往診専門の治療師(さとはま)のきまぐれブログ! (注)治療事例や中医学的なことは書きません。ごめんなさい。

往診専門の施術家としての悩み、苦しみ、時にはちょっと考えたことなどをつぶやいています。
不定期更新。きまぐれブログ!

これしかやることがないからねぇ・・・。

2019年11月30日 09時17分09秒 | 雑感
よく、患者様や同業者の先生、いや、後輩のこれから鍼灸師(マッサージもふくめ)になるかた

から、先生は、10年もこの業界におられてすごいですね。

といわれることがある。

この仕事が好きですから・・・、とか、この職が天職ですから・・。

ということも社交辞令でいうこともあるけれど、実際はそんなものではない。

本音はこうだ。

これしかやることがないからねぇ・・・。

これだけ、盲学校にいって、眼がみにくくなり、前職で仕事が続けられなくなってしまった

から、この職業についただけ。

ただそれだけ、ただ、せっかくこの職についたのだから、どっぷり、東洋医学を勉強して

せっかくの第二の人生、悔いのないようにがんばりたい。

ただ、それだけ。

障碍者が、晴眼者の先生と同じ土俵にたったって、所詮ハンデはあるとおもう。

わたしの個人的な考え。

だってさ。

目の見える先生と見えない先生。

鍼をはじめてやる方だったら、どちらが、不安にならないだろうか。

たぶん、眼がみえる先生にいやってほしいとおもう。

でもね。

体験したからわかるけど、目の見えない先生のほうが実際は鍼はうまい

ような気がする。

なんか、気をうまくつかうというか。

わたしが通っていた全盲の先生はとにかく、厳しい先生で

いまでも、たまに夢にでる。

及第点をとってさ。

先生にそれで臨床がつとまるかといわれ、経路経穴がきらいでさ。

本当に精神的にも参ったっけ。

でもね、そのおかげで、経穴がすきになったし、

そのせんせいのおかげで、今があるんだよね。

一生勉強だよと。


もう一度あの頃にもどりたいのかといわれれば、それはいや。

だってさ。

本当に、全盲の先生の試験は、いやだった。

うそいつわりのない、実地体験。

取穴もきびしかったっけ。

もちろん、臨床もね。


たまに、うなされるのさ。

いまでも、定期試験のことを。

そうおもうと、盲学校を卒業してよかったような・・・。

どうなんだろう。


いまはなつかしい、あのころ。

あれから、もう十年以上が過ぎる・・・。

はやいもんだな。


あの先生にあったら、いまの私の技術はなんていわれるのだろう。

まだまだだな。

といわれるにちがいない。

あの領域にいつになったら達するのだろうか。

その日が来るまで日々しょうじんするしかないな・・・。
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大学病院

2019年11月30日 08時20分23秒 | 雑感
大学病院に入院している親戚のAちゃん。

今回はちょっと、Aちゃんのことを書こうと思う。

Aちゃん。は、日本人ではない。外国人だ。

彼女は、とても苦労者だ。

日本人と結婚し、2人の男の子に授かった。

そこまではよかった。

異国の地にやってきて、高齢者の介護をやって

とんなに辛くても、異国の地でがんばってきた。

日本語学校にいき、日本語にいきながら、育児と介護

どれだけの涙をだしたのだろう。

今はスカイプやラインで異国にいるおかあさんやお姉さんたちと

話をしているとよくいっていた。

そんな彼女が、3人目を妊娠したときに、悲劇はおきた。

3人目ができ、検診に行くと、血液検査をして、そこで、

すぐに、救急車で大学病院に・・・。

そこで、骨髄検査をして、白血病がみつかった。

彼女自体があまりよくわからない日本語。

そこで、英語で会話がしたいといったら・・・。

大学病院の医師たちは、たじたじだったそうな。

どうも、英会話ができる医師は数人しかいないという。

何故なんだろう。

大学病院の医師でも、そんなにも話すことができないのだろうか。

どうなんだろう?

わたしにとって、ふと、疑問におもった。

そういうもんかね。

ふと疑問におもった。

医学部まででて、英語会話ぐらい・・。

とおもうのは、わたしだけだろうか。


そんなもんなのか、大学病院っていうのは??

私は理不尽でしかたがなかった。

しかし、そこは、白い巨塔

そういうところなのかもしれないな。




そんな彼女には、B型肝炎もみつかり、

さんざんだろう。


そんなときでも、笑顔で接するだけに

わたしは、なんてこめんとしてよいのか

わからなかった。

今、異国の地から、おかあさんたちが

やってきてくれている。

おかあさんと何を話したのだろう。

まだ、子供も3歳と5歳。


やってあげたいこともあるだろう。

白血病は、今はきちんと治療したら寛解までは

いく。

だからこそ、一日もはやく元気な姿で、

退院してほしいと切に願うのである。





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11月も後半

2019年11月19日 08時16分01秒 | 雑感
11月も後半である。

この1か月もはやいもんであっというまだ。

私は、というと、いろんなことがあった。

親戚が、白血病になった。

身内で白血病ときいたとき、今までとは違う雰囲気があった。

確かに、白血病というものは、今はきちんと治療したら

生存期間はながくなる。

そんなことはよくわかる。

しかし、当事者からいえば、なんとコメントをしたらよいのか

わたしには正直、どうすることもできなかった。

わたしにできること、それは、何か困っていることがあったら

なんでもいってね。

私にできることはきちんとするよ。ということしかできなかった。

これから、抗がん剤やら、骨髄移植がまっている。

闘病はこれからが大変。

それをしっているのか、しらないのか・・・。

あの笑顔がとても怖かった。

どうすることもできない、わたしにとって、あの笑顔ほど

怖いものはなかった・・・。
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税金について考える

2019年11月06日 08時43分21秒 | 雑感
税金。

サラリーマン時代は自動的に税金が天びきされていた。

しかし、自営となった今、毎年の確定申告時に支払う納付を

ようになった。

つまり、申告納付ということになる。

年末になると棚卸をしたり、帳面の書き落としがないか

チェックする。

そんなせわしい年末をここ数年は過ごしている。


そんななか、有名人が、税金を無申告をしていたという。

あるいみ、すごいというよりも、この人の性格がものをいうのだろうか。

税金は、国民の義務というのを小学校でも学修する。

そんな当たり前のことをなぜしなかったのだろう。

過少申告するひとはいるかもしれないけど、無申告ってあるいみすごい。

とかんじたのはわたしだけであろうか。


税金を支払うことをためらう気持ちはわからなくもない、しかし、

みんなが納税しているのだからしょうがない。

そうおもいながら、みんなが納税しているとおもう。

すこし税金について考えた一日だった・・・。





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