雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

母の家出 5日目

2014-01-14 12:01:58 | 日記

朝、次女を送り出し、8時前には家を出、出先からカウンセリングの予約を入れる。
そしたら、幸いにも1時に予約がとれ、場所がわかりにくいので、途中まで迎えに来てくれるとのこと。ありがたい。

行ってみたら、本当にわかりにくい場所で自力では到底来られなかった。
住宅街の一軒家で、ひっそりとしている。
ビルの1室とかを想像していたので、そうか、こういう機関ってこんな風にひっそりと
存在してるものなのかもしれないと。何だか小川洋子の世界を思い出す。

カウンセリングは、初回は90分、3500円。
本来は一人で受けるものらしいけど、母が私と一緒がいいと言うと、
それで安心して話せるのなら…ということで私も同席。

最初、簡単なアンケートを記入。

カウンセラーの方は、化粧っ気のない普通のおばちゃんといった感じ。
(私のイメージだと、学校に読み聞かせに来てくれるお母さんかな)
聞いている間も、深刻にならず、明るい感じで、とても話しやすく。
付き添いであるはずの私もかなりしゃべってしまった。

母とは事前に特に打合せもせず、母が話したいことから話してもらって、
私は補足説明をしたり、私自身の気持ちもお話しできればと思っていたが
だいたいそんな感じで、進んで行った。

とにかく今回のきっかけになった出来事から話す。
時々、もう少しそこは…と思う所もあったけど、途中で話を遮るよりいいかと思い、
私は話が途切れたところで、話すようにする。

昨夜読んだモラルハラスメントに関する記述は、あまりにも父親と同じで、びっくりしたことも伝えておいた。
モラルハラスメントについては、母には何も言っていなかったので、ピンと来なかったかもしれないけど。
そのホームページを読ませる事も考えたけど、時期的にどうなのか…と思い、そのままに。
今思えば、読ませた方がよかったのか。

そして、例の手紙を見せたところ、まさにモラルハラスメントの典型だと言われた。
私が読んでも、モラハラの特徴をよく表していると思う。

ホテルで一人で考えなさい…というのも一種の罰ではないかと。
だから、私の家に来ることは許されなかった。それでは、罰にならないから。

鍵を置いて行け…というのも、二度と帰って来るな…というよりも
お前はそれだけのことをしたんだ…という罰なのかもしれないと。

私は、はっきり言って縁を切りたいけど、母の気持ちは揺らいでいるし、一度会って話をしたいと言っている。
でも、会わせるにしても、第3者を立てた方がいいと思うと言うと、
親戚とかに中立の立場で話を聞いてくれる人がいないかと言う。
でも、思い当たらない。
きっとうちの父親は誰が来たって、無理だ。

それに、会うにしても、母の気持ちが決まってからでないとダメだと言われた。
確かに、今の状態の母は会わせられない。
揺らいでいる状態だと、相手のペースに巻き込まれてしまう。

それから、いつ来るかわからないので不安だ…と言うと、
私の車をよそに止めて留守を装うのも一つの手だと教えてもらう。
それも考慮に入れておく。

とりあえずこの日は状況報告と少しのアドバイスをもらい、帰る。

すると、夜にファックスが届く。
あの手紙の始めの部分は嘘だった。
モラハラ典型のあの手紙。始めの部分が嘘…って、自分の顔に泥を塗った云々のことを言っているのか。よくわからない。
じゃぁ、他の部分はどうなの?今までの言動は何なの?

そして、母が行く予定だった新年会や、3回忌のことも書いてある。
律儀な母のことだから、気にしているだろうということで、そこから攻めて来たんだろう。

どうしようか、話し合う私達。
とにかく会って話をしたいという母。
でも、今は会わせられないし、二人きりでは絶対ダメだという私達。

結局、何と返事をしていいかわからず、妹に電話。
妹とは毎日メールや電話で、報告したりアドバイスしてもらったり。
(モラハラについて調べたり、相談先を教えてくれたのも妹だった)
母に料理をさせたりした方がいいと言ってくれたのも妹だった。
とにかく、母をゆっくりさせてあげようと思っていた私には目から鱗だった。

すると、妹はオウム返しが一番だと言う。
とにかく「今は帰せない。時間を下さい」それだけでいいと言う。
確かに、あの父親を相手にしてもしょうがない。
下手にこちらがいろいろと返答すれば、相手が何かと言ってくる材料を与えてしまうことになってしまう。
でも、夜も12時を過ぎていたの、とりあえず返事は明日にし、寝ることにする

 

コメント
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