シンドローム(上・下)
面白いか面白くないかって言ったら面白くなかったかな。
著者が東日本大震災での政府や電力会社の対応を憤り、鷲津政彦を利用してぶちまけたって感じですかね。
ハゲタカでの登場人物を駆使してるので読みやすかったです。
ただ、2011年に起こった災害を、2018年に出版され、2023年に読んでるんだから今更感は否めないです。※連載は2015年11月から2018年2月まで週刊ダイヤモンドにて
鷲津のサムライキャピタルを出してるいじょう、もう少しディール(取引)に重点を置いても良かったかな。災害7:脅迫2:取引1という割合だったような気がする。
どちらにしても、ハゲタカシリーズを3作品続けて読みましたが、個人的感想ですが、残念ながらもう面白くならないかもしれない。
これなら「ハゲタカ」「バイアウト」「レッドゾーン」を読み返した方が良かった。
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