スローライフ~子どもと楽しむスローな時間

4人の子ども達と楽しむ自然な暮らし。子供達は、自然の中で生きる力をつけています。
日々の暮らしの様子を夫婦で綴ります。

骨髄バンク

2009-11-25 22:10:02 | 日記
10月に骨髄バンクにドナー登録しました。

そうしたら、ひと月しないうちに、登録患者さんの白血球の型と一致し、
ドナー候補者の一人に選ばれましたとの連絡をもらいました。
今後、骨髄移植に向け話を進めるか、断るか選択してくださいと。
まさか、こんなに早く連絡がくるとは思いませんでした。

いざとなると不安になって、色々と調べてみました。

骨髄移植に関連する死亡事故は過去4件あるようですが、3件は麻酔の事故
ということで、これは骨髄移植に限らず起こりえることです。

また、脊椎かどこかに針をさして採取するので、下半身不随になる危険性が
あるのではなんて誤解をしている人もあるようですが、実際は骨盤骨からの
採取で、そんなことはないようです。

ボールペンの芯くらいの針を刺すので、痛みなどの一過性の障害はあるよう
ですが、後遺症が残ったような人もないようです。

そして、何より骨髄提供者の77%の人が、もう一度提供を依頼されたら
また提供したいと答えています。

検査や採取施設への入通院などで仕事を休まなければならないことや、体への負担
はありますが、提供者に対しかなりの配慮がされていると感じました。

また、移植を待つ患者さんは、けっこうなお金を払って骨髄バンクに登録し適合者
が現れるのをまっていること、骨髄提供者に採取のための費用負担はないが、
それは患者さんの健康保険から支払われていることなども知りました。

不安はだいぶ解消されたので、移植に向けたコーディネートを開始してください
と回答しました。

ところが、結果的には私自身の今の健康上の問題でひっかかってしまい、今回は
骨髄提供することはできませんでした。全く情けない限りです。
適合の通知がきてから回答するまで、本当に色々なことを考えた約1週間でした。

しっかり健康になって、次の機会にはちゃんと提供に応じられるようしたいです。
あとは、骨髄バンクについてよく理解してもらって、登録者がもっと増えればいいなと思います(父)。