じゃあ、どうしよう？

先日のブログ「度量」の続き。。。

大人は、子供のことをついつい追い立てたり管理したり、
悪気はないのですが、いつしかそうやって必死に応援している気分になってしまいます。
でもそれでは何かが違う・・・、きっとみんな感じています。

1日は24時間、1年は365日しかありません。
その限られた時間の中で‘うまくやる’(笑)にはどうすればいいのか、
それを考えるのがきっと子供をサポートする真の大人の仕事。

ここ数年はやっている断捨離、そして整理整頓術。
これが子供の学びに必要なのかもと、最近思うようになりました。

世の中、いいというものは星の数ほどあります。
ピアノの教本にしたってそう。
いいものをすべて子供に与えようとしたって、こなしきれずに消化不良をおこします。
だから取捨選択が必要。

それから、どんなに良い教本を使っても、
その本の編纂通りに、子供が成長するわけはないのです。
(たまに、編纂通りに吸収してくれるありがたい子もいますが・・・笑)
なので、子供一人ひとりの理解の仕方や成長の方向に合わせて、
学習の順序や発展のさせ方を組み替える職人技がものを言います。

出来るだけシンプルに、効率よく、
子供自身が楽しんで応用していけるように。
子供は成長するエネルギーに満ち溢れています。
教え方さえよければ、あるがままにグングン成長して、
嬉しそうな笑顔を見せてくれます。
ストレスで鬱々として、足踏みをしているのが一番もったいない！

そこで我が身を振り返って。
「じゃあ、どうしよう？」
毎日、生徒一人ひとりの顔を思い浮かべて、頭をひねっています。