赤毛のアン

久しぶりに掘り出した赤毛のアンシリーズは、染みと変色に充ちていました。
約三十年前に購入した村岡花子さん訳のものです。「アンの青春」と「アンの幸福」、「アンの夢の家」が見当たりませんが、どこにいったのでしょう。



現在、手元にあるのは、もっと新しいものです。さらに竜子用に掛川恭子さんの新訳も揃えたので都合三部あるわけですね。
念入りな話ではあります。
時々読み返したくなることがありましたが、最近はとんとご無沙汰しています。
馴染みのある村岡さんの訳と、掛川さんの訳を対照して読んでみようと思っているのですが、なかなか実現しません。

物語の舞台、プリンスエドワード島の風景を集めた写真集のような本もありました。
アンとマシューが始めて出会ったプラットホーム。　　　輝く湖水。




恋人の小径。　すみれの谷、お化けの森、　かつて、わくわくした言葉に出会うとうれしいものですね・・。



おそらく最初にアンに出会ったのは子ども向けの読み物としての「赤毛のアン」だったと思われます。その後、シリーズ化されたものを手にしたときは、たしか中学から高校生のあたり。友人との大学生活や恋の行方に関心を寄せていました。その後アンは結婚し、家庭を築くことになりますが、その暮らしぶりをのぞくのも楽しいことでした。春を迎える庭仕事、毎年面倒くさいなと思いながらもアンは楽しんでいたなあと思い出したり。


なんだか、とてもメルヘンチックでやってられないですけど、そういう時期もありました。
初心に戻る、これはいつまでも大切にしなくちゃね。
最近目立ってふさふさになってきた心臓の毛をブローしながら、今日改めてそう思いました。

ＣＭにＳＭＡＰの歌う「Ｄｅａｒ　ＷＯＭＡＮ」が流れるＳ社のツバキシャンプーも効きそうですね。
是非こんど試してみたいです。