ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

楽しいことを想像してみる

2009-11-24 18:40:34 | Weblog
ここ数日、気持ちが鬱いでいるので、無理して楽しいことを考えてみようと思う。

楽しいこと、楽しいこと・・・。
難しいなあ。あまりに発想力が乏しい。
ここでまた落ち込むと元の木阿弥なので、もう少し無理して楽しいことを考えてみよう。
楽しいこと。やってみたいこともアリだ。

それでも浮かばない。どんだけウツなんだ。
そうだ。小さい頃にやってみたかったことを思い出してみよう。

小学生の頃は、母が読んでいた『唐書』が私のあこがれだった。
あと、アンコールワット、古代エジプト、インカ帝国、このあたりがブームだったんだよな。

そうだ。アンコールワット。
私が初めて神秘的な体験をした場所。

本当に憧れていたので、いつもいろいろな想像をして詩にしていた。
中学生の頃は、授業中、ノートに思い浮かんだ詩を書きつけていたために、
それを同級生に見つけられて、すごくからかわれた苦い思い出もある。

アンコールワットには、10年以上前に友人と卒業旅行で行った。
あまりにも行きたかったところだったせいか、
旅行中に起こることを、事前に夢で見て「知っていた」。

ガイドさんが何と言うか、買い物に寄ったお店の人が何と言うかを知っていたし、
バンコク経由で行ったのだけど、飛行機に乗った時から、
若い女性がずっと右肩に乗っていて、クメール語の歌をうたっていた。
彼女は、私たちについてカンボジアに帰れることを、本当に喜んでいて、
プノンペンの飛行場に着いたとき、本当に嬉しそうな歓声をあげていた。
誰だったのだろう。

アンコールワット本殿には、虹の橋を渡って行くのだけど、
私はいつも、その時の足音を想像していた。
実際は、想像していたよりも、ずっとかわいた軽い音がした。
渡りきってしまうのがもったいなくて、牛歩をしたい気持ちだった。

そうだ。アンコールワットへは、もう一度行きたい。
今度はぜひ、朝日と夕陽が見たい。
そして、もう一度、あんな瑞々しい気持ちになれたらいいなあ。


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