『いーーーっ!!』
つい先ほど妖怪が挙げた声だ。
推定二歳児の声。
ここまで私は二時間も寝ていない。
しかし、、強めの電磁波をもう数時間も撃たれ続けている。
君らには本当に私は呆れている。
相変わらず今日も君らのやっていることは『殺し』そのものなのだ。
何度も言うが、君らが撤収をしたくない、という言い分を私は呑む。
しかし、、それなら「なぜ」こうして毎日毎日殺しもまた君らは実行するのであろうか?
なぜ、、せめて撤収実行まで一旦電磁波などの攻撃を止めるという発想が起こらないのだろうか?
「喋り妨害」と私が名付けている君らの攻撃方法。
これの何とも言えぬ気持ち悪さが君らには解るであろうか?
声・話し方が別人になるだけではない。
人格もまた別人にされる気持ち悪さ、そして深い疲労感。
たとえ黙っていてもイライラして脳みそが、人格がくちゃくちゃにされる気持ち悪さ。
この喋り妨害攻撃は脳内の特定の血流を止めるなどして行なわれているものなのであろう。
やられている被害者本人としては、刻々と己の生命が削り落とされているのを「実感」しているのだ。
── 特に寝不足の時に。
◇
寝不足にする、、短時間分断睡眠にする、、 そして早朝前に馬鹿起きろ。
その後は、「撤収命令を受けたのだ。馬鹿協力しろ。」、と長時間強い苦しみが寝不足のまま続く。
── こうして毎日毎日命が削られて行く。「死」か「寝たきり」に向かって。
そして、、 夕方近くになると君ら待望の「ディール」の始まり。
ここからもまた馬鹿に数時間もディールの為に強い苦しみが浴びせられ続ける。
このディールが終わった後にようやくのことで二回目の短時間睡眠が石ころ豚に許される。
夜過ぎに起き出すと、「また連れ出しがなかった。自分は何をやってもオーケー!!」とばかりに妖怪が暴れ出す。
そして一日の長い苦しみが終わりようやくのこと疲れ果てて眠る馬鹿。そして、、二時間程の睡眠であっと言う間に起され、また何の意味も持たない同じ一日が始まり、最初の記述に立ち戻る。
毎日毎日、同じことの繰り返し。
一日一日君らは撤収命令を上手いこと『誤魔化し』、楽して御洒落で楽しい一日を満喫する。
一方、馬鹿豚は一日一日寝たきり・死亡へと、まるでナチスの強制収容所のユダヤ人の様に追い込まれて行くのだ。
さぁ、、もう午後一時だ。
後少しでディールの時間だ。馬鹿も寝出しもするだろう。
世の中なんて超人部隊の君らからいったら、皆ちょろいものだよね?
── 皮肉や冗談ではなくて真剣に。。