豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

同窓会

2007年03月31日 | Weblog
 卒業生とお世話になった先生と保護者で20歳になったら集まろうねという、なんとなくの約束がとうとう実現し、長い教員生活でもなかなか珍しい集いですと先生が挨拶された同窓会が今夜行われました。

 

 女の子は、本当にお姉さんになり、だれもが華やいだ雰囲気。男の子は、ちょっと頼りなかったメンバーもかなりたくましくしっかりしてきて頼もしい限り。
中学卒業後、5年を経て久々に集った子どもたちは、それなりの変貌を遂げ、最初は多少ぎこちなかったのですが、すぐに楽しそうな様子で打ち解け始めました。

 宴の終盤、親子のペアでツーショットの写真を撮ろうということになり、順次撮影場所でポーズ決めていきます。女の子とお母さんは、結構クール。男の子とお母さんは、「腕を組んで!」という注文に照れて仏頂面をする子。自らお母さんの手を取って寄り添う息子、うれしそうな母。積極的に息子の腕を取り、自慢の息子をアピールする母。
うらやましいぞ!男の子の母!!
お父さんも二名。一人は、息子に逃げられておりました。嗚呼。

 三々五々、次の場所に向かう子どもたちを見送りながら会場を後にしましたが、庇護してきたつもりの子どもたちから、気遣いのある振る舞いを受ける側になったことがうれしい(と、思わなきゃいけませんね)・・・・一日の終わりです。

「ン」

2007年03月30日 | Weblog
プロ野球セントラルリーグが今日開幕しました。

地元の球団広島東洋カープは、見事開幕戦を飾ることが出来ました。
スタートは、例年良いのですよね・・・。

今年は、チームの状態も充実しなかなか明るい展望が開けているようです。しかも、三位までに入っていると後半もかなり熱く応援できる仕組みになり、はやばやと諦めなくてもよさそうです。
なじみの市民球場とも今年と来年でお別れです。このあたりで大きな花火をあげて最後の姿に花を添えてもらいたいものです。本当に、なんとならないでしょうか、なんとか。

一つの希望が、ボネちゃんのありがたいご託宣です。
日本シリーズの優勝チームの監督の名前の最後に、一昨年、去年の監督とも「ン」が付いているというご指摘です。確かに、一昨年は千葉ロッテマリーンズのバレンタイン監督、去年は北海道日本ハムファイターズのヒルマン監督が優勝チームを率いておられました。お二人とも「ン」で終わり。運も見方につけておられたのでしょう。
そしてそして、何を隠そう、カープの監督も恐れ多くも「ン」が付くお名前なのです。その名もブラウン。
ボネちゃんは、名前の始まりの文字にも注目されていました。一昨年は、「ハ」、去年は「ヒ」。この展開では次に続く文字は「フ」しかありませんね。
ああ、なんと言う巡り合わせでしょう。ブラウン監督こそ、その任にあたるべきお人なのではないでしょうか。
クライマックスシリーズと銘打たれた新方式は、三位までが優勝を争う権利を獲得できます。優勝を他のチームにお譲りしがちな奥ゆかしいカープにもってこいの方式ではないでしょうか。
例年になく、明るい希望を持って開幕を迎えたカープファンですが、私もこの運命の「ン」の法則に大きな望みを託してゆったり構えて応援していこうと思っています。

特に、嶋選手!期待しております。

納得

2007年03月29日 | Weblog

非常ボタンの位置を示す案内板。
一番下の中国語表記は、「呼叫大的事情」でしょうか。
大きな声で叫んで人を呼ばなくてはならない事情が生じたときに押してくださいということなのですね、きっと。
取材場所は、あえて明かしませんが・・・、緊急な状況に陥ると大きな声で叫びたくはなりますね。

ほーっと納得した中国語に出会った最初は、東京ディズニーランド。
どきどきしながら初めてスペースマウンテンの列に並んでいる時でした。説明板の一つが中国語で、スペースマウンテンは「太空山」と表されていました。太くなくて広いんじゃないのかなと思いますが、確かに太いという表現は壮大さを表すのに適しているのかもしれません。
ビッグサンダーマウンテンは、「巨雷山」。んーーーーー、確かにそうですね。

格調高い漢詩も好きですが、こういう面白い中国語も和みます。
同じ文字を使っていたという親しみが湧いてきます。とはいえ、まったく違う意味もあるそうですが。

中国は巨大な市場になることが期待され、これからの発展がさらに注目されています。竜子の同級生も四人が中国の大学に進学することになりました。秋まで日本で研修して、その後上海に旅立つのだそうです。そういう時代なのですね。
友達を訪ねて竜子も上海に行ってみたいと計画しています。その竜子に案内を頼んで、いずれ上海蟹でも食べに行きたいものです。

いつか

2007年03月27日 | Weblog
マンション見学?


では、ありません。

豪華客船「飛鳥Ⅱ」です。
横浜大さん橋国際客船ターミナルに入港中でした。「くじらのせなか」と名づけられた屋上の広場から眺めることができます。
これからどこに行くのでしょう。


船のデッキには、きれいに整えられたグラスのお盆。シャンパンの栓を抜きに来たウェイターさんや、演奏前におさらいをしているパーカッションの演奏者さん。
舞台裏の様子も垣間見られて興味深かったです。


窓越しに港の風景を楽しむ人。ビデオカメラを回す人。見学者を見学する人。
同じ船に乗って、旅をすることになった方々。それぞれのそれぞれを思い返したり思い描いたり、そんな時間が過ごせそうな船の旅。
いつかあすかに乗る日が来るのかなぁ・・・。

発見

2007年03月26日 | Weblog
発見と言うかやっと合点がいったというか。

バレリーナの世界では、練習を「一日休めば自分にわかり、二日休めば稽古場の仲間にわかり、三日休めば観客にわかる。」といって、お稽古を怠ることを戒めているようです。

その例に当てはめれば、肥満は逆に「まずは縁もゆかりもない人にそうだと認識され、次に周囲の人にそうだと指摘され、最後に自分がそうだと認めざるを得ない事態を迎える。」という過程を辿るのでははなかろうか・・・と。

意識はしていましたが、どうみてももはや小太りではなく立派に肥満域に達した自分を認めざるを得なくなりました。顔が違う!
鏡の中の自分に逃れられないものを感じました。免許皆伝!一丁あがり!押しも押されもせぬ太ったおばちゃんです。

そんなおばちゃんが、人力車に乗ることになりました。
もう、申し訳なくて、申し訳なくて・・・出来るだけ身を縮めて息も潜めていたのですが、そんなことで質量が変化するはずもなく、「重いでしょう・・・?」とお兄さんにたずねてしまいました。
元気良く返ってきた言葉は、「大丈夫ですよ。お相撲さんを乗せたこともありますから!」。
励ましの言葉をありがとう。

 

浅草の人力車は楽しかったです。
仲見世は回れなかったけれど、周辺をいろいろ案内してもらいました。歴史や街の説明付です。それを駆けながらやってのけられます。浅香光代さんや、アニマル浜口さんのお宅や、隠れた名店や鐘つき堂などなど。
狭い路地を潜り抜けたり、車道だってびゅんびゅん走ります。人力車は軽車輌なので車道もOKなのだそうです。照れくさいのは最初だけ、恥ずかしさも何のそのの楽しいひと時でした。
ただし、外国人観光客さんの格好の被写体です。もしかして、どこかのブログに掲載されていたらどうしよう?とかなり本気で心配しています。

アルゼンチンババア鑑賞

2007年03月25日 | Weblog
買い物に街に出るついでに、久々に家族揃って映画鑑賞をしました。
よしもとばななさん原作の「アルゼンチンババア」です。最近のほとんどの作品を見尽くしている虎子のまだ見ていない映画を探すと、そうなりました。母は、もとから是非見たいと思っていましたし、竜子は何でもいいよ。父は、鈴木京香さんが見られるのかと大乗り気で出かけていきました。

さて、ここからは、期待していた母の感想です・・・。

YAHOO!JAPANまで巻き込んだ委員会を作って制作をしようと思った動機は何だったのでしょう。ビジネスとして成功する予測図は描けているのだと思いますが、伝えようとしたものを十分に受け取ったという充実感を味わうことは出来ませんでした。

かけがえのない愛する妻を病で失ったお父さんのアルゼンチンババアとの暮らし様は、他の何かと比較してその善悪を評価されるものではなく、それだけでそうあるべき姿だと位置づけられるものだということが描かれているのだろうと思っていました。
でも、期待ははずれ、原作には登場しないお父さんの妹の存在が、メルヘンともいうべき小説の設定に現実感を添え、それがなんとも中途半端な印象をもたらしているように感じました。
お父さんが打ち込んでいた曼荼羅の制作に関するくだりも、さらっと単なる一場面として描かれ、原作にあった物語の中心ともいうような役割は担わされてはいませんでした。
妻を亡くした人が、その悲しみのあまり事実を受け止められなくて、精神の破綻をきたす。その綻びを繕ったのが、非日常の世界を生きているような世間から疎まれている変わり者の汚いおばさんだった、という事実の中に含まれる、生きているということの核のようなものをもう少し見せて欲しかったなあと思いました。

「命短し、輝け、すべての人」ということなのだと思いますが、言葉で説明するのではなく映像で見せて頂きたかったと、勝手なことを思ってしまいました。
原作からその設定やエッセンスだけを抜き取って、まったく別なものを作るという制作の方法もこの頃はよくありがちです。その方がかえって映画としてのまとまりを高めている場合もあると思います。
今回は、かなり奇妙な小説が映画化されるということで、どう映像になっているのかという期待が高かっただけに、見るほうの私が原作にこだわりすぎているのかもしれませんね。

虎子の感想
「結局、お父さんが弱い人だったって話なのかな?」
竜子の感想
「・・・・・。」
父の感想
「よくわからなかったが、鈴木京香が美人だと言うのはよくわかった。」

以上。

研究報告

2007年03月22日 | Weblog
チロルチョコ「花よりだんご」一袋=105円。
ばら売りの普通のチロルチョコ。今売り出し中の「宇治まっ茶もち入りチョコレート プレミアム」=30円。


大きさを比べるとこんな感じ。


一回り大きいですね。それ以上にパッケージも一個売りのほうが、重厚です。でも、中身の違いは大きさだけのようです。味は、まったく変わらないと思います。


レギュラーサイズ三つ分と少しで一袋買える勘定ですね。金額だけなら、10個で105円の方が断然お得なのでしょうが、やっぱりプレミアムな一個売りの方が、満足度が高いのかもしれません。
でも、個数と値段と企画の楽しさの総合評価では、シリーズ物の方に軍配を上げたい思います。

お姫様

2007年03月19日 | Weblog
薹(とう)が立った・・・葉牡丹です。でも、今日は豪華なドレスをまとった姫君に見えました。白いドレスが、日増しに強くなる日差しに映えてまばゆいくらいです。



こちらは、紫のドレス姿のレディ。すらっと背が高いですね。



はじけ損なったのかな?
もう少し待てば、華やかな姿に変わるのかなあ・・・?
頑張れ!

外郎

2007年03月18日 | Weblog
外郎(ういろう)は、羊羹のような棹物の和菓子です。

名古屋名物として塾長さんが紹介されていましたが、お隣の山口県の名物でもあります。
私のお菓子の記憶で一番古いせいもあるのか、とても好きな和菓子です。
何歳だったかはっきりはしませんが、深夜大人たちがざわざわする気配を感じた翌朝、一箱の和菓子が届きました。その中には、セロハンにくるまれたつやつや光る細長い小豆のお菓子が行儀良く並んでいたのです。
当時住んでいた家の前の田んぼの土手に車が乗り上げて横転し、物音を聞きつけた父や近所のおじさんたちが力を合わせてその車を救助したのだそうです。お菓子の箱は、そのお礼を言いにこられた車の持ち主さんからのものでした。
手で端を持つと左右にしなるそのお菓子こそ、地元山口名物の外郎だったのです。

小豆の味もくどくなく甘さもほどよい上品なお味。出来立ての生が一番美味しいのですが、真空パックになっているこの頃は、少し熱湯でゆでるとその出来立てに近い風味も再現することが出来ます。
もみじ饅頭の例のごとく、本家とか元祖とかさまざまある中で、私のご贔屓は御堀堂さんの外郎です。ちょっと幅が太めなところも安心感がありますね。

山口の外郎は平べったくてぷりんぷりん。対して名古屋のは厚みがあってかっちりと充実しているようです。同じ外郎といっても、プッチンプリンと焼きプリンのような違いがあるのは、何故だろう・・と調べてみました。すると、そもそも原料が違うのだそうです。名古屋のは米粉、山口のはわらび粉が使ってあるということでした。なるほど、あのプルプル感はわらび餅に通じるものだったのですね。
外郎は、もともとお薬だったとも言われる中国から伝わってきた食べ物のようですが、その土地土地にあった作り方で定着していったのかもしれません。さすがに広い平野を擁する名古屋のあたりはお米が豊富に手に入ったのでしょうね。

ところで、山口には「豆子郎」という外郎によく似たお菓子があります。これは、名物の外郎をもっと美味しくしたいという目的で戦後開発されたお菓子なのだそうです。外郎のなめらかな生地の中に豆粒が点在し、歯ごたえと風味を増しています。
実は、記憶をたどると、どうも先ほどの最初の記憶のお菓子は、この「豆子郎」ではなかったかと思い出されています。
その「豆子郎」を検索していると、おお・・・思わぬところにたどり着きました。

豆子郎 あざみ野店!!

先回りして神奈川県で待っていてくれたんだねえ・・・ってことはないですね。