豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

ピヨ太とピヨ吉

2006年07月31日 | Weblog
花火大会やお祭りの縁日の定番といえば、ひよこのお店?でした。

黄色いひよこが可愛くて、しかもお小遣いで容易に買えるので、たいがい帰りはひよこ連れだったような気がします。

早ければ翌朝に目を閉じていたりして悲しい思いを味わうのですが、中には生き延びるものもいます。

最初のうちは電球をダンボールの箱にセットして温めて飼います。餌はぬかやひよこ草。やわらかい葉に実のついたような雑草ですが、これを摘んできて食べさせたりしていました。

そうしているうちに、ふわふわの黄色い毛が白い硬い羽に生え変わっていきました。頭には、みみずばれのようなトサカが生えて来て中途半端な姿。
この時期が、一番みっともないでしょうか。
これを過ぎると、トサカも立派になり、歩く姿も悠然と貫禄がついてきます。

人間としては、一応かすかな期待を持って育てている訳ですが、もはや一縷の望みもなくひよこはオスであり、したがって卵は産まないということが明白な事実となる時期でもあります。

ひよこの雌雄を区別する技術は、日本が非常に優れているそうですが、確かにひよこがメスだったという話は、あまり聞いたことがありません。
卵を産まないだけならまだしも、彼らは日々バージョンアップし、ついには高らかにときを告げるようになります。
しかも、ニワトリは早起き!!・・・休日の観念もありません。
ご近所には、えらい迷惑です。
さらには、鋭くなったくちばしを武器に襲い掛かってきます。

解決策は・・・・食べてしまうか?
もはやペットですからそんなことはできません。

苦肉の策で、小学校のニワトリ小屋に里子に出すことにしました。
泣いて別れたのか、ホッとしたのか覚えていませんが、学校ではピヨ太とピヨ吉として人気者だったような気がします。

責任転嫁ですね。早い話。
用務員の先生が良い方だったのでしょう。たいへんお世話になりました。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2006-08-01 01:53:20
ピヨ
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Unknown (Unknown)
2006-08-01 14:34:31
ぴよ?
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Unknown (Unknown)
2006-08-01 14:35:03
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Unknown (みたぽん)
2006-08-01 19:19:44
お風呂屋さんの娘いたでしょう?彼女はひよこから育てた鶏を或る日親につぶされて、なきながら食べたそうです。でもおいしかったって言ってた!
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ここの (竜虎の母)
2006-08-01 21:05:24
ピヨちゃんは、どこに里子に出しましょうか。



万が一、ご希望の方はご一報下さい。



一年分のぬかをつけます。







・・・・・・・・・
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みたぽん (竜虎の母)
2006-08-01 21:06:16
あー。

えーと、ノムちゃんだね。



こうして古い記憶がだんだん鮮明になり・・・。

果てには、それしかなくなり。



怖いなあ。



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すみません (塾長)
2006-08-02 00:20:16
鶏は私の天敵ですので、何もコメントできません。



ただ、ピヨ太くんとピヨ吉くんの在りし日のお姿を若冲先生の筆によって、お忍びください。





http://proxy.f3.ymdb.yahoofs.jp/users/44142c0f_1295d/bc/33b5/__sr_/2c6f.jpg?BCSlhRFBrJdzDWEH





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塾長さん (竜虎の母)
2006-08-03 06:20:36
おいでいただいていたのに、気がつかなくてたいへん失礼しました。



きっと、決死の覚悟でいらしてくださったのですね。

絵までも携えてくださったのには涙を禁じえません。

やせ我慢?でしょうか。

くすくすくす・・・。



私の天敵は、私自身でしょうか。

今日の自分に明日は勝つ!です。



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