藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
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藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』そう思っていただけるわかりやすい指導を心がけています。一人ひとりペースに合わせ、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えいたします!年齢問わずスムーズで音楽的な演奏ができるよう、レッスンしています。お子様のレッスンは、親御様と一緒に心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てていきます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学など、ご相談ください。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリン、自然に身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者・経験者とも歓迎いたします! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

気づき

2013年04月08日 | 日々のくらし
レッスンを始めてすでに○年ほど経つのにもかかわらず、
今でも楽譜に苦手意識を持っている小4のKちゃん。

普段のレッスンで使っている教本は、沢山の曲を短期間でどんどんこなすという目的のもの。
だからどれも短く練習しやすいのですが、じっくり取り組む忍耐力が育ちにくいのが玉に傷。
楽譜をしっかり読んでその中から曲をつかみ取ることができるようになると、
演奏できる曲の幅が広がりぐっと面白くなってくるはず…と、
ふだんは使っていない本からの曲をセレクトし宿題に出しました。

2週間ぶりのレッスンにやってきて「この曲どうだった?」と尋ねると、
「うーん、楽譜を見てるとなんだかわけがわからなくなった!」との返事。
(私の内心は‘やっぱりなァ’です。笑)
「じゃあ、先生とじっくり音符を見てみようか。」と片手ずつ練習を始めると、
ほどなく「な~んだ、わかった!!!」とつぶやきました。

この症状、妹や弟によく起こるようです。
お姉ちゃんお兄ちゃんみたいにあっさり弾けない…と練習し始めでいつもがっかりしたり焦ったり、
日ごろ年長者と自分を比較して育ってきた子が陥りやすいパターン。

ちょっとずつ考えていけば、ちゃんと自分にもわかるんだという積み重ねが大事なわけですから、
上の子ができるようになったからと言ってついつい手を抜いてしまわずに、
下の子の成長にあわせて再度ゆっくりお付き合いしないといけないな~と、反省しました。