11月12日の日経に、「ウクライナ巡り自制促す」云うタイトルの記事があった。これはトランプ氏がプーチンに対して言った言葉の様だ。トランプ氏はウクライナに非武装地帯を設ける案を持っている様だが、素人なりに、これを踏まえて私案を考えて見たい。
ロシアの目線で考えると、ウクライナがNatoに入る事はとんでもない事である。要するに、最前線が自国の隣に来る訳であり、看過できないだろう。そうなると、トランプ氏が言っている緩衝地帯または非武装地帯の設置は理にかなっている。
記事には、「トランプ氏はロシアが占領している領土の一部を維持する形での合意を支持する意向を示している」と書いている。そうなると、ルハンススク州を緩衝地帯またはロシアに帰属させる事が考えられる。後は、これにドネツク州を含めるかどうかが、論争になるであろう。
2つ目の検討ポイントは、軍事的に重要なクリミア半島の帰属である。この地はロシアにとってもウクライナにとっても重要な場所である。元々はクリミアにあるセバストポリがロシアの黒海艦隊の基地だったが、ウクライナ独立後は、クリミア半島の中にあるアゾフ海には、ロシアの重要な軍港があったと記憶している(間違いかも…)。その軍港から黒海に抜けるのに、クリミア半島で狭められている海峡を通る必要があり、そのクリミア半島が他国の領地である事は軍事面では許容できない問題であろう。
その為、クリミア半島を分割し、東半分をロシアの帰属にする事が、両国にとって一番納得し易い妥協案であろう。ロシア側からすると、クリミア全体を欲しているが、そうなるとウクライナにとって脅威になる為、その様な合意は難しいだろう。そしてこの軍事面でロシアはドネツク州やサポリージャ州も欲しいと言うだろうが、この辺りは非武装地帯としてウクライナに帰属させる方が良いのではないだろうか。
3つ目が一番難しい。素人では...。それは、ウクライナの東側ではロシア系の住民が沢山住んでいるのだが、彼等はどう考えているのか、殆ど情報がない。ロシア人だから、ロシアに帰属したいと考えているのか、それとも、独裁国家のロシアに帰属したくないと考えているのか、これが全く分からないのである。かれらの希望もある程度考慮する事も必要ではないだろうか?
そして、これらの妥協案をロシアが受入れない場合、アメリカはウクライナに入り込んでいるロシアの軍隊を攻撃し、場合によってはロシアの軍事施設も攻撃する事を伝えるであろう。そうしないと、この紛争は何時まで経っても終わらない。
ロシアの目線で考えると、ウクライナがNatoに入る事はとんでもない事である。要するに、最前線が自国の隣に来る訳であり、看過できないだろう。そうなると、トランプ氏が言っている緩衝地帯または非武装地帯の設置は理にかなっている。
記事には、「トランプ氏はロシアが占領している領土の一部を維持する形での合意を支持する意向を示している」と書いている。そうなると、ルハンススク州を緩衝地帯またはロシアに帰属させる事が考えられる。後は、これにドネツク州を含めるかどうかが、論争になるであろう。
2つ目の検討ポイントは、軍事的に重要なクリミア半島の帰属である。この地はロシアにとってもウクライナにとっても重要な場所である。元々はクリミアにあるセバストポリがロシアの黒海艦隊の基地だったが、ウクライナ独立後は、クリミア半島の中にあるアゾフ海には、ロシアの重要な軍港があったと記憶している(間違いかも…)。その軍港から黒海に抜けるのに、クリミア半島で狭められている海峡を通る必要があり、そのクリミア半島が他国の領地である事は軍事面では許容できない問題であろう。
その為、クリミア半島を分割し、東半分をロシアの帰属にする事が、両国にとって一番納得し易い妥協案であろう。ロシア側からすると、クリミア全体を欲しているが、そうなるとウクライナにとって脅威になる為、その様な合意は難しいだろう。そしてこの軍事面でロシアはドネツク州やサポリージャ州も欲しいと言うだろうが、この辺りは非武装地帯としてウクライナに帰属させる方が良いのではないだろうか。
3つ目が一番難しい。素人では...。それは、ウクライナの東側ではロシア系の住民が沢山住んでいるのだが、彼等はどう考えているのか、殆ど情報がない。ロシア人だから、ロシアに帰属したいと考えているのか、それとも、独裁国家のロシアに帰属したくないと考えているのか、これが全く分からないのである。かれらの希望もある程度考慮する事も必要ではないだろうか?
そして、これらの妥協案をロシアが受入れない場合、アメリカはウクライナに入り込んでいるロシアの軍隊を攻撃し、場合によってはロシアの軍事施設も攻撃する事を伝えるであろう。そうしないと、この紛争は何時まで経っても終わらない。
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