まさかの作戦失敗、まだまだ修行が足りませぬ

お盆は夫と長女と3人で実家へ行って来たのですが（次女は9月に帰省予定）、またまたやっちまいました！！
年末のお泊りは地獄だったけれど、せめて正月とお盆くらいは顔出しとかないとと、最初はちょっとお茶して帰るつもりだったけど、作戦変更。
ところがどっこい、思いがけない展開でへとへとになって帰ることに。

＜行く前の作戦＞
数日前に母に15日に行くと伝えたら、電話の向こうから父の大きな声「俺はその日は3時ごろから出かける」と。
おっラッキーじゃん（いつものカラオケだろー。だいだい8時過ぎに帰って来るんだよな）
母が一人だと心配なので、父が出かけた後掃除でもして、夕飯食べて、父が帰ってくる前にとっとと帰ろうと計画立てる。
でも、そのことは父には言わない。じゃぁ行くのやめて、一緒に夕飯食べるとか言われたら嫌なので。

＜最初は予定通り＞
2時ごろ実家へ行き、お茶して、特に問題もなく。
廊下で父が母に出かけることを話したらしく、リビングに戻って来た母が「悲しい」と言い出す。「はっ？聞こえん！」と父（声でかい）。「私たちがいるから大丈夫」と。

父が出かけた後、早速掃除。お風呂の天井のカビは私は届かないので、夫に任せ、長女には掃除機や玄関の掃除をお願いし、私はキッチンを。
私は冷房が効いていたからよかったけど、夫と長女は汗だくでやってくれた。ありがたい。
その間、母はきついからと横になっていた。うーん、調子はあまりよくないのか。

＜ところがどっこい＞
休憩した後、5時過ぎに夫と私でお惣菜を買いに。母と長女はお留守番。ところが、買い物の途中に夫の携帯に長女からLINE（私が気づかなかったので）「おじいちゃん帰って来た！」って！えっ？早過ぎん？どうした？くっそーー！とりあえずお寿司とか適当に買って帰る。
いつも行くお店が盆休みだったらしい。だったら、その時点で電話してくれ。そしたら、父が帰って来る前に私たちは帰ったのにーー。

父のシャワーしている間に食卓に買って来たものを並べ、さぁみんなで食べようとなっても、父は「俺はいいから」という謎のスタンス（面倒くさい）焼酎を飲みながら、母に「たくさん食べろ。食べないと云々」いつもの説教口調始まる。私が「お父さんも食べて。いっぱいあるから」と言っても、「俺は飛び入りだから」と言って箸をつけようとしない。（つべこべ言わずに食え）もしかして寿司が4人前なのを気にしていたのか。人数分買ってきても、たいていいつも余っちゃうので4人分にしただけなんだけど。
その後も勧めたが一切箸を付けない。（結局母が出したチーズなどをちびちび食べてる）

でも、特に機嫌が悪いという感じもなく、夫に対しては、私が実家にちょくちょく来るので「最近不便をかけて申し訳ない」とか「仕事はどう」とか聞いたりしてはいたんだけど、夫は一言二言返すだけで、全く話広がらない。今までいろいろあったんで、しょうがないけど。

そして、今回は戦争の話とかも。私が聞いたことのない話もあって、それ自体に文句はないんだけど、言い方がなー。いちいちうざい。そして、その言い方に対してちょっとカチンと来てる感じの長女。しかし、特に問題なく行ってそうな感じだったんだけど。

突然、「恐ろしいものを見せてやる」と何？何？意味不明すぎて怖いんですけどーーー。
すると、スマホの害について書いた紙を持って来る（病院でもらって来たそうな）。長女は見ているが、見向きもしない夫。父が見もしないと不機嫌に（見るふりくらいしろやー）私もどれどれと見てみる。いやいや、知ってますけどー。スマホ脳とか本も出てるし、テレビとかでもやってるし、学校でもそういう指導してますけどー。そもそもスマホが悪いんじゃなくて、使い方次第だから。でも、私たちも特に何も言わない。ここで反論したからと言って聞く耳持たないし。そもそもスマホが何なのか何ができるのか知らんやろーーー。

その内父が食後の薬を準備し出し、母が片付けはじめたので、私たちも手伝うことに。結局私たちが買って来たものには一切箸をつけなかった父。私がもういいよと言い、長女が寿司を下げようとしたら、突然父キレる。「今晩酌が終ったから、今から食べるんだ！」と。おいおい、じゃぁ私が勧めた時に「後でごちそうになるから」とか言えばよかったじゃん。「すみません」とちょっとキレ気味に謝る長女。とりあえず食卓に戻し、私と長女で洗い物をしていたら、「俺が後で洗うから、いい！」「すぐ終わるから」と二人で速攻洗う。その間もすわって食べていればいいのに、わざわざやってきて「洗わなくていい！」と怒り治まらない。こりゃいかん、怒りスイッチを入れてしまった。
「お前たちは話を聞かない」「俺のことが嫌いなんだろう」「もう来なくていい」それに「もう来ません」と答える長女（おーい、落ち着け）洗い終わったので、「さぁ帰るよ」と出て行こうとすると、文句が止まらない父。それをなだめようとする夫。「いいから、黙って黙って」（話が通じる相手じゃない）と出て行こうとしたら、いきなり後頭部を父に叩かれる。ブチッ！！「なんで叩くの？！」「この間お母さんにも手上げたやろーー」言わないつもりだったのに、今度は私がキレる。すると、今度は夫が私と父の間に入って、「いいから、もう行って」と私を玄関へ。夫がなだめようとするも、聞くわけない。怒りスイッチ入ったら、どうしようもない。
玄関で母が「ごめんね」と。「しょうがないよ」と私。とにかく帰ろうと夫と長女と外に出る。その間もまだ文句を言い続ける父。ガン無視して、母に「今度病院の時にまた来るからね」と言って、帰る。

＜反省＞
スマホの紙の時、私が「へぇこんなこと書いてるんだねー」と夫に声かければよかった。
寿司を下げる前に、私がもう1度「食べて」とか「食べる？」声かければよかったんだよな。「食べない」と言われたら下げればいいだけの話で。
私ももう一生キレないと決めていたのに、頭をはたかれたくらいでキレちゃったし。同じ土俵に立ってもどうしようもないのに。まだまだ修行が足らんなー。

ちなみに夫も反省していた。確かにもう少しうまく話を合わせたり広げたりして欲しかったけど、しょうがない。一緒に来てくれて、掃除までしてくれてありがとう。そして、こんな親ですみません。

母のことも心配。あれ以来毎日のように電話があり、その度に病院の時にまた行くからねと伝える。私達が来たことはもう忘却の彼方。ということはあの騒動も忘れてしまっているということで、それが救いか。