豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

晴耕

2008年04月29日 | Weblog
暦どおりとはいえ、とりあえず、大型連休モードに突入です。
まずは、畑!!

先ごろ読破?した万城目学氏の「ザ・万歩計」。
小説を書き始めたきっかけや著作の出版にいたるまでの話、笑への信頼、猿岩石も脱帽のヨーロッパ漫遊等々、ファンならずとも楽しめるエッセイの数々に、くすくす笑ったり、ちょっとほろりとしたり。
何より嬉しかったのは、彼が平成の「せいたかさん」だったことです。
「だれも知らない小さな国」で、コロボックルに出会ったのが三年生だったせいたかさんなら、ワープロの周囲を跳ね回る小さなオニを友とするのが万城目さんでした。

彼は、また「工場に萌え」る人であり、モンゴルに憧れた人でもありました。
そして、大瀧詠一メロディを解し、出町柳の「ふたば」で花団子を買って鴨川で花見をする人でもありました。

その彼が、中学時代に「技術」の時間に学んだ農業の極意?に触発され、今日は、畑に出向いて、ただひたすら耕してきました。あまりその授業が好きではなく、たいした成果は得られなかった万城目くんだったそうですが、最初の時間に黙々と担当の畑を耕していた真面目な同級生は、見事な作物を収穫していたと言うのです。
なるほど!これまで、どうも収穫物が貧相であったのは、畑の土作りが拙速かつ安易であったのではと、反省させられました。
耕運機を数度かけ、鍬で掘り起こし石灰をまきました。後は腐葉土を入れて元肥も心を込めて施す所存です!
ふふふふ・・・・。なんだか楽しみになって来ました。
ありがとう!マキメっち!!

巡り合い

2008年04月28日 | Weblog


「ゆかり監修 ぼっかけ牛スジ焼きそば」!!
つい先ごろ、さるお方が開拓なさったお好み焼きのお店ではないでしょうか・・・?
名の通った、有名店なのですね・・。このお好み焼きの聖地?へも進出していたのかあ~。さりげなく、焼きそばというところが心憎いですね。
甘口のソースが結構濃い目で、しっかりした味でした。小さな角切りのこんにゃくもアクセントになっていたし、ストレートな麺も本格的な感じでこしがありました。後を引く美味しさです!
それにしても・・・、アイスを買いに寄ったコンビニで、出合った時には運命を感じました。ふと目にした棚にいらっしゃったのですが、なかなか濃い目のビームを発しておられました。私が買わずに誰が買う???

さて、今後、人気商品として定番メニューに仲間入りでしょうか?
行く末を見守りたいと思います。

あ。。。。大事なこと連絡し忘れてた!しまった!


祈!

2008年04月27日 | Weblog
今年もまた、風薫る五月を迎える頃となりました。
虎子の就活第1ラウンドもいよいよ終盤。お力をお貸しくださいとご祈願に出向いた神社の境内には、鯉のぼりが翻っておりました。
進むべきよき道をお示し下さらんことを!


壁際に植えていたはずのもっこうばらですが、お隣の立て替えでその壁が無くなって初めて日の目を見た茂みの裏。気が付かないうちに、フェンスを編みこんで成長していたのでした。いまさらどうにもなりません。困ったなあ・・。


いろいろ考えることもあったのでしょうね。毎年きれいな花を楽しませてくれていたけれど、こんな葛藤を抱えていたなんて知らなかったよ。この時期本当に家族を元気付けてくれているね、ありがとう!

さあ、虎ちゃん、おじいちゃんにもお願いしたし、みんなが応援しているよ。
明日は思い切って最終面接を受けておいで!

一瞬

2008年04月25日 | Weblog
最近、時々、意味もなく不安になることが。
五秒前に戻れるといいのに・・と思うことが、どうか起きませんように!と祈るこばかりです。
なんであれ、一度通過した時間は後に戻すことはできません。
この一瞬を無事に通過できただけでも、奇跡的なのかも!?
感謝しなくては・・・ね。

信号機のある交差点。横断歩道の手前で、信号待ちの車の列を縫うように横断していった黄色いカバーをかけたランドセルの女の子。新一年生さんですね。
お母さんが見たら、血の気が引くだろうなあ・・・。

神様の目で見たら、私にしたって、そんなことを日々繰り返しながら暮らしているのかもしれないですね。
ぞ~~っ。

若いうちに

2008年04月24日 | Weblog
是非、インプットを!

先日、クイズ番組についてあれこれ考えていたことに、塾長さんが感想を書いてくださっていました。
漠然と眺めていたことも、身近で小中高の子どもさんと接していらっしゃると同じものを目にしていても感じ方は異なり、憂いは切実なのだなあと思わされたことでした。お馬鹿キャラのタレントさんを鑑とはせず、自分の領分を全うして欲しいと言う願いは親身なものですね。
確かに、その時分時分で各自に与えられた課題に面と向き合うことは、それを達成して行く過程で各自が鍛えられ、その結果として身につくものは誰にも盗まれることのない自分の財産となるものでしょう。

と、ここでことさら書き連ねることよりも、なによりも・・・
若いうちにいろんなこと叩き込んでおく方が、便利さ~~~ってことなのですが。

もう、本当に哀しいことに、この年になると(と言っても、さほどのことはありませんが・・)新しいことが、脳みそに刻みつかない!のです。
驚いたり、感心したり、発見したりということは、それほど減らない(今のところはね)のですが、それをきちんと覚えていられないのです。
ほ~~っと感動したことは、記憶にあるのですが、なんということでしょう、その内容が朧月夜!まったく、明確に蘇えってこないのです。そうだよね!って深く頷いたことは覚えているのに、内容が思い出せない!と言うのは中々寝覚めのわるいもので、どうも落ち着きません。よく、ご飯を食べたことさえ覚えていれば、その献立まで思い出せなくてもいいよといわれますが、どうもそれも情けない。

しかしながら、十代の新鮮な脳みそを保有していた時は、そうではなかった(ちょっと怪しいけれど)はずです。暗記科目には苦労はしましたが、それでも今より格段に歩留まり率は良かったのでしょう。そんな若い脳みそに、どんどん情報をインプットしておかない手はありません。失って始めてわかるありがたさ・・これもその一つですね。さらに若かった中学受験の前に機械的に叩き込まれた様々な雑多な知識は、今もいろんなものを理解する礎になっているようです。中学受験についてはそれぞれ思いはあるかと思いますが、あの柔らかい脳細胞に、機械的に多量の情報を流し込むと言う点においては、とても適切な時期だったのではないかと、ほぼその残滓で今も生活しているような身としては思ってしまいます。関東平野は利根川、庄内平野は最上川!とかですね。

ちなみに、うちの娘たち二人は、ある意味母の翼をかいくぐり?中学受験を経なかったせいか?まったくそのような細かい情報にはアバウトです。時々頭をかかえることもしばしなのですが、これは私の反省点でもあるわけですね。何も中学受験に委ねずとも、もっと他に方法もあったはずなのでしょうが・・・。



疑問

2008年04月23日 | Weblog
疑問:その一

今朝の通勤途中に聞いた女子学生(注:共学の高校に通っている)の会話。
「うち、絶対男子がおらんといやじゃあ~~。」

ふーん。そういうものですかぁ。
何故?
男の子が好き・・と言う単純なことを広く知らしめているのか?
いや、それとも、女子ばかりだと陰湿な空気になるのではという心配から緩衝地帯?どしての男子の存在を求めているのでしょうか?
おそらく後者だと思われますね。
なるほど、いつの世も女子校に対する認識は、そうなのね・・と再確認いたしました。しかしながら、経験者からいたしますと、そんなことはないのでありまして、むしろ男子のいることで女子同士の軋轢というものも生まれるような気も致します。ともかく、女子校に通うことの最大の利点は、この「女子校って、なんとなく怖いよね~」という世間一般に広く流布している漠然とした不安に対して、体験者として答が出せるということなのかもしれません。

疑問:その二
なんだか、最近棒状のお菓子に優れものがあるような気がしてなりません。トッポ、ポッキーシリーズ、いろんな種類が出ていました。
スーパーの棚の前でしばし熟考。しかる後に手に取った一品がこのバナナのフラン。
なんとまあマーベラス!!でございました。
で、疑問と言うのは、お味についてではなくて、中の小袋についてなのですが、この袋の上部に点線とともに方向が示してあります。点線部分を切れば良いのねといい加減に切り始めたのですが、これがウントモスントモ切れません。で、改めてその矢印の向いている方向に切れ目を入れると、まあ、なんとすっきり切れたではありませんか。どういう構造になっているのでしょう。そういえば、お寿司に添えてあるお醤油やインスタントラーメンについている小さな袋も縦横を間違うとなかなか切れなかったことを思い出しました。でも、このフランは、縦に切ろうとしたわけではありません。同じ横でも、それが右からと左からでどうしてこうも違うのか・・・まったく不思議です。



このシリーズで、抹茶も出ていました。こちらも美味しかったです。ちょっとした贅沢なひと時を味わいたい向きには、お勧めの一品でございます。その折には、切れる方向を確かめていただくのもご一興かと存じます。

もっこうばら

2008年04月22日 | Weblog

まだつぼみ残るこの頃が一番綺麗かな?
今年のもっこうばらです。
実は、この子のハートもねじれ気味なのですが、それを撮り忘れてしまいました。


春ならではの収穫物のおすそ分け。
あさりと新たまねぎです。新たまねぎは、この時期葉っぱも柔らかく、まるごといただけるので楽しみなのです。
それにしても、あさりたち寛いでいるなあ。

ところで、今日はアースデーだったのでした。朝のテレビで知りました。
このニュースを見なかったら、いつも通り車で通っていたでしょう。
今日、朝一番で向かった先は、22日が「車に乗るまあデー」の実施日。各自の都合に任せてあるので、どうしてもと言うわけでもないのですが、見てしまったものはしかたがありません。しかるべきところまでは車で行き、そこからテクテク歩いてみることにしました。
なんて付け焼刃!
結果、仕事するまでにくたびれました・・・。でも、いつもは通り過ぎる家々の玄関先の花壇や生垣の花をじっくり眺めることが出来たのは何よりでした。写真に撮りたいなあと思う心をなんとか押さえつつ目的地に着くころにはうっすら汗ばんでいました。
エコロジーにちょっとは貢献できたのか?
出来たとしても、自己満足とさえ言えないマイクロ単位。いつもより二酸化炭素を多く排出してしまったような自分の様子を見ると、しない方がましだったのかもしれませんね。

クイズ番組

2008年04月21日 | Weblog
このごろ、とてもクイズ番組が多く放送されるようになったような気がします。
昔も人気のあるクイズ番組があり、「クイズダービー」や「世界まるごとハウマッチ」という番組は毎週楽しみにしていた大好きな番組でした。
もちろん、最近の番組も面白いものがたくさんあります。
でも、かつてのクイズ番組がいわゆる学校で勉強する内容以外の雑学と呼ばれる種類の知識を競うことが多かったのに比べると、このごろの番組は、学校で習う内容がそのまま問われているような問題が多くみられるように思います。

タレントさんにあらかじめ課題を予習してもらって、その成果を試す番組もあります。お笑いタレントさんで高偏差値の学校の出身者がそのミスマッチともいえる学力の高さを披露して尊敬を集めたりもしています。
学力を得ることが、良いこと、大切なことだということを繰り返し画面で見せられているような気さえします。中で、お馬鹿キャラと言われるタレントさんも出現して人気を集めていますが、それもあくまでもお馬鹿は恥ずかしいと言うスタンスで振舞われているようです。可愛らしいけど。

少し前は、学力のあることは決して万能にかっこよいものではなかったように思います。渋谷でガングロの女の子たちが闊歩していた頃。「私達、馬鹿だから~~っ」と開き直って、勉強に勤しむ人たちとは違う価値観で生きていることをかっこいいとしていた時期もあったように思います。それが、そのガングロスタイルが廃れてきたのと平行するように、勉強が出来るのもかっこいいとテレビの画面でも認められるまでに復活してきたと言うべきでしょうか。ネプ投げなどでかなり顰蹙をかったネプチューンも、かつての勇姿?もなんのその、自らのタイトルの付いたクイズ番組でご活躍中です。学力は誇ってよいものに返り咲いたようです。

「生きる力」。
これを授けんとして改革を試みた結果、かなりの学力低下を招く危険性が発生し(たのか?)、方向転換が図られているようです。目標は正しかったとしても、その方法が頼りなかったのでしょうか。詰め込みの学力が否定され、実学が重視され、それが地域との連携や職場体験の推奨に繋がっていったのだと思います。でも、咲いている花を眺めに行けば綺麗な花の咲かせ方が自然にわかるわけではなく、やはり土壌を整え、適切な蒔き時、肥料のやり時を見極めて世話した後にやっと綺麗な花を見られるかもしれないということに思い至ったということなのでしょうか。「生きる力」を養うことが否定されたわけではありません。その手段が再考されたということですね。

方向転換が難しい公の改革。それに先立って、手近なメディアで即効性を期待したのが、最近のクイズ番組の隆盛であるとするのはうがち過ぎでしょうか。そうではなくて、単に高画質高性能のテレビが、かつて家族で一台のテレビを見ていた視聴形態を復活させ、それにもっとも適しているのが多様な世代に受け入れやすいクイズ番組であったと言うことなのかもしれません。
でも、電波は所詮国のもの。いくつかの不祥事で、管理側からお灸をすえられたテレビ局に、それとなくこういう番組が望ましいですね・・と言う提示があったとしても不思議はないような気もします。(それとも、本当に単純にクイズが好きなだけなのかも・・?)

学力を細やかにつけるということは、とても重要なことであり、生きる力の根本ともなることだと思うので、昨今の風潮は歓迎することはあっても否定しようとは思いません。ただ、教養や知識は、まず個人が必要と思い、個人のものとして活用するべく積み重ねられるものだと思います。国家のデザインの中に都合よく配置されるために獲得するものではないはずです。かつて、企業の中で従順に暮らす術を身につけるような教育と言うものもあるのかもしれないと感じたこともありました。

メディアの及ぼす力は、思いのほか大きいものでしょう。世論操作ということも、密かに行われていることは、想像するに難くありません。それを見抜く力、それも大事な生きる力。その基ともなる基礎的な学力を身につけることをよしとする風潮はまことに喜ばしいと素直に思うことにしましょう。
でも、いまさらながらですが、学力ってなんでしたっけ・・?
読み書きそろばん?
とりあえずは、DSを手に入れて、漢字の練習でもしましょうか・・。
そうそう、このソフトもなんだかお勉強関連が多くて不思議だったのですよね。
あれこれ詮索しましたが、結局のところ、日本人ってただただ勉強好きの勤勉な人たちなのだということなのかもしれませんね。

映画化!

2008年04月20日 | Weblog
映画化されるニュースをもう一つ!

じゃ~~ん!
「鴨川ホルモー」来年の春、公開予定!

日ごろの怠慢がたたって、休日出勤した私でございますが、帰りに立ち寄った書店で、天の神様が褒美?に与えてくださった万城目学さんの初のエッセイ集「ザ・万歩計」。意外なおまけも心憎いです。万城目さんのイラストのしおり!可愛いです。万城目さんはビジュアル的にも好みです・・・ムフ


早速ページをめくっておりますと、後ろの方に映画の告知が載っておりました。
ヤッホ~~!

来年ですか・・・。
キャストも気にかかります。
そうだ!
もう発表されているのかもしれない。
ちょっと、検索してみましょう。

京都新聞
ボイルドエッグズ

関連記事で詳しいところは、この辺りかな。
でも、キャストの発表は見つかりません。
京都ロケのエキストラが募集されていました。
物語の始めに登場する葵祭りの風景を撮影するようです。
ああ。。。。行ってみたい!

ふむふむ・・・
一部では、このような情報も流れているらしいです。
安倍→山田孝之さん
凡→栗山千明さん
高村→濱田岳さん
三好兄弟→斎藤双子

山田孝之さんといえば、かの「電車男」さん?
監督は、「犬と私の100の約束」の本木克英さんだということです。
まだ公開中かな。
まずは、予習しておきましょうか。
なにはともあれ、わくわく!


でも・・・、こんなおばちゃんのファンは迷惑かなあ。
ごめんねえ。


ガマ王子VSザリガニ魔人

2008年04月19日 | Weblog
「MIDSUMMER CAROL~ガマ王子vsザリガニ魔人~」。
去年、こちらで公演されることを知った時からずっと楽しみに待っていたお芝居を先日観てきました。
伝説の舞台だと聞いていましたし、後藤ひろひとさんの作品ということですからこれは是非とも何をおいても見に行かなくては・・・ね。今回は、その場の新鮮な感覚を味わいたくて、敢えて何も準備せずに出かけていきました。この舞台には、ミュージカル女優さんでは若手ナンバーワン!と思っている新妻聖子さんも出演されるというので、それも楽しみでした。

舞台を宣伝するチラシ(↑フライヤー)に写っている出演者の皆さんは、シルクハットのような帽子をかぶり、中世のピエロのような修道士のような揃いの衣装を着て真面目な顔で正面を見据えています。このチラシからだと、まったく違うお話を予想してしまいそうですね。
舞台は現代(だけど、少し前)の病院。出てくる人物は、頑固なおじさん、薄幸の美少女、ヤンキーの看護士、その筋の方らしい人・・・など等。
終わってみれば、後藤さんに見事に振り回されたなあ・・・と言えなくもない展開。彼の狙い通りに笑って泣いてしまった自分を発見してちょっぴり苦笑。
でも、その場に流れる空気に身を委ねて、同じ所に集った方々となんらかの気持ちを共有するというのも、舞台を見に行く面白さかなとも思いますし、しかめつらして、流されないぞと身構える必要もないしなあ~と照れ笑いもしたり。
どうせ、作り事なのに・・・と、テレビドラマや映画を見る人の気が知れないという方もいらっしゃいますが、まあ、人それぞれ、いろんな楽しみを見つけたほうが勝ち!とも思うわけであります。
とはいえ、異論を挟む余地のないかなりストレートな状況設定は、後藤さんに超人的?パワーを期待する一人としては、もっと含みがあっても良いかなあとも思ったりもしたのでした。
靴の上から痒いところを掻くような、もって回った言い方ですが、まだあと一公演残っているので、ネタバレは自粛させていただきます。(けして手抜きではありませんです。ほほほ。)
少しだけ申し添えておくなら、楽しい場面もたくさん!・・特に、後半の劇中劇などは笑い溢れるめくるめく展開です。春風亭昇太さんのアドリブの場面はこれまでで最長だったとか。スタジオライフのプリンシパル的存在、笠原さんのお美しいドラッグクイーンぶりを始め、怖&可愛い山内くん、めだかに扮した聖子ちゃんなどなど、見所は満載です。パコ役の女の子、志村玲那ちゃんはとってもピュアで可愛いし、主人公を演じられた吉田鋼太郎さんの声やさすがの演技は迫力満点。(密かにウサオに似ていると思っている)岡田浩暉くんのお医者様もほのぼのとして良かったなあ。楠見薫さんはもうそこにいらっしゃるだけで舞台を観に来ているという気分にさせてくださるし、戸次さんは最近良く拝見させて頂きますが、とっても自然で安心感がありました。初めて拝見した月船さんもこれから何度もお目にかかれそうな女優さんですし、熱血消防士役の中山さんの最後の放水場面は絶妙でした。しみじみ・・。
と、こんな素敵な舞台なのに、二階席が埋まってなかったのは本当に申し訳なかったです。人気の作品だということで、大きな会場になったのでしょうか。できれば、この作品は厚生年金会館の大きなホールではなく、お隣のアステールプラザで見たかったと思ったわけであります。だけど、こちらだと入りきれなかったのかもしれませんね。まったく、難しいです。せっかく、向こうから出向いてくださるのに、広島のみんな!舞台を見に行こうぜ!!
じゃないと、スルーされちゃうぞ、いろんな公演が。

ところで、この作品はこれから映画としても公開されるようです。
出演は、ええっと、役所広司、 妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、劇団ひとり、山内圭哉、國村隼、上川隆也・・・・おお、こちらもなんて豪華なのでしょう。
題名は「パコと魔法の絵本」。舞台の題名とだいぶ違いますね。こっちの方が、中身が想像しやすいかもしれません。キャッチコピーは「昨日をなくした女の子と明日がいらない大人達のミラクル感動ファンタジー♪」。
かなり癖のある登場人物を、各人がどのように割り振られて演じられるのか、興味しんしんです。
絶対に見に行こうっと!