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「これは若さの搾取だ」時給555円の底辺ホストはコロナ禍で歌舞伎町から消えた

2021-05-06 15:30:00 | 日記

下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です

男性従業員が女性客を接待する「ホストクラブ」。そこで働く男性=ホストは、さまざまなメディアで「大金が稼げる」というイメージが強調される。しかし、それは一面にすぎない。歌舞伎町で幅広い人脈を持つ大学生の佐々木チワワ(@chiwawa_sasaki)さんが、「底辺ホスト」の懐事情を取材した――。
下位のホストは普通のサラリーマン以下の収入
豪華な店内で繰り広げられる、派手なシャンパンコール。数百万、数千万円単位で貢がれることもある「ホスト」とはどのような存在なのか。
年間2億円超を売り上げるなど、年収が億レベルのホストがいる一方、大半のホストの売り上げは月100万円に満たない。収入は歩合制のため、下位のホストは普通の会社員以下の収入で暮らすことになる。
昨年の2月、筆者が歌舞伎町で取材相手のホストを探している時、ツイッターに一通のDMが届いた。
「僕、歌舞伎町で一番貧乏なホストの自信があります」
Aさんは、ホストとしての営業を終えた後、路上で弾き語りをするという。興味を持った私は、深夜営業の珈琲店で話を聞くことにした。
Aさんは茨城県出身の23歳。高校を卒業後、4年間地元のパチンコ店に正社員として勤務。「音楽を演奏できるバーを開業したい」という夢を諦められず、接客業を勉強しながら資金作りをできるという理由でホストに転身。上京してホストを始めて4カ月になる。
最初の面接先としてなんとなく選んだ店舗でそのまま入店を決めた。オフの日は歌舞伎町の路上で弾き語りもする。それも、歌舞伎町で自分のネームバリューを作るためだ。歌舞伎町の顔になれば、ホストでの売り上げがついてくると考えた。「今はブランディング重視で活動している」と話す。
手取りはたったの10万円
4カ月間の勤務で客を呼べた回数はわずか3回。1カ月に1本あるかないかだ。そのうち1人は弾き語りをしていたら知り合い、来店してくれた客である。
売り上げはほぼゼロなので、給料は基本給だけだ。2020年1月の給与明細を見せてもらった。基本給与は17万円ほど。そこから4万円の寮費と、5000円の交際費(グループのレクリエーション時の積立金)と厚生費、遅刻罰金を引かれ、手取りは10万円ほど。後述するように、ホストの契約は「個人事業主」であるため、ここから所得税と社会保険を支払わなければいけない。
ホストクラブにおける「厚生費」とは何なのか。疑問に思って聞くと、「僕も具体的には知らないです。気にならないと言えばうそになるんですけど。気にしなくなるほど稼げばいいんじゃないか! っていう発想転換してます」と言う。細かいことは気にしない性格のようだ。
指名をもらえないホストは店の掃除をすることになっている。だいたいの日が掃除組のAさんは17時半から店に出勤し、店の掃除をする。店が終わるのは25時。単純計算で営業日の24日間7.5時間労働すると、180時間は月に働いていることとなる。時給換算で555円。東京都の最低賃金の約半分しかもらっていないのだ。
「やっぱり、ホストをする上で身なりには気を使います。それは上司にも言われました。なので、毎月1万円ほどは服や靴に使っています。そこから家の借金返済に月5万円。アフターといって、お客の女の子に店の外でご飯をおごる分が月に2万円。残りを生活費に回しているので、貯金はほとんどありません。たまに弾き語りをしていると数百円~千円ほどのチップをくれる人もいるので、それを含めてなんとか生活しています」
給料日前は小麦粉を水でこねて焼いたものを食べる
主食は2kg800円の格安米。給料日前はほとんどお金がなく、小麦粉を水でこねて焼いて食べたり、白米にソースをかけたりしているという。
Aさんのある日の食事。たまのぜいたくはフレンチトーストや目玉焼きだ。
「ホストの先輩にご飯に連れて行ってもらうのも苦手で。結果も出してないし、元をたどればお客の女の子が頑張ってつぎ込んだお金なので、僕に使ってもらっていいのかって……。」
これほど貧乏にもかかわらず、なぜ積極的に営業活動をしないのか。Aさんは、「ホスト=貢がせるみたいなイメージが強いじゃないですか。それが嫌で。来たいときにふらっと来てほしいんです。懐に余裕があるけど心に余裕がない。そんな人のストレス発散の1つとして使ってもらえればと思っています」と言う。
私はホスト遊びが好きだ。ホストクラブに通うのは、キラキラしている担当ホストの姿を見たいからである。彼のような、路上で簡単に会えてしまうホストには、「会うためのお金」は必要ない。ホストクラブの箱という特殊な環境で、よほど工夫を凝らしてお金を使う楽しさを提供しないと、彼は「無料で会えるラッキーなホスト」として認識されるだけにとどまるのではないかなと感じた。
疑問の残るホストクラブのさまざまな「引かれ物」
前述の通り、Aさんは毎月ホストクラブに「厚生費」を払っている。その他のホストクラブでも、「雑費」「旅行積立金」などのさまざまな名目で給料から一定額が引かれることが多いようだ。
ホストの契約は「個人事業主」であり、社会保障はない。しかし、店側は頻繁に旅行やレクリエーションを企画し、帰属意識を高めていく。あるホストクラブの代表は「従業員が慢性的に不足しているのがホスト業界。店側はホストが辞めないようにさまざまな工夫をしている」と述べていた。
コロナ禍でもそうした「工夫」は目についた。店の代表がホストにご飯の差し入れをしたり、寮費を無料にするなどの対策だ。
「目先のお金よりも経験を買いたい」
「自分のインフルエンス力がついてきたら、『会ってみたい』だけじゃなくて、『飲んでみたい』と思ってもらえるんじゃないかなと思っています」
両親ともに水商売経験者。夜の世界で「簡単に稼げる」とは思っていなかったが、自信はあった。しかし予想よりも売り上げが伸び悩んでいるのが現状だ。店舗のナンバーワンの売り上げは月400万~500万円前後。対してAさんの売り上げは月1万円で、ナンバーワンへの道のりは遠い。
売れたホストは大手店舗に移籍してしまうケースが多い。しかし、たとえ売れてもAさんは今の店舗を離れる気はない。
「現実は見つつも、夢を追いたいタイプなんで。今の店を、他の大手ほどじゃないにしても自分の力で大きくしたい。ホスト=怖い人っていうイメージを払拭ふっしょくしてくれて下から意見を言いやすい今の店舗が好きなので、ここで頑張りたいです」
なんとなくで選んだ今の店舗だが、働いていくうちに愛着がわき、今では自分が売れることで店舗を大きくしていきたいという目標を持つまでに至ったそうだ。
たとえ昼の仕事でもっとお金をもらえても、バーの開業資金が貯まるまではホストを続けたいとAさんは話す。
「長いスパンでキャリアを考えているんです。目先のお金よりも経験を買いたいと思ってホストをしています」
低賃金で働くインターン大学生と同じような理論だが、彼にとってホストで働くということは給料以上の価値があるようだ。
コロナ禍で窮地に追い込まれたホスト
筆者がAさんを取材したのは昨年2月のことである。その後、4月に発出された緊急事態宣言でホストクラブはどうなったのか。ほとんどの店舗は2週間ほどの休業状態を余儀なくされた。その後の5月には、17~22時に営業時間を変更する店、SNSでの宣伝は一切行わず、初回の客を禁止して売り上げを上げる店など、さまざまな対策がみられた。
Aさんの働くホストクラブも例外ではなく、2週間営業停止となった。その間の日給保証は支払われず、7000円×12日(営業日は週6日)の8万4000円相当の給与がもらえないという計算だ。Aさんは当時、「副業を始めようか本気で悩む」「腎臓1つ売ってこようと思います。冗談です(笑)」とこぼしていた。
そして2021年3月現在、Aさんの名前はホストクラブのHPに存在しない。
営業用のLINEは連絡がとれなくなっており、ツイッターのアカウントは消えていた。彼が街にいた痕跡はどこにもない。
Aさんとは今も連絡がとれない。もしこの記事を見たら、筆者か編集部まで連絡してほしい。
居場所をなくした元ホストは「職歴なし学歴なし一文無し」
ホストは一見きらびやかな世界に見えて、その実、売り上げ至上主義の弱肉強食の世界だ。
「簡単に稼げる」時代はもう存在しない。ローランドによるホストブーム、SNSやYouTubeによるブランディング合戦。それに加えて基礎となる店内での接客。寮の提供やまかないの完備があるため、辛うじて生きることはできる。その環境が居心地がいいと感じる人もいるだろう。ただし、自分で売り上げを上げない限り永遠に賃金は上がらず、年を重ねるごとに若い新人が入ってきて売れない中年のホストの居場所はなくなっていく。そうして歌舞伎町から去らざるを得なくなる時、職歴なし学歴なし一文無しである可能性は低くはない。
一定期間の目標を定め、見切りをつける時期をきちんと見極めて働く。それが、歌舞伎町という街に若さと労働力だけを搾取されて終わってしまうことを防ぐ有効な手段なのではないだろうか。
佐々木 チワワ(ささき・ちわわ)
大学生、ライター
2000年、東京生まれ。小学校から高校までを都内の一貫校で過ごす。窮屈な毎日に嫌気が差し、高校1年生の大みそかに初めて歌舞伎町に足を踏み入れる。以来、歌舞伎町で働く夜職の人々に惹かれ、自身も一通りの職種と幅広い夜遊びを経験。歌舞伎町で幅広い人脈を持ち、大学では繁華街の社会学を専攻している。


医学の道を進む東大生 あえてミス日本に挑んだわけ

2021-05-06 13:30:00 | 日記

下記の記事は日経UPからの借用(コピー)です

2019年1月の「ミス日本コンテスト」でミス日本「海の日」に輝いた東京大学理科三類1年生の高橋梨子さん(20)。1学年3000人あまりいる東大生の中でも医学部医学科に進学を約束されている理三は国内最難関。100人程度しかおらず、別格的な存在だ。テレビもほとんど見ず、ゲームもやらない。文武両道にまい進し、医師を目指す高橋さんはなぜミス日本に挑んだのか。
理三合格でも「どんなにがんばっても届かないことがある」
「どれだけがんばっても届かないことがある」。高橋さんはとにかく活発なスポーツ少女だったという。幼稚園のころから負けず嫌いで、努力を積み重ねて長距離大会では、年少で3位、年中で2位、そして年長で1位と着実に順位を上げた。しかし、小さな挫折を体験した。小学生の時に最も力を入れてきた新体操の選抜テストで、「骨格が新体操に向いていない」と不合格になった。
ミス日本「海の日」に選ばれた高橋梨子さん
「骨格といわれても」と、どんなに努力しても越えられない壁があると悟った。ただ、勉強は違った。努力した分すぐその成果が反映された。小学校4年生から塾に通い始め、成績は常にトップクラス。スポーツ施設も充実している地元千葉県の渋谷教育学園幕張中学・高校に進学しようと思ったが、日本一の女子進学校と呼ばれる都内の桜蔭中学・高校に受かった。
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将来は医師になりたいと考えたのは小学生のころ。弟が病院にかかったときに世話になった医師たちの姿に憧れたが、本格的に医学部志望になったのは高校生になってからだ。中学に入学してバレーボール部に入り、再びスポーツにのめりこんだが、高校1年生のころから東大受験指導専門塾「鉄緑会」に通い始めた。東京と関西にしか教室がないが、「東大理三の合格者の3人に2人は鉄緑の出身です」(冨田賢太郎会長)といわれ、東大や京都大学などの医学部志望者が集まる進学塾として知られる。
鉄緑会の大半の生徒は中学に合格してすぐに通い始める。「私の場合は高1から入ったので最初はすごく焦った」という。桜蔭では優秀な成績をキープしていたが、鉄緑会では筑波大学付属駒場高校や開成高校、麻布高校など国内トップ級の進学校の生徒とも机を並べる。だがコツコツ努力を重ね、鉄緑会でも成績トップのクラスに入った。このクラスの仲間は理三志望ばかり。桜蔭でも1学年約240人のうちの3~4割は医学部志望だ。「やはり医者になりたいという友人が多かった。理系が得意だったし、解剖なども苦手ではない。社会貢献にもつながるし、医師になろうと決意した」。母親は「医師は責任の重い仕事」と心配したが、医学部志望になるのは自然の流れだった。
しかし、暗転した。東大入試では、わずか5点差で理三に不合格になった。鉄緑会の成績では現役合格は間違いなしだったが、「ケアレスミスを連発した」という。受験での挫折は初めて、ショックだった。浪人時代はミスを究極までなくす努力を徹底した。東大志望の模試では全国6位に入ったが、上には全国トップの女子生徒がいた。「いま、彼女とは同じく理三の同級生だが、本当に頭がいい。やっぱりどんなにがんばっても届かない、上には上がいる」と痛感した。
秀才集団のコミュニティー「このままでは視野が狭くなる」
東大の場合、入学した全学生は原則、駒場キャンパスで過ごして教養を軸に学ぶ。理三生も同じで医学を学ぶのは2年生の後期からだ。高校時代までは受験を前提に勉強中心の毎日だった。友人たちも同じタイプだった。理三に入っても、周囲は鉄緑会時代の知り合いばかり。理三に受かった鉄緑会の生徒はそのまま講師として残るケースが多く、高橋さんもバイト講師をやっている。「鉄緑会の強みは中高6年間、生徒として通い、理三に進学した先輩が次は講師として教えること」(冨田会長)。まさに「鉄の輪」ともいえる国内屈指の秀才集団のコミュニティーにいるわけだが、どうしてもバックグラウンドが似かよい、価値観も同質な人が集まる。
「このままでは視野が狭くなる」。大学でダンスの部活に入ったが、もっと別の外の世界にあえて挑戦をしたいと思うようになった。そんなころ、インターネットをのぞいていた母親から「ミス日本は面白そうね」と勧められた。ミス日本といえば、女優の山本富士子や藤原紀香などの芸能人を輩出したミス・コンテストとして知られる。
しかし、「あまりテレビを見ませんし、芸能界にも全然関心はなかった」という。興味をくすぐられたのはミス日本の勉強会の内容だった。ファイナリストに選ばれると、30あまりの講座を無料で受講できるのだ。
受験勉強とは違う体験「患者に寄り添う医師になりたい」
受験勉強はインプット中心だったが、ミス日本の講座ではダンスやお茶、お花などアウトプット型の体験ができ、教養も磨ける。ミス日本コンテスト大会委員長の和田優子氏は「ミス日本というのは外見と内面、そして行動の3つの美を追求する人を理想としており、教養など様々な分野の国内トップクラスの講師が直接指導している。この勉強会が人気となり、高学歴の女性の応募が増えた」と話す。実は19年のミス日本グランプリになった度會亜衣子さんも東大理三の在学生だ。
高橋さんは、「受験勉強とは違う、すごく貴重で刺激的な体験ができた。世界的なダンスアーティストの上野隆博先生から直接ダンスを指導してもらった。一番面白かったのは牧野健太郎先生(日本ユネスコ協会連盟評議員)の浮世絵の解説。一枚の浮世絵から江戸時代の生活が透けて見えたりする。日本神話に根付いた中村麻美先生の道徳の講義も楽しかった」。化粧やプレゼンテーションのやり方などすべてが新鮮だった。
ただ、目標はあくまで医師になることだ。「まだ外科医になろうとか、内科医と決めているわけではないが、患者さんに寄り添う臨床医を目指したい」という。
医学の道を進むが、外の世界に向けた挑戦も続く。「ミス日本『海の日』に選ばれたので、小型船舶2級の免許を取得します。まだ自動車の運転免許もないので、生まれて初めて国家資格の挑戦になる」という。これまでほとんどテレビを見なかったが、全国放送のバラエティー番組にも出演した。「個性的な方が多くて圧倒されて、あんまりしゃべれなかった。でも、なんでも挑戦しようと思っていたのでいい体験でした」と笑う。時には限界を感じながら、努力を惜しまなかった高橋さん。グッドドクターになるため、様々な体験に挑みたいという。
■チャレンジャー 高橋さんへの質問
Q 10年前の自分にアドバイスしたいことは?
A 興味を持ったものにどんどん挑戦すること、好きなことはしっかり頑張ることを伝えたいです。ただ自分が好きなことをやれるのはそれを支えてくれる家族や周りの人がいるからだということを同時に伝えたいです

Q 10年後の自分に約束したいことは?
A 視野と関心を広く持とうとする姿勢と向上心を持ち続ける姿勢は必ず保っていたいと思います。また、今よりもっと周りの方への配慮や心配りのできる人間になっていたいと思います

(代慶達也)


小室圭さんトラブルに“介入”の眞子さまに対して秋篠宮さまが下す「6月深刻決断」

2021-05-06 11:00:00 | 日記

下記の記事は週間女性プライムからの借用(コピー)です

「非常にまじめな人だというのが第一印象でした。(中略)また、娘のこと、娘の立場もよく理解してくれていると思います」
 '17年のお誕生日会見で、小室圭さんに対する印象をそう述べられていた秋篠宮さま。
 皇族である眞子さまのお立場をよく理解している─。
 娘を幸せにしてくれる好青年だと評した男性が、まさか皇室全体を巻き込む大問題を引き起こす存在になるとは、夢にも思われていなかったことだろう……。
 結婚へのプロセスを踏むため一気に動き出した小室さんに、国民は困惑し、そして批判が止まらない。
「小室家が抱える金銭トラブルに関して、一連の経緯を詳細に説明する計28枚の文書が公表されました。
 小室さん親子の主張が正当化され、金銭を支援した元婚約者側に非があったような記述が多く見受けられたことで、かえって国民からの強い反発を受けている状況です」(皇室担当記者)
「誰に向けて書いたのか」と多くの国民が批判した〝新・小室文書〟は約4万字の超大作
 この文書公表からわずか4日後、突如として元婚約者に対して“解決金”を支払う意向も表明。方針が急きょ一転したように見えたことと、解決金の出所も疑問視されている。
「文書には“借金でなかったものが借金だと思われる事態は受け入れられない”と繰り返し書いていたのに、やっぱり解決金を支払うと言い出して……。“文書に対する国民の反応が悪かったからお金を払うことにした”と思われても仕方ありません。
 元婚約者が返金を求めていた400万円プラスアルファの額を検討しているそうですが、学生で収入のない圭さんと、月に数回だけ洋菓子店に勤務する佳代さんには、金銭的な余裕があるとは思えない。小室家の蓄えから捻出するのか、もしくはどこからか“借りる”可能性も……」(同・前)
 一連にわたる小室さんの行動に、宮内庁からも批判の声が上がる。
天皇陛下と秋篠宮さまに対する謝罪の言葉はなし
「スピード感からして、文書公表前から解決金を提案することは決まっていたはず。それならば、文書に解決金のことも盛り込むべきだったでしょう。いたずらに国民感情を逆なでしただけです。
 しかも、今年2月の誕生日会見で結婚問題に言及された天皇陛下や、3年以上もご迷惑をおかけしている秋篠宮さまにひと言も謝罪がなかったことに唖然としています。
 アメリカ留学中で難しいとは思いますが“小室さんには会見を開くなどして誠意を見せてほしい”という声が上がっています」(宮内庁関係者)
 記者会見などで自分の口で語りかけることが、これまで“国民に寄り添う”ことを大切にしてきた皇室の“親戚”になろうとしている人物のあるべき姿なのかもしれない。象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院の准教授・河西秀哉さんもこう話す。
「やはり、小室さんは今回の文書をもとに記者会見などを行い、自分の言葉でお話しするべきだったと思います。
 文書だと冷たい印象になりますし、秋篠宮さまはご自身の会見でも言葉を大切に選びながら進められるお方です。
 弁護士試験が控えており、多忙で余裕がなかったとしても、小室さんには“国民に対して自分の言葉で話してほしい”という思いがおありだったのではないでしょうか」
 小室さんの行動に不満を募らせる国民や宮内庁だが、その批判とは裏腹に「結婚は既定路線」と、事情を知る秋篠宮家関係者が明かす。
秋篠宮さま
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 さらに'18年のお誕生日会見で殿下が「現状では行えない」と述べられた一般の結納にあたる『納采の儀』に関しても─。
「昨年11月のお誕生日時点で、秋篠宮さまがおっしゃったとおり、おふたりの結婚をご両親は容認されています。
 この会見で殿下からは、関連質問で“結婚と婚約は別”というご発言がありましたが、実際はこのときすでに『納采の儀』をはじめとする結婚関連の儀式を行う方向に傾かれていたようです」(前出・秋篠宮家関係者)
 秋篠宮さまは、皇族として重要な「公」よりも「私」を優先する“暴走”ぎみの眞子さまに押し切られる形に。
「眞子さまは結婚問題の当事者です。皇族ではありますが、ご自分の人生がかかる一大事であるため、少しでも多くの国民からの理解を得るために奔走されたのです。
 昨年11月に公表した文書では“生きていくために必要な選択”と綴られ、秋篠宮家の側近トップである皇嗣職大夫は、眞子さまが小室さんの新文書の内容に関わられていたことを明かしました。
 宮内庁長官が発表当日に知ったという解決金の意向も、眞子さまは事前にご存じだったそうで、完全に“チーム小室”の一員になられているのです」(前出・宮内庁関係者)
 新文書公表にあたり、眞子さまは小室さんに同調するコメントまで発表されている。
新文書に前向きなご感想だった秋篠宮さま
「眞子さまはご自分が文書や解決金に積極的に関わっていることをアピールし、小室さん親子だけに批判が集まることを避けられたかったのでしょうが、“皇族のとるべき行動ではない”と思います。
 公平性を欠かれた眞子さまですが、秋篠宮さまも新文書に対して“小室家側が努力したと受け止められた”と、前向きなご感想だったのは驚きましたね」(皇嗣職関係者)
 実は、殿下はご自身の誕生日である今年の11月30日までに、結婚問題を“決着”させたいとのお考えだという。
「今年の12月1日には愛子さまが成年を迎えられ、記者会見も開かれますし、国としてもお祝いムードとなります。
 もし、そのときまでに結婚問題が決着していなければ、愛子さまのお誕生日の前日に公となる殿下のお誕生日会見で再び、小室さんに対して言及せざるをえなくなり、世間の注目が集まってしまう。
 今年2月に、陛下が会見で眞子さまのご結婚について言及されただけでも異例なのに、愛子さまの慶事にまで水を差すわけにいかないと、秋篠宮さまは考えておられます。
 そういった理由もあって、結婚式までに行う一連の儀式を進める方針に転換されたというのです」(同・前)
『皇籍離脱』の前例を作りたくない宮内庁
 小室さんのスタンスに不満を抱く宮内庁も、秋篠宮さまと足並みをそろえるようだ。
「一連の儀式を行わずに『皇籍離脱』で民間人となってから結婚するという方法もありますが、宮内庁としては“前例”を作りたくないでしょう。
 今後結婚される可能性の高い佳子さまや愛子さまにも影響が出るおそれがありますからね」(同・前)
 秋篠宮さまと眞子さまと宮内庁が“一連の結婚儀式を行う”方向を目指しているのが実情というわけだ。
 宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんも、一連の儀式を経てから今秋に結婚されると予想する。
「東京オリンピック・パラリンピックの開催中は選手の活躍を伝える報道量が減らないように、結婚に関する大きな発表や儀式はないでしょう。
 結婚に関する通常のプロセスを経る場合は、6月中旬ごろに日程が発表され、7月の初旬ごろに『納采の儀』が行われるのではないかと予想しています。
 その後、9月から10月に『告期の儀』や『朝見の儀』などを経て結婚されるのではないでしょうか。
 12月1日には愛子内親王殿下が成年を迎えられるお祝いごとが控えていますし、昨年11月の眞子内親王殿下のお気持ち文書の内容を拝見すると、そこから1年以内に結婚されるとみるのが妥当だと思うからです」
'19年8月、ご静養のため那須塩原駅に到着された天皇ご一家。愛子さまは今年、成年皇族に
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 しかも、6月ごろに秋篠宮さまから驚きの“お気持ち発表”があるようで─。
「『納采の儀』など、結婚に関する儀式のスケジュールを宮内庁が発表することになれば、あわせて秋篠宮殿下のお気持ちも発表されるのではないでしょうか。
『納采の儀』を行うかどうかは、殿下がお決めになることですが“多くの人が納得し、喜んでくれる状況”になっていない中で、儀式を行う苦しい胸の内を国民に示されるのではないかと思います」(山下さん)
 眞子さまと小室さんのために、国民からの猛逆風におひとりで立ち向かわれる。
「秋篠宮さまは、インターネットで逐一、ご自分たちに関わるニュースをチェックされていると聞きます。
 今後どんな対策を打とうと、この結婚が多くの国民から祝福される状況になるのが厳しいことは十分におわかりのはずです。
 小室さんは金銭トラブルの経緯を事細かに文書にして、一応の努力は見せました。
 一連の結婚儀式を行う前に、今度は殿下が国民に対して“見える形”でお気持ちを公表されるのでしょう」(前出・秋篠宮家関係者)
 殿下の深刻な決断を、国民はどう受け止めるのだろうか。


ラクに歩く着地のコツ 骨盤からやせる美ウオーク

2021-05-06 08:30:00 | 日記

下記の記事は日経ウーマンからの借用(コピー)です  記事はテキストに変換していますから画像は出ません

骨盤からやせる「美ウオーク」の基本
 「正しいウオーキングには柔らかい足首がポイント」と姿勢&ウォーキングアドバイザーの仁香さんも埼玉中央フットケア整体院の冨澤敏夫さんも口をそろえる。というのも、正しいウオーキングはかかと着地から、重心移動が基本だが、足首が硬いとしっかりと体重移動ができず、かかと重心のままの『ペンギン歩き』になってしまうからだ。「ウオーキング講座でも、歩く前には必ず足首をグルグルと回すストレッチをします。ですが、ほとんどの人は凝り固まってスムーズに回せない。思っている以上に、足首を動かせない人は多い」と仁香さん。ウオーキング前には必ず足首のストレッチを行おう。
 歩く際、注意したいのは、「かかと着地」だ。「かかとだけに体重をかけて、ドスンと着地するのはNG。軽く着地してから、かかと全面を地面につけるようにするのがコツ。また、歩幅は意識して大きくしないほうが、かかとへの衝撃は小さい」(冨澤さん)。
 着地したら、かかとからつま先へとスムーズに体重を移動させ、最後にはスッと足裏が地面から離れるようにする。無理に「蹴り出す」のではなく、足首をグッと伸ばし、自然と後ろへかかとを「押し出す」のがポイントだ。この体重移動により、お尻の筋肉、大殿筋にも負荷がかかり、シェイプアップされる。
 次のページでは、美ウオークの前に行ってほしい凝りをほぐす足首のストレッチを紹介しよう。
凝りをほぐす足首ストレッチ3種類
 かかとから柔らかく着地→足裏をしなやかに使って体重移動するためのストレッチ3種を紹介する。
1:しなやか足首になる【足首ストレッチ】
 冨澤さんが整体院でも指導しているストレッチ。
1. 脚を伸ばして座る。ベッドの上で、寝たまま行ってもよい。まず、つま先をグーっと前に伸ばし、ふくらはぎも伸びていることを意識しながら5カウント。
2. 足首を5回ゆっくりと回す。反対回しも5回。足首が硬い人は、カクカクッとぎこちない動きになるが、続けているうちに滑らかに回せるようになる。
3. つま先をすねのほうにグーっと向けて伸ばす。ふくらはぎの横の筋肉が伸びていることを意識しながら、5カウント。
4. 足首を5回ゆっくり回す。反対回しも5回。朝と夜、1〜4を3セット行う。冷えやむくみの防止にも。
2:意外に凝っている足指もしっかりほぐす【足首ぐるぐる】
 ウオーキングに欠かせない体重移動をスムーズに行うために、「足指の動かせる範囲(可動域)を広げておきたい」(仁香さん)。
1. 足指の1本1本の間に、手の指を絡ませる。足指の付け根と手の指の付け根が密着するくらいしっかりと。足指同士が固まっていると、この準備段階が困難なことも。
2. しっかり絡めたまま足首をゆっくりと回す。10回くらい回したら、反対方向にも回す。反対側の足も同様に。これだけで、足先からぽかぽかしてくる。
3:足首を起点に前後にゆらゆら【足首ゆりかご】
 信号待ちのとき、電車の中で立っているときにもできるお手軽ストレッチ。むくみも軽くなってスッキリ。
1. 足の甲を真っすぐ前を向けるように、かかとを思いきり上げてつま先で立って数秒間キープ。
2. かかとを下ろし、今度はつま先をすねに引き寄せてかかとで立って数秒間キープ。ゆりかごのように10往復行う。
BASIC WALK1
つま先をグッと上げて、かかとから足裏全面で着地
 指を上げることで見た目に美しいだけでなく、ふくらはぎのストレッチにもなりむくみ予防に。
BASIC WALK2
前足で体重移動をしながら後ろ足のひざ裏を伸ばす
 前足は着地したら足裏をしなやかに使い、かかとから親指と人さし指の間に向かって体重移動させる。
BASIC WALK3
前足のひざは真っすぐにし、後ろ足は伸び上がる
 後ろ足のひざは曲げないまま押し出す。このとき足首、ひざ、太ももが伸びることを意識。

仁香さん
姿勢&ウォーキングアドバイザー
18歳からモデル活動をするが、27歳で急激な体重増加で中止。数々のダイエットに挫折するが、ウオーキングメソッドに出合って13kg減に成功。近著に『美人な歩き方』(SBクリエイティブ)。
冨澤敏夫さん
整体師・柔道整復師
さいたま中央フットケア整体院 院長。足と体の整体で25年以上のキャリアを持ち、悩める方々が全国から来院する最後の駆け込み寺的存在。近著に『10秒かかと上げで足裏の痛みが消える! 足底筋膜炎 モートン病』(KADOKAWA)のほか、『<不安定足首>と<ペンギン歩き>を治せばしつこい「足の痛み」は消える!』(現代書林)など。