藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
いろいろな日々の話題をご紹介しています。

藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』そう思っていただけるわかりやすい指導を心がけています。一人ひとりペースに合わせ、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えいたします!年齢問わずスムーズで音楽的な演奏ができるよう、レッスンしています。お子様のレッスンは、親御様と一緒に心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てていきます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学など、ご相談ください。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリン、自然に身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者・経験者とも歓迎いたします! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

夜中にバカンス気分

2015年07月21日 | 日々のくらし
夜中になにげなくテレビをつけたら、
ピアニスト、ラン・ランの演奏するグリーグ作曲のピアノコンチェルトが!!!
表現の繊細さもスケールの大きさも圧巻です。
そしてまた、会場も素晴らしい~。
ベルリン郊外の森でピクニック気分でベルリン・フィルを楽しめる、野外コンサートです。
すり鉢状に広がる客席には、もの凄い人の数。
客席の後方に至っては、芝生に寝転んで聞いている人も。。。
みんな夏のバカンスを思い思いに楽しんでいます。
コンサートが進むと日が暮れかかり、空の色が変わっていくのも自然の大いなる演出です。

ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2015
出演 : ラン・ラン 、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 、指揮サイモン・ラトル

画面を見ているだけで、私もバカンス気分になってしまいました、
こんな夏休み、一度でいいから過ごしてみたいです。


ゆるゆるとはてしなく上達する

2015年07月19日 | ピアノレッスン
幼児期・児童期の子供は、毎日練習さえしていればぐんぐん上手になります。
子どもの成長はまさにあっという間。

ではその様子を、いいなぁ~と羨望のまなざしで見つめる大人の場合は?
年々指の動きがぎくしゃくしてくる。
新しいことがなかなか身につかない。
無理をして練習しても、昔は平気だった部分に痛みを感じて中断せざる負えない。
うんうんとうなずいていらっしゃる方も多いのでは。。。

上達できない大きな原因は、無理を身につけてしまったから。
無理というのは、合理的でない・自然な身体運動と一致していない、という事です。
好きな事に打ち込むのに、ましてやレッスンに通って腕をあげようという方は、
みなさん熱心で真面目な方ばかりです。
ですから練習もふざけたり手を抜いたりは絶対にしません。

するとどうなるのか?
無理な動き・無駄な動きや、
合理的でない考え方や表現の組み立てを熱心に練習してしまい、
これが上達のブレーキになってしまうことが往々にしてあるのです。

大人の方の理想は、
何歳になっても伸び悩んだりせず、ゆるゆると上達し続けられること。
去年は出来なかったことが出来るようになっていることにふと気づいたり、
いつか弾きたいと思っていた夢の曲が、いつしか射程範囲になっていたり。
自分のイメージの中だけで弾いていた曲を、自分の指で美しく奏でる幸せは格別です。

無理・無駄・非合理的をひとつずつ解消していくこと。
楽に自然に気持ちよく弾く奏法で練習すること。
これがいつまでも自分のペースで上達できる秘策です。

Nさんのレッスンで、そんな話になりました。
自分も含め、ピアノ好きな人たちすべての理想形です。
急激に上達してしまう子供と違って、
上達する途中の景色を眺めては幸せをかみしめられるのが、大人の特権ですから。

リズムも音符も

2015年07月18日 | ピアノレッスン
リズム打ちをしたり拍子を数えたり、
いつもいつも続けていればなんてことはないのですが、
もうできるようになったからと安心してしばらく練習メニューから外すと、
あらあら上手にできなくなっている…。

それは音符の読み方も同じ。
何の音かいつもドレミで考えたり歌ってみたり
することがどれだけ大切か!

リズムと音符、拍子を数えたりドレミで歌ったり、
この2つがしっかりとできるだけで、ほとんどの曲は上手に弾けてしまうのですから。
なんだか上手に弾けないな…と思ったら、すぐにこの基礎練習をしてみてくださいネ。
効果てきめんです♪

夏休みはじまりました

2015年07月17日 | ピアノレッスン
今日のレッスン、トップバッターの小2R君。
嬉しそうにニヤニヤしながら、
「先生、学校終わったの。今日から夏休みなんだー。」
そういえば私も、夏休みが始まったばかりの頃って、
無限の自由があるように感じて本当に幸せでしたっけ。
思わずニヤニヤしちゃう気持ち、わかります。

さて夏休み中のレッスンです。
個別にお知らせしていますが、
ご旅行などとぶつかってしまうようでしたら変更いたしますので、
どうぞお気軽にお申し出くださいませ。 

花を活けてみました

2015年07月16日 | 日々のくらし
仕事に押され、なかなか参加できないお花の会。
数か月ぶりに参加させていただいてきました。
今日は夏の花の投げ入れです。
ただ花器に活けるだけでも、順序があるのですね。
 1.固い重い花材から
 2.次は流れるラインを作る花材で全体のフォームを決める
 3.出来たフォークの空間を埋める
 4.アクセントとなる花材で仕上げる
適当にしか活けたことがないものですから、一つ一つが勉強になります。

けれど実際活けてみると、結局何が何だか分からなくなる。笑
すったもんだでしたが、これで仕上がりとしました。

お花を愛でながら、コーヒーとティラミスのお味は格別です。

外は大雨警報が出るほどの荒れ模様…。


未知の世界ですが…

2015年07月15日 | ピアノレッスン
今月よりレッスンに通われている社会人のTさん。
子供の頃習っていたピアノを再開し、ピアノサークルに入ったのが教室へいらっしゃるきっかけだったそうです。

レッスンの合間に、そのサークルのお話を聞かせてくださいました。
練習会のこと合宿のこと。。。とっても楽しいのですって。
ピアノが大好きな仲間が集い、誰に気兼ねするわけでもなく自由に弾くなんて素敵です!
ピアノを生業としていますが、私には未知の世界。
ピアノの楽しみ方って幅が広いなぁ~と改めて思います。


曲が決まってホッ

2015年07月14日 | ピアノレッスン
11月開催予定のコンチェルト発表会「クレエVol.8」、
中学生以上の生徒たちの曲がほぼ決まりました。

中学生といえば、本当にみんな多忙です。
部活に塾は当たり前。
その上に学校行事やプラスαの活動…。
それらをヘロヘロになりながらもこなしてしまうのだから、
若さってスゴイ!と思わずにはいられません。
こんなに忙しいのに、11月の開催が決まったことを告げると、
みんなパッと笑顔になって「出たいです♪」と返事をしてくれました。

このコンチェルト発表会は2年に一度くらいのペースで開催してきました。
現在中2のYちゃんが最初にコンチェルトを弾いたのは年長さんの時でした。
今までの数回のステージで、みんなコンチェルトの虜になってしまったようです。

カラオケのように伴奏に合わせて弾くのでは決してなく、
自分の思う音楽を自分の言葉で、プロの共演者と対等に会話をしながら作り上げていく面白さ。
ソロでは味わえない壮大なスケール感。
1人の演奏家として指揮者の先生とやり取りをする緊張感。
大曲を演奏した後、全員が驚くほどの成長を見せてくれます。。。

そんなやる気充分の生徒たちに、
ぜひ夏休み前には曲を決めてあげたいと思っていました。
この曲が弾きたいと気に入った曲ばかりです。
比較的時間に余裕のある夏休みに練習に取り組んでくださいネ!


暑い~

2015年07月13日 | ピアノレッスン
先週末からの暑さが、日に日に積み重なってジリジリと気温が上がっています。
レッスンに見えた生徒さん、教室へ入るなり「涼しい~~!」と。
でもエアコンは28~9度設定です。
それほど外の暑さが厳しいということですね。

気温差で参ってしまわないよう、
体が慣れるまではみなさま徐行運転で行きましょう。
夏はまだまだ序の口です。

よかった

2015年07月12日 | ピアノレッスン
ピティナ・ピアノコンペティション連弾部門予選にチャレンジしていたTちゃんRちゃんから、昼下がりに電話が。
ついに念願かなって予選通過の優秀賞をいただけたとの報告です。
2週間前の予選では力及ばず通過ならず。。。
もっと上手に弾くにはどうしたらいいんだろうと必死の思いで過ごしたこの2週間は、
小学生の彼女たちにとって今までの人生で一番の試練(!)だったかもしれません。
1人だったらこんなに頑張れなかったかも…でも2人だから歯を食いしばって乗り越えられたのです。
2人の友情と努力に拍手です!

そして、この電話での報告がとっても嬉しかったもう一つの理由。

今年になって今日まで、いくつかのコンクールに参加した生徒たちが全員、
(う~ん、何人だろう?延べにすると14名かな??)
何らかの賞をいただくことが出来ました。
力を出し切ったのにいい評価がもらえなかったこと、
緊張のあまり持っている力が出し切れなかったこと、
選ばれた人と選ばれなかった人がはっきりと表れるコンクールの審査結果は、
子供にとって本当に本当にシビアです。
悔しい思いや残念な思いを経験することの方が多いのです。
(この思いが次の成長の種になるのですが…)
そんな現実の中で、生徒たちみんなが上手だったねと認めてもらえる機会に恵まれたことは、
私にとって何よりありがたく嬉しいのです。
心から「よかった~」を満喫した夜になりました。

コンクール入賞の喜びをきっかけに、
真摯に自分に磨きをかけることの大切さや、
決して勝ち負けでは測れない、心の表現としての音楽の面白さを感じてくれたらと願っています。