8月27日 6月7月、反政府デモが盛んだったとき、タクシム広場に立ちつづけ、無言の抗議で人々の共感を得た“立っている男”のことは、トルコ通の方ならご存知でしょう。
トルコのパフォーマンス・アーティスト“立っている男”が、来週、ドイツの“人権賞”を受賞することになりました。
トルコのパフォーマンス・アーティスト“立っている男”が、来週、ドイツの“人権賞”を受賞することになりました。

ダンサーで振付師のエルデム・ギュンデュスさん(34)は、表現の自由と人権に対する勇気ある行動によって、毎年ジャーナリストの審査委員会が贈る「M100メディア賞」を受賞します。
彼は6月7月、エルドアン首相に挑戦した抗議運動中、イスタンブールのタクシム広場に何時間も身じろぎもせずに立ちつづけて、世界中で有名になりました。
「彼は無言の抗議によって、平和的レジスタンスの象徴になり、世界中に彼を見習う者が現れた」と審査委員会は言っています。授賞式は9月5日、ポツダムで行なわれます。
「彼の武器は創造性であり、彼のトレードマークは勇気と忍耐である。言論の自由と人権を推進するに必要なのは勇気と忍耐だ」と、ポツダム市長で、「M100」の会長であるジャン・ジェイコブス氏は言っています。
昨年は欧州中央銀行のマリオ・ドラギ頭取がこの賞を受けました。これまでの受賞者は、論争の的となった預言者ムハンマドのマンガを描いたオランダのマンガ家クルト・ベスタゴー氏、元フランス外相で「国境なき医師団」の創設者ベルナール・クシュネル氏らです。
彼は6月7月、エルドアン首相に挑戦した抗議運動中、イスタンブールのタクシム広場に何時間も身じろぎもせずに立ちつづけて、世界中で有名になりました。
「彼は無言の抗議によって、平和的レジスタンスの象徴になり、世界中に彼を見習う者が現れた」と審査委員会は言っています。授賞式は9月5日、ポツダムで行なわれます。
「彼の武器は創造性であり、彼のトレードマークは勇気と忍耐である。言論の自由と人権を推進するに必要なのは勇気と忍耐だ」と、ポツダム市長で、「M100」の会長であるジャン・ジェイコブス氏は言っています。
昨年は欧州中央銀行のマリオ・ドラギ頭取がこの賞を受けました。これまでの受賞者は、論争の的となった預言者ムハンマドのマンガを描いたオランダのマンガ家クルト・ベスタゴー氏、元フランス外相で「国境なき医師団」の創設者ベルナール・クシュネル氏らです。
エルドアン首相がボドゥルムの海岸線を内密に視察
エルドアン首相が、ボドゥルム海岸の非合法な開発による建物は、調査後、大部分取り壊すと発言しました。地元民はこれに賛成ですが、このタイミングの理由に疑問を持っています。

天国のような土地と言われたボドゥルムですが、無計画な開発がこの町をほとんど廃墟に
エルドアン首相は断食明けのバイラム(祭)中、突然3日間、姿を消し、たちまち体調不良だ、入院だと噂されましたが、事実はトルコで最も人気のあるリゾート地ボドゥルムで休暇を過ごしていたのでした。
「私は元気だ、2,3日休みをとったが、ボドゥルムの海岸の恐ろしい状況を視察する仕事もした」と、8月15日、Hurriyet 紙のインタビューに応じた首相は言いました。
「海まで開発がひろがっている。海岸線さえ見えない。これがつづけば、海中まで家が建つだろう。こんなメチャクチャはとても受け入れられない」
首相はボドゥルムに、エルドアン・バイラクタル環境・都市計画相と同行して、ともに海岸を視察し、ヘリからも観察したそうです。
環境省と文化観光省に共同で全海岸線を調査させると、首相は言いました。
「ビルが建っていくのを、なぜ地元行政が見過ごしていたのか理解に苦しむ。職務怠慢ではないか」
エルドアン首相のビルを取り壊すという話に、地元ボドゥルムは大きな衝撃を受けています。
ボドゥルムのメフメト・コジャドン町長は、海岸の開発のほとんどは文化観光省と環境省の認可を受けていると言っています。
「建物は環境省と森林省に認可され、プロジェクトは文化省に認可されています」と、ボドゥルム建築会議所のジェヴァト・カルファ会頭もコメント。
「5月に法の改正があって、建てられたときは合法だった建物が、いまは非合法になったり・・・」とカルファ会頭は弁明しています。
・・・いきなり取り壊し命令出されても困りますが、天国のようだった昔のボドゥルムを知っている私としても、この恐ろしい写真、ショックです。
「私は元気だ、2,3日休みをとったが、ボドゥルムの海岸の恐ろしい状況を視察する仕事もした」と、8月15日、Hurriyet 紙のインタビューに応じた首相は言いました。
「海まで開発がひろがっている。海岸線さえ見えない。これがつづけば、海中まで家が建つだろう。こんなメチャクチャはとても受け入れられない」
首相はボドゥルムに、エルドアン・バイラクタル環境・都市計画相と同行して、ともに海岸を視察し、ヘリからも観察したそうです。
環境省と文化観光省に共同で全海岸線を調査させると、首相は言いました。
「ビルが建っていくのを、なぜ地元行政が見過ごしていたのか理解に苦しむ。職務怠慢ではないか」
エルドアン首相のビルを取り壊すという話に、地元ボドゥルムは大きな衝撃を受けています。
ボドゥルムのメフメト・コジャドン町長は、海岸の開発のほとんどは文化観光省と環境省の認可を受けていると言っています。
「建物は環境省と森林省に認可され、プロジェクトは文化省に認可されています」と、ボドゥルム建築会議所のジェヴァト・カルファ会頭もコメント。
「5月に法の改正があって、建てられたときは合法だった建物が、いまは非合法になったり・・・」とカルファ会頭は弁明しています。
・・・いきなり取り壊し命令出されても困りますが、天国のようだった昔のボドゥルムを知っている私としても、この恐ろしい写真、ショックです。
