雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

母がまたまた入院、相変わらずめんどくさい父

2022-09-08 14:40:25 | 日記

日曜日の昼、父からの電話。ここ2~3日で母の調子がかなり悪くなっていると言う。ほとんど食べず、寝てばかり。
土日に病院に連れては行ったけれど(検査等できない)、また明日連れて行くという。私も一緒に病院に行こうかと言ったが、大丈夫だと。そして、なぜか胃がんを疑っている父。
うーむ、どうしたもんか…。10日ほど前に処方してもらった鬱の薬の副作用の可能性もあるんじゃないか…と悶々としていたら、また夕方に父から電話。薬の副作用の可能性もあるんじゃないの?と言っても、父は胃がんなんじゃないか、ステージ4と言われたらどうしようもない…と完全に思考がそっちに行っている。結局私も一緒に病院に行くからと、バタバタと準備して夜の内に実家へ行って泊まることに。

9時ごろ実家に着くと、テーブルの上にはまだ食べ物や飲み物が置いてある。母の分のようだ。父に起こされた母はぼんやりしている感じ。「食欲ないの?」「ない」「少しでも食べたら」と言っても結局少しお茶を飲んだだけ。そうこうしている内に父は「寝るから」と(寝るんかい。その方がいいけど)母に薬を飲ませ、洗い物をしていたら、母がバッグやあっちこち棚の中を開けて探し物をしている。「何を探しているの?」「舌の薬」バッグの中にはないし、「明日買いに行こう」と言ってもずっと探している。気が済むまでほっておいて、私はその間に流しや排水口を掃除し、冷蔵庫の中を整理して、いつものごとく生ごみは冷凍庫へ。

「もう寝たら」と何度か声を掛けたら、いつの間にか寝室に行っていた。記憶障害はいつものことだけど、歩き方がよたよたしている。10日前はゆっくりだけど、一緒にスーパーで買い物をしたりと普通に歩いていたんだけどな。買って来た弁当も半分以上は食べていたし。

私が布団に入った後、下で物音が…。階段から下をのぞき込んでも特に何もなく。また物音して階段を降りてみると、真っ暗なトイレに母。「電気はつけた方がいいよ」と電気をつけ、ドアを閉める。なぜかリビングの電気はついている。リビングに戻って来た母に「寝よう」と言うと、「今何時?」「11時まわってるよ」と言うと「朝かと思った」朝ごはんの準備をしようと思ったのか?いやいや真っ暗だし。時間の感覚もおかしくなってきてるのか。

朝は、病院で検査があるだろうからと母には水分だけ取らせて。ちゃんと玄関の鍵は自分で掛けたものの、段差でバランスを崩す。食べてないし、ここ2~3日寝てばかりだったみたいだし、足腰もかなり弱くなってるみたいで、ふらふらして危なっかしい。

病院では、吐き気があるということで、隅の長椅子に寝かせてもらえた(ありがたい)
父はとにかく胃がんを疑っていて、看護師さんや先生に胃カメラをして欲しいと言っていたが、予約なしだとできないし、今の状態だと胃カメラはきついだろうと。とりあえずできる検査をしてみましょうと。

CTや血液検査、尿検査、そしてほとんど食べていないため点滴もしてもらう。私は母のベッドのそばについていたのだが、とにかく冷房が効いていて、寒い(母は布団があるから大丈夫だけど)。この調子だと頭痛くなるな…と思いつつ耐える。途中、トイレに母を連れて行ったりしながらも3時間くらいいたか。

先生が血液検査の結果、電解質(Na)の値が下がっているので、食欲不振等はそのせいじゃないかと(どういうこと?なんでだろう)そして、入院した方がいいとのこと(そんなにひどいんか)父が入院期間を聞いてみると、数週間だと(長っ!せいぜい1週間くらいかと思った)経過次第なので、はっきりどのくらいとは言えないと。
すると、父が入院を渋り出す。母の精神状態が…とか。それはわかるが、家にいてもどうにもならない。私が言っても聞かないし、先生もちょっとあきれ気味だ。間に立った看護師さんが説得(ほんとすみません。そしてありがとうございます)結局「俺はわからんし、しょうがない」って。(だから最初から黙って先生に任しとけー)
先生には薬のことも伝えたが、その可能性は低いでしょうとのこと。(あーやっぱり素人にはわからんわー)

そして、また父が「胃カメラが」と言い出す。(CTの初見では胃がんではなさそうだと言われたのに)今の状態じゃやらない方がいいし、入院中にしますとはっきり言えないと先生。そして、先生が「胃カメラは最近されてますよね?」と。でも、父の話では3年はしてないと言っていたので(私もそこまでは把握しておらず)、伝えると、「確認してみます」と。そしたら、今年の3月にしていたとのこと。大丈夫か、父までぼけたら、本当にお手上げだ。

すると、今度は入院の手続きや新たな検査も加わり、この時点で2時近かったんじゃないか。その間も父の機嫌がどんどん悪くなり、病院の文句をぶつぶつ言っている。基本無視しているが、時々私が何か言っても聞く耳持たない。
専門の人たちが診断して、あれこれ段取りしたり、お世話してくれて、気遣いもしてくれて、何の文句があるんだーー!患者はうちの母だけじゃない!黙れーーー。

そして、入院に当たって最初は母のことを心配していたのに、「お母さんはいいけど、三度の飯と洗濯が」なとぶつぶつ言っている。いやいや、以前私が「お母さんが料理するの大変だから、宅配弁当頼んだら」って言ったら、「飯なんかどうにでもなる」って言ってたよね。認知症の病院で「洗濯はしてますか」と聞かれて、「はい、してます」と答えたら、隣で「機械がしてる」って言ってたよね。そういうとこなんだよ!!飯なんか、今時何でも売ってるわ!洗濯も機械がやるわ!!

その後も病棟の男性の看護師さんにもグチグチ。待合室で待ちきれず、廊下をうろうろ。コロナ禍だから、私たちは待合室におるんだろうがーと言いたいが言えない。言えば言い返され、益々機嫌が悪くなる。その後も、看護師さんに質問されれば、「書いてるのにまた聞くのか」とかいちゃもん。私が「確認のために聞いてるから」と言っても、また何倍も言い返され、仕方なく「わかりました」と引き下がる。看護師さんも何度も謝られていて、本当に申し訳ない。書類も何枚も記入させられては、それにもまた文句を言う。(本当こっちがうんざりだ)

そういえば、病棟で母とちゃんとお別れもさせてくれないと言っていたが、確かにさっと連れて行かれてしまったので、それはちょっとどうかな~とは思ったけれど…。父としては、行く前に声をかけてあげてあげたかったんだろう。

さて、今回の入院はCSセットを申し込んだ(父がいいと言うので。母は医療費もかからないし)寝間着や下着、タオルなどに洗面道具などもついて、日額495円。但しパンツはついていないので、それは準備。
病棟から一旦家に帰り、父が薬を準備。私はパンツや履物、イヤホン(使わないだろうけど)、化粧水(一応)、携帯の充電器などを。父がパズルやシルバー川柳の本を持って来たので、それも入れる(私と一緒の時はパズルをしたり、川柳を読んで笑ったりもしたけど、病院で一人だと見向きもしないだろうな)

お昼ごはんも食べず、もう3時半を過ぎている。ささっとパンやバナナを食べて、また病院へ。(車で15分もかからない所なのが救い)

看護師さんの話では、母はやっぱり状況が飲みこめないみたいで、靴下のまま廊下に出ていたらしい。そこで、ベッドの横にセンサーマットを敷いたので、それを許可する書類にもサインが欲しいとのこと(今時そんなものにまで書類が必要なんだねー。そりゃ大変だ)そういう時もチクチクをやめない父。他にも病院側が責任逃れするためだろう、近頃はモンスターがいるからなみたいなことを言い出して(お前だ!)、本当に穴があったら入りたい。

そして、やっと終わり、実家へ。クーラーボックスに冷凍生ごみや父が食べないであろう食材を入れて、帰る準備をする。掃除機や洗剤も持ってきてたけど、その時点で4時半。体もくたくただし、早く父から離れたいので、とっとと帰ることに。夕食は冷蔵庫に残り物が入ってるし、どうにかなるだろう。
父からお礼と共にガソリン代ももらい、帰路へ。(別に感謝の気持ちがないわけじゃないんだけど、それを大幅に超えて来るネガティブ要素が大き過ぎてうんざりするんだよな)

母の病状も少しでも早くよくなるといいんだけど、どうなることか。

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