ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

日常にある不安

2010-06-16 17:02:26 | Weblog
今日は雨が降ると思っていたのに、すごくいい天気だったから、
夕方住民税の支払いと、クリーニング屋に行った。

住民税分で、もう一回ウズベキスタンへ行けるよなあ・・・。
先日、区役所に住民税の支払手続きの件で電話したら、
職員の方から「去年はそんなに所得ないですよね」という失言が出た。
言った瞬間に「マズい」と思ったらしい雰囲気は、電話口からも伝わってきて、ゆるす気になった。
確かに所得はそんなにない。でも、そうは言ってもやはり払うとなると重いなあ。

と、思いながら歩いていたら、すごく健気に咲いている花に出会った。
アスファルトに割れ目があるんだな。


デザイナーズマンションの前には、ぶどうがなっていた。
熟れたら、やはり住民で分け合って食べるのだろうか。
それとも大家さんのものになるのか。


他人の家の前で写真を撮っているから、そのうち注意されそうだな。
怒られるんじゃなくて、都市伝説風に面白い話にアレンジされていけばいいんだけど。

家のすぐそばに、小さいけどきれいな遊歩道がある。
 

そういえば、むかし八重の山吹があって、その花が大好きだったんだけど、
そこはいつの間にか駐車場になり、山吹もいなくなってしまった。
毎年たのしみにしていたのになあ。

写真を撮っていたら、ピンクのランドセルを背負った10歳くらいの女の子が
泣きながら歩いてきた。
「どうしたの?」と聞くと、「お母さんがいなくなっちゃった」と。
すぐにお母さんは見つかって、「帰る道が違ってるよ」と言われていた。

小学校からは歩いて約3分の距離の一角。
むかし私が鬼ごっこをしたところに、2ヶ月くらい前、分譲で立派な家がたくさん建った。
その中のどこかの家の子どもらしかった。

私には一生かかっても買えない立派な家。
そんな家で育つ女の子であっても、
引っ越して2ヶ月くらいの土地でお母さんとはぐれたら、大泣きするんだ。

私たちの日常にある不安って、そういうことなんだろうなあ。


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