雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

認知症母、入院前日

2022-05-22 10:53:12 | 日記

時系列が逆になってしまったが、入院前日の話。
実家に行くと、後でケアマネさんが来られるとのこと(入院の書類の記入のため)。じゃぁ買い出しや掃除はその後かぁとリビングに座ったら、私のネイビーのガウチョパンツに埃とかいろいろついて来た!とりあえず速攻でリビングとキッチンだけ掃除機かける(母は、こういうのも全然気にならなくなっちゃったんだよなー)

さて、ケアマネさんとの会話でも父は相変わらずだ。この期に及んでも俺にはわからん、しょうがないという感じ。ケアマネさんは明るく、決して強制はせず、「料理も少しずつ自分でされる方もいらっしゃいますよ」とやんわり。いくら仕事とはいえ、顔にも出さず決して空気を悪くせず、感心するばかり。他人だからできるのかもしれないけれど、シンプルにすごいなぁと思う。(私には到底無理。他人だとしても顔に出そう)

その後、母と二人になった時に入院時の洗濯のことを聞いてみると、洗濯物を業者に任せることに抵抗があるらしく、自分でしたいと。えっそうなんか!環境が変われば洗濯も無理だろうと勝手に決めつけていたけど、本人がしたいと言うならそれもいいかも。本人に聞くことも大事。入院の際に相談してみよう。もしダメだったら、面会の時にでも持って帰ればいいか。本当は病院は実家のすぐ近くだから、父が取りに行って洗濯してくれれば一番いいんだけど。まぁ期待するだけ無駄だし。

母には一応入院の話をするも、忘れるので何回も説明。最初の内は「どこに?」くらいしか聞いてこず、いつの間にか「老人ホーム」になっていたりその都度訂正。時間が経つにつれ質問も増え、「着替えの準備しないと」(もう終わっとるわ)とか「いつまで?」(そんなに長くないかなー)とか「お父さんは〇〇さん(女性)のとこに行くのかな?」(胃の検査で入院)とか徐々に質問が増えてきて、同じやりとりが何回も。でも、不思議なことに「入院したくない」とは言わない。どう思ってるのか。

そして、入院に必要な肌着やパジャマ、室内履き、歯磨きセットなどを二人で買いに。買い物の途中も何度も入院するからと説明。帰ってからはとりあえずありとあらゆるものに名前を書く。一応アイロンでつける名前テープも用意していたが、タグに書いたが早いとどんどんマジックで記名。タグがないものは直に書く。歯ブラシやコップ、小物類はマスキングテープに名前を書いて貼る。

バッグはうちにある大きめのスポーツバッグを持って来た。父がネームタグを用意していたので、バッグや携帯電話にはそれを。父が携帯電話につけようとするが、不器用な父。(ほんと家の中のこととなると、びっくりするくらい役に立たないんだなー。知ってたけど)私が結局つける。

夕飯は酢豚の素(玉ねぎピーマンを切るだけ)があったのでそれを。あとは残り物や総菜で。母も量は少ないが少しずつ食べてくれた。
夕飯の準備の際、何だったかなー。いや〇〇だし!みたいな私のつっこみに母が笑ってたんだよなー。覚えてないけど。たまに笑ってくれると、安心するわ。かと思えば、食事中突然パジャマのまま庭に出たり(花を見に来たらしい)。後は残り物や総菜で。

そして、父が寝た後、母が携帯の充電器を持ってうろうろ。寝室に持っていったとばかり思っていたら、充電器がないと言い出す(いやさっき持ってたのに!)寝室じゃないの?と行ってみるが、ない。洗面所や2階を探すがない(毎回、手品か!)。結局あきらめて、「見つからなかったら買えばいいよ」「でも高いよね」「たいしたことないよ」という会話繰り返す。

翌朝、父に「充電器がないんだけど…」と言うと、「なくなるわけがない。どこかにあるだろう」と。それはわかっとるわ!見つけられんっていう意味だわ!すると、うろうろしていた父が食器棚から充電器を発見。おおーっそこは見てなかったわ。たまには父も役に立つんだな(おいっ)

さて、次は入院当日と行きたいが、布団に入ってからいろいろ考えてなかなか眠れなかった話。


母の入院、意外な展開

2022-05-20 22:18:22 | 日記

とりあえず昨日無事母を入院させて来た。ろいろ書きたいことはあるけれど、それはまた後々書くとして。

前日から実家に泊まって入院の準備(買い出しや記名など)、そして病院では検査や入院に関わる説明を聞いたり、手続きをしたりで結局3時間もかかった。ふーーーっ。コロナもあるし、精神科ということもあるかもしれないけれど、長ーーーい。(私が20年以上前に婦人科に入院した時はもっとサクサクいったような?)

ということで、まずは無事一仕事終えた達成感、安堵感、やっと家に帰れるという解放感(たった一泊二日だよ)で気持ちは晴れやかだった。でも、帰りの車中すぐにまた気持ちは沈む。母の不安そうな寂しそうな顔。本当は入院なんてしたくないのにいやとは大きな声で言えない性格。私にはぼそっと言うが、「お父さんも胃の検査で入院するから」とか、「お母さんも最近調子悪いし、病院でゆっくりしたらいいよ」とかいろいろ説得(すぐ忘れるので、何回も)。病棟でじゃあ行きましょうと看護師さんに促され、会釈しておとなしくついていく母。病室は個室らしく(最初の1週間は。その後は大部屋に移ることも可能)、きっと泣いているだろうな心細いだろうなと思うと帰りの車中泣けてくる。

今の母は何もかもネガティブに捉えてしまう状態。でもどうにもできない。コロナで面会もできない(他の病棟に陽性者が出たらしくガラス越しの面会も中止)、携帯も持たせてもらえない。電話は公衆電話からできるらしいが、今の母はそこまでしないだろう。こちらから電話をかけることはできるが、かけることで里心がついて尚更寂しくならないかとか…いろいろ考えてしまう。

知らない場所で知らない人に囲まれて、不安いっぱいで、今後症状が落ち着いたり多少は改善するとか無理なんじゃないかとさえ思えてくる。どうせ治らないなら、家にいた方がいいのかもとか。自分がおかしくなっていってるという自覚があるからつらいだろうな、いっそのこともっと症状が進んでしまえば本人も楽になるんじゃないかと思ったり。頭の中をぐるぐる。

父は早く退院させたいみたいで、1ヶ月と言わず3週間でも…と言っていたが、父がガミガミ言わなければ自宅でもいいんだけど。病院でもおいおい黙れよ!って思う事あったし(それはまた後で)

とにかく精神的に安定してくれるといいんだけれど、元の薬に変えた効果は今の所感じられない。でも、前にその薬にした時も効果が感じられたのは2週間くらいしてからだったかな。これからか。

私もずっと気が重く、本も図書館からいっぱい借りてきたのにまだ一冊しか読んでない。途中まで読んでやめてしまったり。もう何が読みたいのかもわからん。でも、食欲はいまいちだけど、まだ寝れるから大丈夫だ。寝つきもさほど悪くないし(昨日は疲れ果てて9時過ぎに寝てしまったよー)、でも朝早く目が覚めると、いろいろ考えて二度寝ができなくなってきたけど…。

そんな感じで、帰って来てからもずっとどんより。電話もどうしようかなーと思いながら、一人寂しくしてるんじゃないかと思って、夕飯を食べてしまったであろう時間帯をねらって病院に電話してみた。看護師さんが母に取り次ぎ、「終わったら看護師に返してくださいね」と言っているのが聞えるが、いやいや覚えとらんやろー。

最近の母は電話してきても、「声が聞きたくて」とか「みんな元気?」とか「頭がぼーっとしてて」とか会話なんてものの数分で終わってすぐ切ってたんだけど、今回の母はよく喋る。
「財布がどこを探してもない」自分がどこにいるのかわかってないみたいで、説明してもいつの間にか「アパートの一室」にいることになっていたり、「今家にいる」と言い出したり。「服がない。家具もない」「ここに1ヶ月くらいいるような気がする」「ずっとここにいるの?」などなど。それに対してその都度説明して、会話が堂々巡り。「お父さんが退院して元気になったら、お母さんも退院できるよ」とかとりあえず前向きな話をしたり。

そんな感じで30分近く経ってしまい、「病院の電話だから返さないと」「廊下に出て、看護師さんの所に持っていって」と言っても「患者さんはいるけど、看護師さんはいない」というやりとりが続く。「誰でもいいから、看護師さんがいないか聞いてみて」と言うと、「看護師さんいらっしゃいませんか」という母の声。すると「私です」という声。おーーい、患者さんと看護師さんの区別もつかんのかい。「看護師さんに代わって」と言って代わってもらい、ざっくり状況を話し、すみませんと。

認知機能はもうしょうがない。救いは声が暗くなかったこと。入院前の妄想まみれの時とあきらかに声が違う。それに捨てられたとか帰りたいとか寂しいとかお父さんが他の女の所に行ったとか言う言葉が全く聞かれなかったことが救いだ。状況を正確に把握できない分、よかったのかもしれない。
電話を切った後、どっと疲れたが、悲壮感漂う電話でなかったのが救いだ。これで電話口で泣かれたりしたら、もう…。落ち込んでどうしようもなくなっている母を想像していたのに、私の方が逆に深刻に考え過ぎていたのかも。今の母は状況すら正確に把握できないことがかえってよかったんだ。皮肉だな…。


入院日決まった

2022-05-17 22:49:03 | 日記

さて、入院は明後日に決まりました。
結局今日仕事の休憩中に病院に電話を入れたら、担当の方が会議中とのこと。折り返し電話があり、入院は明後日に決まりましたと。(ちょうど行われていた会議で決まったらしい)意外と直前だな!

そして、謎のCSセット。タオルなどをレンタルしてくれるプランと、肌着のレンタルもやっているプラン(歯ブラシとかついてくる)があるらしいが、七分袖だということで季節柄どうかというお話。それにどっちみちパンツは用意しないといけないらしい。ということで、洗濯物は業者に依頼することに。(母は家では洗濯しているので、本人ができればいいけど、やはり環境の変化とか考えるとなー)すると、全部記名しないといけないのかーー。名前だけでなく病棟名も記入しないといけないらしいぞ。それに衣類だけじゃなく持ち物には何でも書いておいた方がよさそうだ。(本人がちゃんと管理できるか心配だし)

ということで、明日実家に行って入院に必要なものの買い出し、そして名前記入。忙しくなりそうだー。父は何もしないだろうし(ふんっ)。名前はアイロンで貼り付けたり(縫い付けて補強した方がいいのか)、直に書けるものは書いちゃうかな。
それにしてもけっこうな荷物になりそうだ。うちのスポーツバッグを持っていくか。

とりあえず入院日が決まってほっとしてしまい、仕事から帰ってからは特に何の準備もしていない。買い物メモも作らないと…と思いつつ、ざっくり書き出してるし、明日の午前中でもいっかーという感じ(まだまだこれからやぞ!)

そして、妹にも連絡。やりとりの中で、やっぱりこっちに来るのは無理そうだなーと実感(メンタル的に)。ちょっとは期待していたけど、私が思っているよりずっと根が深いんだろうな。返信もなんか気を遣っちゃうんだよな。こういう言い方したら嫌かな、傷つくかなとかいろいろ考えてしまう。前はこんなんじゃなかったのに、いつの間にかこうなってしまった。

さぁ、結局私が一人でやらないといけないんだよなー。しょうがない。とにかく今やるべきことだけ考えよう。


ケアマネさんとお話して

2022-05-17 11:00:02 | 日記

最初はとにかくどこかに吐き出したい、私自身忘れてしまうことも多々あるので残しておきたいという気持ちで始めたブログ。
最近はアクセス数も増えて来て、こんな私のだらだらと書きなぐったブログを読んでいただいて、ありがたい限りです。ありがとうございますm(__)m

さて、先日ケアマネさんに会いに行った話も書かねばと思いながら、ついつい後回しに。
ケアマネさんにはいろいろ喋りたいことはあったが、とりあえず最近の母の様子やうちの家族事情を伝えた。話している内にケアマネさんも「お父さんは頑固ですよね」と言われて、「頑固というかモラハラなんです」と答えると、最初は私が大げさに言っていると思ったのか笑って聞いていたケアマネさん。でも、その内「そうだったんですね」と納得されたようで、何かがしっくり来た様子。やっぱりわかるよね。

そして、この間大げんかした話も。母が私に「ごめんね」と言った話をすると、「お母さんもかわいそうに」と涙ぐまれるケアマネさん。驚く私。そっかぁ私は自分のことでいっぱいいっぱいだった。母もつらいんだよな。わかっているつもりではいたけど…。ていうか、母もつらいんだろうな寂しいんだろうなとかなるべく考えないようにしているからな。そうすると、私の気持ちも落ちる一方だし、こっちの生活もあるし、ある程度割り切ってやっていくしかないと思っているところもある。

そして、母は父に怯えながらも、依存していることも。ケアマネさんから見てもお互い依存している様子が見てとれるらしい。
母のことは「おとなしい人」という印象らしく、確かにおとなしいけれど、元々人当たりはよく、人から悪く言われたりするようなことはない人だった。しかし、今は表情も乏しく、会話のキャッチボールもできないしな。

それから、ケアマネさんは母はもちろんだが父のことが心配だと言う。(私はとにかく母のことが心配で、父親のことなんか知るか!と思っていたけれど…。)母がデイサービスに行っている間、自分はやることがない手持ち無沙汰だと。ケアマネさんも認知症のご家族の集まりや講演会とかを紹介してくださったり、図書館に行ってみてはどうですかとか、いろいろ声掛けをされているみたいだけれど、なかなか。父も認知症の講演に行ってももう知っていることばかり。わかっていてもできないと。ご家族の集まりに行った時も、麻雀に誘われたりもしたけれど、結局行かなかったらしい。何か父の興味のあることは?と聞かれて、うーん書くことは好きですかねと。俳句や川柳は?と言われたが、それは違うような気もするし。
それに来年には運転免許の返納するつもりらしいと言うと、そうなるとまた行動範囲が狭くなるので益々心配なので、どうにかしないとと。

以前父にブログとかやらせたらどうかとちらっと考えたことがあるけれど、パソコンもスマホもダメというか毛嫌いしているので無理。(そもそも覚えようという気もない。録画すらできなくて母任せだったらしいし)それにもしやったとしても過激すぎて炎上しそうだ。ていうかその前に読んでもらえないかもな。

そんなに暇なら家事でもすればいいんだけど。私が「家事もできないし、しないんんですよ」と言うと、ケアマネさんも激しく同意。(同意してくれること他にも多数。宅配弁当とか)「お風呂掃除だけはされるらしいですね」と言われたので、「お風呂っていうか浴槽だけです。洗面器とか床とか汚れていたら私が掃除しています」
となると、心配なのは母が入院中の家事だ。食事は買ってくればなんとかなるし、掃除は私がたまに行ってやればいいけど、洗濯はさすがにやってもらおうと思っていると言ったが、本当にやってくれるんだろうか。教えるのにもぶつぶつ言ってきそうで憂鬱だ。

ケアマネさんによるとやっぱりあの年代の男性はなかなか難しいらしい。うちはまだデイサービスを受け入れてくれたけど、そういうことを拒否される方もいるらしく。うちはまだましか…と。

父のモラハラのことは先生や看護師さんに話したくても、一緒に父がいたり時間がなかったりでできず。「ずっと誰かに話したかったんです!」と。私が「父はこうなんですよ」と言うと、「そうですよね」とか心当たりがある感じだったりしてくれるのが嬉しかった。あーやっぱりわかるんだーと。ケアマネさんの中でもしっくり来た部分もあったらしく、「お話が聞けてよかったです」と。
そして、ケアマネさんは母だけでなく父のことも心配もしていただいて、今まで父の話をいろいろ聞いてくれたりアドバイスをしていただいてたんだなと思うと、ほんとありがたくて。そして、もっと早くお会いしてお話できていればな…と。
でも、何かあった時はケアマネさんに相談できるというのは安心感につながります。


さて、入院日についての連絡ですがまだ来ていないようです。休みの調整もしないといけないし、どうしたものか。こちらから催促の電話をするのもなーとまだまだもやっております。


CSセット?CSプラン?

2022-05-15 10:51:07 | 日記

まだもやもやは続いている。そんな時、入院の冊子の「必要なもの」の項目を見ていたら、

衣類洗濯を業者に依頼する方CSプランの申し込みが必要。
 申し込まれた方には必要に応じてコップ、ティッシュ、歯ブラシ、歯磨き粉などが支給される。

と書いてある。それはありがたい。

そもそもCSって何だ?とネットで調べてみると、CSセットというのがあって、それは肌着やパジャマ、タオルなどのレンタルもできるらしい。(660円/日)
肌着やパジャマなど枚数を買っていたらけっこうな金額になりそうなので(外部業者へ洗濯を依頼する場合は、上下7~10組必要らしいので)、これでもいいかと思ったが、いや、待てよ。冊子にはCSプランと書いてあったな。調べて見ると、こちらは甚平や寝間着、タオルのレンタルはしているが、肌着のレンタルはしていない(264円/日)どうも違うみたいだ。

そして、冊子の「洗濯」の項目を見ると、
「クリーニング(業者委託)を利用される方」の項目はあるが、レンタルについては特に書いてない。
しかも、仕上がりには10日から2週間もかかると書いてある!!いやいや、じゃあ、着替えを大量に用意しとかないといけないじゃ?

但し、
バスタオル・タオル類のクリーニング希望の方CSセットの申し込みをお願いします。

と書いてある。どういうこと?タオル類についてだけ?

あーわからんわーー。

ー追記ー
よく見てみたら、ネットではCSプランに肌着のオプションもあるぞ(77円/日)それにしてもセットとプラン、紛らわしい。わけわからん。
そしたら、入院の冊子には「詳細はCSセットのパンフレットをご覧ください」と書いてある。えっ?もしかして父がもらってる?私は入院の冊子しか見せてもらってないけど。聞いてみるか。電話したくないけど。