原発の事、六ヶ所のこと、放射能のこと、
子供達を守るために、私達に出来ることはないかと
模索し、発行することになった「もりもり新聞」Vol.2先日発行しました。
今回は、もりもりメンバー12人のうち、
女性陣の自己紹介を載せました。
赤ちゃんから高校生までの子供を持つママさんたちです。
そして、イヴェント紹介です。
今週、10/23日(土)、八戸総合福祉会館第2教室にて、
13:30より、青森県出前講座の一つ
「青森の再生可能エネルギーのポテンシャルと可能性」
という講座があります。
青森の再生可能エネルギーの可能性を知ることで、
青森県のエネルギーを再生可能エネルギーにシフトしていく方策を考えます。
また、11/20(日)13:00より
八戸市三八教育会館にて
「今こそ知りたい!Vol.3 崎山比佐子さんに聞く『放射能と私達の暮らし』」
と題して、崎山比佐子(医学博士・高木学校・元放射線医学研究所主任研究員)さんの
講演会を予定しています。
もりもり新聞、こちらのイヴェントでも配ります。
その前に欲しいわ・・・と言う方、
十和田のフェアトレードショップ「風のひろば」にも置いてあります。
6月に行われた小出先生の講演会のレポートや感想、
8月に行われた渡辺満久さんによる再処理工場と活断層の話のレポート、
書籍紹介やシネマ情報、
旅人AKOちゃんから学ぶ~私達のお金が戦争に使われてる?!~というお話、
放射能に負けない食生活情報&レシピなど、
盛りだくさんな内容になっています。
青森県は、六ヶ所があるにも関わらず、
どうも原発や再処理の問題に関して、関心が薄いように思います。
十和田市で、教育委員会が企画した、市の交流事業があるのですが、
福島とも交流があり、11月に福島に十和田の子供達を派遣するようです。
すでに申し込みが18名ほどいるらしいのですが、
非常に心配です。
なぜ今、被爆のリスクを冒して福島に子供達を派遣しなければならないのか、
理解に苦しみます。
教育委員会の言い分では、福島県内でも、比較的放射能値が低い地域であること、
行程のほとんどを屋内で行うので問題はないとの説明でしたが、
それでも青森県の放射能の値よりはうんと高い。
福島から、子供達を放射能から守りたくって避難してきている人がいる中で、
あえて、福島に子供達を向かわせるって・・・。
福島も、一部、安全だと言うことをPRしたいという思いもあるのかもしれませんが、
交流というのであれば、むしろ、
福島の子供達をこちらに招待した方がいいんじゃないかと思うのです。
子供達の事を考えている事業だとは思えません。
子供に安全な被爆線量などないのです。
これも、企画する側の放射能に対する関心の低さと無知の現れではないかと思います。
政府が大丈夫だと行っている放射能の基準値だって、
世界各国に比べたらべらぼうに基準値そのものが高いし、
子供の基準値を設定していないことも問題。
子供は、大人と一緒の基準値ではいけないのです。
細胞分裂が盛んな子供達が被爆するリスクは、
大人が被爆するより非常に大きいから。
子供を持つ方や、子供と関わる仕事をしてる方には、
特に、放射能のこと、もっと知って欲しいと思います。
「政府が大丈夫って言ってるから大丈夫」と、鵜呑みにしないで欲しいのです。
自分たちで、関心を持って、調べて、
何が安心で、何が危険か、知る必要があります。
放射能は目に見えないし、においも感じません。
だからこそ、見えないものから子供達を守る方法を学んで欲しいと思います。
私達の活動が、その小さな手助けになれれば、と、思います。