豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

展望

2007年02月28日 | Weblog
 高校の修学旅行で訪れ、その展望の素晴らしさを興奮して話してくれた虎子の報告以来、ずっと行ってみたかったところでした。ゴジ健さんも内部を紹介してくださっていましたね。
横浜のみなとみらいのシンボル、ランドマークタワーです。


 八景島から、三浦半島に至るまで見渡せるということです。山下公園や氷川丸の停泊している様子がわかるでしょうか。

 

 真下を見ると、血の気も失せる高さです。高さは、296メートル。エレベーターでものの一分もしないうちにこの展望台に到着します。

 

  東京方面。ベイブリッジがかすかに見えますね。遊園地の観覧車が近未来風景にも良く似合っていました。

 

 もはや、神さまの目線でした。一人一人いろんなことを考えていろんなことをしている人が、こーーーんなに、たーーーくさんいるのね・・・・。というようなことを考えながら、帰りのエレベーターに向かいました。


終了!

2007年02月27日 | Weblog
 姉の虎子が ねぎらいのケーキを買ってきました。
紅茶をいれて、ほっと一息。


なにはともあれ、竜子の大学入学試験が終了しました。
たくさんの方のお心遣いと励ましを頂いて、ありがたく心強くこの日を迎えることができました。みなさま、どうもありがとうございました。

 後は野となれ山となれ・・・・。鯉はまな板の上で横たわることになっています。
思えば、桜の平和公園をあとにして美大受験の懇談に出向いてからもう少しで一年。せっせと予備校に通うことに一生懸命でいるうちに、試験を受ける日が近づき、泳いでいるというよりともかく流れに乗って流されていたら日程のすべてが終了する日となりました。
ここまで、特に健康面でのアクシデントに見舞われなかったのは本当にありがたいことでした。エントリーしたところに、今の自分の力を精一杯ぶつけてこれたと本人も家族も思っています。
これから、娘がどこの場所で学生生活を送ることになるかは、もう少ししないとわかりませんが、とりあえず今日は無事日程を終えられたことに感謝し、あきらめずに挑戦したことを褒めてやりたいと思います。

 受験のために二人だけで行動した数日は、緊張してはいましたが、とても面白い時間でした。竜子も、自分のためだけに存在するお母さんというのは、生まれて初めての経験だったのではないでしょうか。こんな子だったのか・・と改めて感じることもありましたが、それは竜子にもいえることなのかもしれません。
日ごろは、落ち着いて向かい合うこともなかなかありませんが、一緒にぼーっとしたり、テレビを見たり、何とはなしに話をしたりすることは、かなり有効なことでした。帰ってからは、これまでより意思の疎通が密になったように感じます。
受験に付き添うか否か、いろいろな面で迷いますが、できれば同行するのもよいのではないかというのが、実際に伴ってみての感想です。特に、そんな時間は取れないと思っている人ほど、無理をしてでも時間を作ってみたほうがいいのかもしれません。
 確かに、一人で来ている子が、寝坊して遅れそうになったということもありましたから、付き添いの存在が直接役にたつこともありますが、それ以上にお互いをじっくり観察するうちに思いがけない収穫があったりして、そちらの方が普段では味わえない貴重な経験だとも思いました。同じ目的を持ってごく身近で過ごすしているうちに同じリズムで呼吸しているような一体感を味わえたような気もします。

 これからは、今までのいろんな経験を土台にして、いろいろなものに挑戦して広い世界を見てきて欲しい。その、土台の一部にひとつブロックをはめ込めたのかもしれません。どこに羽ばたいて行っても、安心して見送れる・・・という、そこまでの達観はできないにしても、母の子離れに大きく貢献したことは間違いないでしょう。

 今となっては、すでに懐かしい、受験スタイル。
これをカラコロと音をさせながら、大きな街を歩いていたのよね。

 

 こういうキャリーを引きずりながら大きなかばんを抱えている若者は、たぶん美大受験関係者です。街で見かけられましたら、どうか健闘を祈ってあげてください。

あら。

2007年02月26日 | Weblog
 
今日出向いた町で、見つけたもの。
あら・・・っていう感じのものです。

 マンホールの蓋は、各地で特徴的なものがあるようですが、季節柄(まだ、大丈夫ですね・・)こういうのは、いかがでしょうか?
地御前(じごぜん)という品質に定評のある産地を抱える廿日市市のマンホールの蓋は、こんなふうです。久々に見ました。
ちょっと判りづらいですが、宮島を背景にして大きく牡蠣が描かれています。牡蠣いかだと船もいますね。
 今シーズンは、いわゆる風評被害で出荷が振るわなかった牡蠣ですが、やはり広島湾に臨む地域では、主要な産物となっています。
広島カープのブラウン監督も、事あるごとにその安全性や美味しいことをアピールしてくださっていますが、先日は宮崎のキャンプで知事と一緒に焼き鳥も召し上がってその宣伝に努められたそうです。
関係のある土地を大事にする姿勢は、日本人監督以上のものがありますね。それはアメリカでのありようの再現なのかもしれません。単に野球の上手な人という以上に、尊敬やあこがれを集める選手や監督の振る舞いは、野球の人気を底で支えていくものでしょう。もちろん、グラウンドでの実力が伴ってのことはいうまでもありませんが。
今年こそは、お願いね。

 もうひとつのあら・・は、こちら。綺麗だなあと思わず立ち止まってしまいました。


葉牡丹です。まるで大輪のバラのように朝日に白く輝いていました。葉っぱと言うよりは本当にお花のようです。最近はいろいろ改良されて、様々な品種が楽しまれているのですね。
道端のちょっとしたレンガの花壇に無造作に植えられていた葉牡丹。どなたが植えられたものか存じませんが、私も楽しませていただいた一人です。

きっと勝っと!

2007年02月24日 | Weblog
 
 左が、アメリカ。右が日本のキットカットです。
以前、中国土産に丸い箱に恭しく詰められたキットカットを頂きました。
なんとなく、漢方薬の香りがしたようなのは気のせいだったのでしょうか。同じキットカットなのに、お国柄って出るものだと感心しました。
では、遠路はるばるアメリカからやって来たキットカットはどんな味がするのでしょう。
興味しんしんで食べ比べてみました。

 まずは、見た目チェック。
外観は、アメリカのほうが小ぶりです。しかもきっちりと紙で包装されています。日本のは、中で泳ぐくらいの余裕を持たせたビニール袋の包装です。
早速、開封してみます。

あれ?
開封した後の、写真がありません。
・・・・・・・・。

味見に熱中していたあまり、保存するのを忘れてしまったようです。
無念です。

とにかく、身体測定をしていたのでそれを記してみましょう。

      【アメリカ】   【日本】
 たて:  10ミリ     11ミリ
 よこ:  62ミリ     56ミリ
 たかさ:  9ミリ      9ミリ

 すなわち、アメリカのものより幅広で少々短いのが日本バージョンだということですね。色はアメリカのほうが濃い茶色で、角がきっちり残っています。日本のはミルクチョコレートだなと容易に想像が付く色合いです。こちらは袋の中で揺れているうちに角が取れたのかもしれません。KitKatの文字も、アメリカのは細くてシャープな感じ。日本のは、やや丸みを帯びて可愛い印象でした。

 次に、肝心なお味についてです。
アメリカ・・・・・粉感が少し気になる。ウエハースがコーヒー味にも感じられる。多少湿り気があり、ちょっともさもさする。チョコレートの香りより甘味が勝っている。
日本・・・・・・・チョコレートの香りがする。ウエハースとの一体感も申し分ない。甘さも程よい感じ。チョコの厚さがほんの少し厚いような気がする。新鮮な味わいもこちらのほうが勝っていたよう。

 以上が、竜子とともに二つを食べ比べた結果のご報告です。
食べなれた日本の味にやはり親しみを感じてしまいました。
しかし、よく考えてみれば、品質が同じように保たれていたのかどうかということも吟味しないといけないですね。
紙で包装されただけのアメリカ版は、空気に触れながら徐々に味わいを変えていったのかもしれません。逆に、日本版は、劣化を止める気体が充填され、出来た時の味が保たれていたのではないでしょうか。

 今年の冬は縁起をかついで?キットカットをよく食べました。
少し前には、受験生に向けてホワイトチョコのキットカットとの紅白の合格祈念バージョンも発売されていました。
ほとんどが語呂合わせの受験生向けお菓子の中にあって、なかなか老舗の風格でした。

 いろんな方からお心遣いを頂いて、明日から最後の試験に臨むうちの受験生。
キットカットさんも、お力添えのほどをどうかよろしくお願いします。


テレビ映画

2007年02月23日 | Weblog
 久々に、とっぷりとテレビで放映された映画を見ました。
永瀬正敏さん主演の「隠し剣 鬼の爪」です。

寛いだ気分で何か見たいと思っていたところに、ちょうど希望する種類の映画に行き当たりました。これは、先の「武士の一分」に繋がる山田洋司監督の一連の藤沢作品の一つです。
塾長さんも以前この作品の永瀬さんの良さを紹介しておられましたが、確かにとても役柄にぴったりだと思いました。
今夜はほっと気を緩めたいという気持ちも手伝ってか、最初のほうからもうなんとなくうるうるしていましたが、それは、松たか子さんの可憐な健気さに負うところが大でありました。画面から聞こえるなまりのある片田舎らしい言葉も、可愛らしさを増していたように思います。気の強い、激しい役も得意な彼女がこういう役もこなせるなんてさすが女優さんですね。
永瀬さんは、その松さんが無意識に思いを寄せる相手としての主人公、とても温かく優しい人柄、でも剣の達人という人物をとても自然に表現されていました。

 永瀬さんの妹役の田畑智子さんも、いつもの個性的な可愛らしさというよりも、今回は、正統派的な美しさが際立っていました。この女優さんも好きな役者さんです。
永瀬さんの必殺仕事人顔負けの瞬時の飛び道具の使い方もさまになっていました。
そういえば、かつていろいろお仕置きをしてきたのは梅安先生の方でした。その彼、この度は悪役の家老の緒形拳さんが、激似の剣に倒れると言うのもなかなか面白い巡り合わせです。

 作品の題名の「隠し剣 鬼の爪」は、語句の並列ではなく「世間にその存在を隠している剣法、その名は『鬼の爪』」と言うことだったのですね。
右から来たものを左に受け流しているうちは、そんなこともちゃんと理解できていなかったのだと言うことがわかった次第です。

開け・・・運

2007年02月20日 | Weblog

ということで開運そば。
とある不動尊のそばのそばです。
ここで飲むコーヒーは、開運コーヒーでした。

炎を背にしたお不動様の左に控えるのは、せいたか童子、右はこんがら童子。
釈迦三尊像も決まったメンバー。このお不動様の構成もちゃんと理由があるのでしょう。これがほんとの不動のメンバーですね。

でも、それは後ほどゆっくり辿ることにして、なにはともあれ、霊験におすがりしつつ、あと数日を乗り切ろう!

お土産は、おまんじゅうの詰め合わせと火事よけのうちわ。
趣旨に合っているのか・・・ちょっと疑問です。

 



霧にうかぶ

2007年02月19日 | Weblog

厳島(いつくしま)です。

宮島とも言います。このところ、こちらは霧の日が多いです。先日は、少し高いビルや山のほうは、霧の中でした。
少し晴れた頃、厳島を見張らせる郊外に行ったので、写真を撮ってみました。
厳かな感じがでているでしょうか。

このほぼ二等辺三角形の島は、広島市内の小高いところからなら、すぐに見ることができます。市内からだともっとはっきりするのですが、その姿はお釈迦様の寝姿とも、女の人の寝姿とも言われます。

学生時代、暇な午後の授業の合間に、窓からボーっとこの姿を見るのが好きでした。
海と島と山と、やはりこれが私の落ち着くところです。
湿り気もちょうどいいし、木が一本一本見える山が目に馴染んでいます。

住み慣れた町もまた良いものですね。

よーい、

2007年02月18日 | Weblog
晴れ!

晴れた富士山は西からのおのぼりさんにとっては、絶好の被写体です。
最初は、「あ、富士山だ・・」と、さりげなく気が付いた振りをして、興味なさそうな風をしていますが、真っ青な空を背景にすくっとそびえている姿を目前にしたとたんに、「ああ、ありがたや~~~。」
恥ずかしげもなく、シャッターを何度も切ってしまいます。

だって、滅多に上京することなんてないし、ましてや富士山をちゃんと見られる時間帯に前を通ることや、その時にお天気に恵まれることなんてそんなに何度もあることではないのです。
ほれぼれ~~~。

でも、どうしてこんなに一人なのでしょうね。
周りに友達らしい姿は見えません。孤高の存在というに相応しい潔い立ちっぷりです。
山梨県の側から眺めれば、また雰囲気が違うのでしょうが、太平洋岸から眺める富士山はそんな感じです。

上空はもはやこの世とは隔絶したような風情をたたえた富士山。
この富士を毎日眺めて暮らす人もいらっしゃるのでしょうね。
羨ましいなあ・・。

先日は、横浜を過ぎて、品川に入ってもまだ富士山の頂上を望むことが出来ました。
平らな関東平野とその西に立つ富士山の地理的な関係を改めて確認できた晴れの日に感謝でした。


抹茶

2007年02月14日 | Weblog
そういえば、ここのお店では、抹茶のシフォンケーキがいただけるようでした。
でも、注文したのは、抹茶ではなく、かぼちゃとりんごのケーキ・・・とカフェオレ。

流れていたのは、NOISEではなく、心地よいJAZZ。



残してきたのは、花びらではなく、足跡。



カフェラテ

2007年02月13日 | Weblog
 
 最近のマイブーム・・・は、泡立つ美味しさのカフェラテです。
ふわふわのミルクが甘くて、お砂糖を入れなくても優しい味わいが気に入っています。
今朝の一杯は、大きな窓がロータリーに向かって広がっている地元の駅前のカフェでした。



 日増しに明るくなってくるこの頃ですが、今日は特に陽射しが強くなったように感じました。
目に入る風景は、とても穏やか。市内で二番目に大きいはずの駅も、大きな街を見慣れた目には本当にのんびりとひなびて見えます。


 はまり始めはここですね。三日続けて通いました。


駅舎の中の小さなお店だったので、タバコの煙にむせたこともありましたが、それもなかなか渋い感じでした。
たぶん、二度と会うこともない人と同じカウンターで隣同士。
そこは目的地に向かう人たちが、それぞれの気持ちを整えたり、帰りの途中の人がふっと気を休める場所でした。

 昼間でも少しほの暗い、茶色い空間。
今日もいろんな人が集っていたのでしょう。