が強烈。中国語は発音は難しいけど文法は簡単でしょ」と言い出す。
私が「いやいや、中国語の文法も外国人にとっては難しいよ」と言うと、
「中国語は、ざっくり言うと単語をつなげるだけで通じるけど、
日本語は、上級になればなるほどいろんな表現が増えて、
その場の状況に合わせていろんな敬語が混じってくるから、外国人にはあり得ない世界」と。
あまりに抽象的になってきたので、もうちょっと身近な例でわかりやすく言うと、と解説。
「日本語の場合、漢字の音がたいてい最低2種類あります。古代漢語から輸入した読みと、
もともとの日本の読み方。ついでに古代漢語でも、当時の中原の言葉と、
当時上海辺りで使われていた呉音など、何通りもあるんだよ」と言った瞬間に、
中国人が全員で「えー! それでなおかつ平仮名とかもあるんでしょ。あり得ない~」と。
続いて、「日本人は古代漢語も勉強するの?」と聞かれたので、
「文系に進む高校生は、子曰く、ってやるよ」って言ったら、
「そんなことやってるから、英会話が下手なんだよ」と笑われた。
確かに、おっしゃる通りですわ。
でも、日本人、英語の文章は結構読めるんですのよ。
ただ口からすらすら出て来ないだけですの。おほほ。
授業中、同級生たちはずっと話していた。
わいわいやりながら、先生を囲んでいる感じだ。
私とは明らかに暗記方法が違うのと、先生が話している最中にそれを遮って、
「先生、これって、こうでしょ?」と発言できないだけに、
当初、まったくみんなの会話が聞き取れていないと思われていたらしい。
「なんだ、あんた日本人だけど、意外に中国語が話せるんじゃん」的な雰囲気に
最後にはなったんだけど、言葉の問題じゃなくて、文化の違いは超えられませんわ。
今度、ほかのチャイニーズがいないときに、
チベット人の先生に、そのへんの感想を聞いてみたいものだと思う。
ちなみに、ブータンもチベットの文字を輸入して使っているけれど、単語は違うので、
発音としては読めても、意味はわからないのだとか。
つまり、平仮名が並んでいる文章なんだけど、意味不明、という状態だ。
面白いなあ。
三十音のうちの半分の文字と読み方を習った。
久しぶりに小学校一年生に戻って、平仮名を習うような気分。
そして、なんとなく平仮名やカタカナとの共通点を見つけ、形と書き方を覚える。
同級生は全員中国人。
そして、漢字以外の文字は難しいと騒ぐ。
案の定、中国人は音から覚え、私は文字から覚えた。
当然のことながら、文字当てクイズをやると私が一番覚えている。
私は単音で「バ」とか「タ」と当てて行く。
中国人は、「それって、何番目の文字? ということは・・・」と、
頭から発音しながら、正解を導く。
そして中国人から「もしかして、日本語にすっごく似てるんでしょ」と言われた。
すると違う中国人が、「あら、日本語は世界中で一番難しい言語よ。
なんといっても敬語が強烈。中国語は発音は難しいけど文法は簡単でしょ」と言い出す。
私が「いやいや、中国語の文法も外国人にとっては難しいよ」と言うと、
「中国語は、ざっくり言うと単語をつなげるだけで通じるけど、
日本語は、上級になればなるほどいろんな表現が増えて、
その場の状況に合わせていろんな敬語が混じってくるから、外国人にはあり得ない世界」と。
あまりに抽象的になってきたので、もうちょっと身近な例でわかりやすく言うと、と解説。
「日本語の場合、漢字の音がたいてい最低2種類あります。古代漢語から輸入した読みと、
もともとの日本の読み方。ついでに古代漢語でも、当時の中原の言葉と、
当時上海辺りで使われていた呉音など、何通りもあるんだよ」と言った瞬間に、
中国人が全員で「えー! それでなおかつ平仮名とかもあるんでしょ。あり得ない~」と。
続いて、「日本人は古代漢語も勉強するの?」と聞かれたので、
「文系に進む高校生は、子曰く、ってやるよ」って言ったら、
「そんなことやってるから、英会話が下手なんだよ」と笑われた。
確かに、おっしゃる通りですわ。
でも、日本人、英語の文章は結構読めるんですのよ。
ただ口からすらすら出て来ないだけですの。おほほ。
授業中、同級生たちはずっと話していた。
わいわいやりながら、先生を囲んでいる感じだ。
私とは明らかに暗記方法が違うのと、先生が話している最中にそれを遮って、
「先生、これって、こうでしょ?」と発言できないだけに、
当初、まったくみんなの会話が聞き取れていないと思われていたらしい。
「なんだ、あんた日本人だけど、意外に中国語が話せるんじゃん」的な雰囲気に
最後にはなったんだけど、言葉の問題じゃなくて、文化の違いは超えられませんわ。
今度、ほかのチャイニーズがいないときに、
チベット人の先生に、そのへんの感想を聞いてみたいものだと思う。
ちなみに、ブータンもチベットの文字を輸入して使っているけれど、単語は違うので、
発音としては読めても、意味はわからないのだとか。
つまり、平仮名が並んでいる文章なんだけど、意味不明、という状態だ。
面白いなあ。
現世利益を求め、
仏様に贔屓してもらって、
お金持ちになるためっぽい。