How many rivers must I cross? I don't know...

幸せになりたくて川を渡る・・・

2014/04/09 長良川 サツキマス御一行様 おなりにならず

2014-04-10 00:43:16 | 渓流釣り 釣行記(サツキマス)

岐阜市内の長良川流域でサツキマスをキャッチしたとの情報が各方面や筋から入ってきたのは3日前の日曜日(日付は4月6日)。
こうやって書くといかにも釣り友の輪を広く持っていそうな感じだが実際は全くその逆で、ブログやSNSでの会話以外に、日常で釣りの話をする人は皆無に等しい寂しい奴です。


ああ早いなあ、というのが正直な感想だった。
気の早いサツキマス御一行様の初陣のおなりかあ。
もしかしたらその中でももっと気の早い奴はもう少し上まで遡っているかもしれないなあ。

そういう淡く微かで儚い期待を抱いて、予定より1週間早めて長良川へ向かった。
僕の釣りのスタイルは「本流延竿餌釣り派」なので、あまり川幅が広くても困る。
いいなと思うポイントがあっても竿が届かずに諦めざるを得ないというのが関の山だ。
ということで岐阜市内は避けて、今日は藍川橋の上流から武儀川との合流点辺りまでで竿を出してみた。

結果から言うと、反応は皆無。
そりゃそうだろうなあ。
いくら岐阜市内でキャッチの情報があったとは言え、まだまだ遡上の「はしりの中のはしり」みたいなものだろうし。
次々に遡上個体が現れる時期ではないのだ。
遡上の先頭集団とうまくスクランブルできれば可能性はあるけれども、そのためには早朝アングラーとして通わないと現実的には難しい。

それに、岐阜市内ほどではないにしろ、関市内でも延竿で狙うとなると厳しい場合が多い。
川が蛇行している区間では、曲線の内側は遠浅で流れも緩い場合が多く、立ち込んで流芯に近いところまで狙えることもある。
それでも一番いい筋には届かないことも多い。
では対岸に立てば良いではないかということになるのだが、確かに対岸からはいい筋に余裕で届く。
しかしながら岸辺はテトラ帯で、掛けた魚を獲ることが難しい。

また、流れも速く押しも強いところでは膝下までしか立ち込んでいないのに油断をすると転倒しそうなところも多くある。
そんなところで万が一魚が掛かっても自分は動くことが出来ない。
仮に動かずして魚を弱らせ寄せたとしても、そもそも手尻の長い仕掛けである上に魚の重みで竿も撓んでいるので、すくおうと思っても網が届かない。
ではそのまま岸辺にずり上げてはどうかと思うが、水深が浅く急流で押しが強いとなると、岸辺まで魚を誘導する前にハリスが切れるか、弱った魚が流される。
そんなわけで、関市内のサツキマス釣り場は、安全に獲るところまでをちゃんと考えると、延竿で狙える箇所はそれほど多くないと思っている。

ここはもう少し季節が進んで、延竿でも無理なく狙える流域まで遡上してくれるのを待っていようかなあ。
本流のアマゴたちがもっと早く大きくなってくれればいいのになあ。
なんかね、20cmそこそこのアマゴを釣ってもあんまり面白くないのですよ。
それだったらサイズはあまり気にせず綺麗なアマゴたちに出会える渓に入った方が楽しい。
渓に入るとしたら、自分の好きなところがあるのですよ。
「透明感のあるアマゴ」という表現がぴったりの色白のベッピンさんに会えるのですよ。
でも、その状態になるのももう少し季節が進んでから。
要するにまだ慌てるな、もう少し待っとれということだなあ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿