難しいことはわかりませんが。

実は、主夫からアルバイトに成長しました。

胡蝶の夢 司馬遼太郎

2022年02月05日 08時53分25秒 | 
2021年からお世話になった司馬遼太郎の本を断捨離している。
139冊ある本を少しずつ読んで、面白くないものは捨てていく。
少し読んで最後まで読み切れそうにないものも捨てていく。

今回読んだのは「胡蝶の夢」、これは残します。
12年ぶりの再読でしたが記憶していたほど面白くなかったです。
著者も書いている通り主人公は誰でもよく、たまたま松本良順、伊之助、関寛斎がそこにいた感じで、3人ともこの小説の中では中途半端に終わったかな。確か「峠」で松本良順が河井継之助を治療する場面があったような・・・この本にはそれには触れておらず、なぜ江戸にもどってきたのかが曖昧で消化不良。
関寛斎は長男から訴えられたり四男とは経営方針でぶつかったりと書いてあるが、その辺のこともどうせならもっと具体的に書くべきだと思った。良い面だけ見せられても。
どの登場人物にも共感できないし好感持てない。

それにしても、4巻目で”えた”についての考えをぶっこんでこられてから読むスピードが落ちた。1月中には終わる予定だったのに。

内容的には捨ててもいいんだけど、妻がこの本はいずれ読むからというのと、この本は珍しく新品のを買ったので綺麗だから残すことにした。

追記
やはり捨てることにした。


これまでに処分したのは
胡蝶の夢4、真説宮本武蔵1、大坂侍1、北斗の人1、十一番目の志士2、手掘り日本史1、司馬遼太郎の日本史探訪1、尻啖え孫市1、俄-浪華遊侠伝-1、妖怪1、ある運命について1、司馬遼太郎が考えたこと1、歴史と風土1、風の武士2、風神の門2、坂の上の雲8、風塵抄2、功名が辻4、夏草の賦2、義経2、新史太閤記2、箱根の坂3、司馬遼太郎の世界1、城をとる話1、草原の記1、上方武士道1、日本歴史を点検する1、歴史の交差路にて1、ひとびとのあし音2、空海の風景2、韃靼疾風録2、ペルシャの幻術師1、アメリカ素描1


所有81冊中、残す作品
果心居士の幻術1、梟の城1、最後の伊賀者1、一夜官女1、おれは権現1、軍師二人1、菜の花の沖6、項羽と劉邦3、国盗り物語4、翔ぶが如く10、覇王の家1、豊臣家の人々1、春灯雑記1、戦雲の夢1、播磨灘物語4、関ヶ原3、殉死1、余話として1、歴史を紀行する1、城塞3、馬上少年過ぐ1、酔って候1、



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