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女性の雇用制限が少子化対策になる?炎上ツイートから見る「弱者男性論」

2021-05-14 15:30:00 | 日記

下記の記事はダイアモンドオンラインからの借用(コピー)です

雇用制限が少子化対策になる?炎上ツイートから見る「弱者男性論」
「本気で有効な少子化対策をしようとすれば女子教育の抑制と、それにともなう女性の雇用機会の制限(からの所得抑制)しかない」という内容のツイートがプチ炎上し、議論を呼んでいる。最近SNS上で「弱者男性論」が話題になっているが、それとも通底している考えだと感じる。男女を分断する言説はなぜ生まれるのか。(フリーライター 鎌田和歌)
インフルエンサーのツイートがプチ炎上
 至るところで緊急事態宣言が出され、外出自粛が続き、ついついSNSばかり見てしまっているという人も多いかもしれない。
 そんな中、LINEの執行役員やZOZOのコミュニケーションデザイン室長などを務めていたこともある田端信太郎氏のツイートが物議を醸した。
 note上で、有料公開されていた「暗黒メモ「『女をあてがえ論』にまつわるアレコレと、その深淵ある絶望的な真実」」(※原文ママ)というブログを引用し、下記のようにツイートしたのだ。
「良い悪いは別にして、結局、本気で有効な少子化対策をしようとすれば女子教育の抑制と、それにともなう女性の雇用機会の制限(からの所得抑制)しかない」
 田端氏は「良い悪いは別にして」とことわっているが、このような前書きはすっ飛ばして解釈されるのがSNSの常だ。5月6日午後時点で、672リツイート中、578ツイートが引用リツイート(そのツイートに対してコメントをつける形の引用)で、多くのコメントが田端氏を批判している。
わかりやすくシンプルだが、危険なツイート
 今回のツイートが炎上したのは、影響力の大きい田端氏だからということもあるのだろう。

 田端氏はこれまでも、歯にきぬ着せぬ物言いで賛否両論を集めてきたインフルエンサーでもある。これまでも「誰か、高額納税者党を作って欲しい。少数派を多数派が弾圧する衆愚主義じゃないか」(2018年3月10日)、「12歳未満の子供の要る(原文ママ)女性の家事が平日1日8時間って何やってるの? 素朴に疑問。キャラ弁でも作ってるの?」(2019年9月14日)などのツイートがたびたび炎上してきた。
 しかし、今回、悲しいのはこのツイートを読んで「少子化のためには、女性は活躍しない方がいい」というような感想を持つ人も少なくはないのだろうと思えてしまう点だ。
大前提として言っておきたいのは、妊娠・出産をする性である女性の社会的活動を抑制することが少子化対策に有効だという考え方は、グローバルスタンダードに逆行にするものだということ。世界経済フォーラムが毎年公表しているジェンダーギャップ指数のランキングで、日本は156カ国中120位だったが、日本より上位のフランスや北欧諸国は少子化対策で成功している。このことからも、女性が活躍するほど少子化が進むという考えは疑問だ。
 しかし、一見シンプルでわかりやすい話であるだけに、納得してしまう人もいるだろう。男尊女卑社会を温存したい人からしても格好の「ロジック」なのだから、飛びつく人がいるのもわかる。
 今回は、田端氏のツイートそのものよりも、「少子化を止めるために女性の活躍は不要」というような言説が、何度否定されても湧いて出てくる社会構造について考えたい。
ネットの一部で話題の「弱者男性論」
女性の「上昇婚」はわがまま?
 日本の社会では、女性だけでなく男性も差別を受けている。最近、ネットで話題になっているのが「弱者男性論」と「女あてがえ論」だ(「女あてがえ論」については、田端氏のツイートで言及されている記事のタイトルにもなっている)。
 それぞれがどんなものかを説明するが、これはあくまでも筆者による定義であることを先にお断りしておきたい。
 「弱者男性論」は、2010年代後半になって特に言及されることが多くなった「女性の生きづらさ」に対して、「男性も生きづらい」という声が上がったことから始まる。2010年よりも前からこうした声はもちろんあったが、「弱者男性論」はネット上のブロガーやフォロワー数の多いツイッターユーザーが特に牽引した感が強い。
 男性の生きづらさの中でも特に、「男性だからといって誰でも特権を持っているわけではない」ことが強調される。社会的地位が高く高年収で女性からも人気のある「強者男性」ではない「弱者男性」は、男性としての「特権」を持っていないのに「弱者」として福祉や支援あるいは世間からの同情を集められるわけではなく、その分女性よりもツラいというのだ。
 弱者男性論者の中では、「強者男性>強者女性>弱者女性>弱者男性」という序列があると語られる。弱者女性はマスコミから注目されるが、弱者男性はそうではないともいう。
 たとえば、コロナ禍で女性の自死が増えたと報道されることが多いが、依然として男性の自死者の方が多いことはあまり指摘されない。
 また、ネット上で弱者男性論を語る人がよく使う言葉が「上昇婚」である。女性が自分より年収の高い男性を結婚相手に選ぶことを「上昇婚」と呼び、一部の過激な論者の中には、高年収な女性は下方婚すべきであるとか、あるいは上昇婚を望む女性はわがままで分不相応だといった論調も見られる。
 しかし、現状において、女性の非正規雇用率の方が高く、収入格差も歴然としてあるのだが、その格差を埋めることについて熱心に語る論者は少ない印象だ。
「女あてがえ論」とは?
 「女あてがえ論」とは、弱者男性論にやや批判的な人たちが、弱者男性論者を皮肉って言った言葉である。結局、弱者男性の主張は「年収が低く女性にモテない自分たちにも女性をあてがえ」であり、女性の意思や人権に興味のない人たちの言うことであると断じている。
 しかし、これに対して反論も多くあり、特に、「はてな匿名ダイアリー」(匿名で日記が投稿できるWEBサービス)では弱者男性に関するさまざまな投稿がここ数カ月、乱立している。その中には、自分は女性にモテたいとか結婚したいというわけではなく、ただ差別しないでほしいだけだといった表明もある。
 つまり、弱者男性のツラさとは、ただ生きているだけで人から冷たくされたり無視されたりすること。彼らを「普通」に扱ってくれればそれでよいというわけだ。
 さらに、ネット上では「KKO」という言葉も見られる。「KKO」とは、「(K)キモくて(K)カネのない(O)オッさん」の略であり、「人間扱いされない」弱者男性の悲哀が語られる。
 一方で4月には、現代ビジネスで「『フェミニズム叩き』『女性叩き』で溜飲を下げても、決して『幸せにはなれない』理由」という記事が公開された。この記事の中で紹介されている通り、特に弱者男性論者の中にはフェミニズムあるいは女性の言動をバッシングし、憎悪を募らせるようなツイートをする人もいる。
弱者男性論をあおるのは強者男性?
 ここまで読んで、読者の皆さまは「弱者男性論」をどう思っただろうか。「一理ある」と思った人も、「それは違うのでは」と思った人もいるかもしれない。
 個人的に疑問を感じているのは、ツイッターやブログで弱者男性論の中核となっている論者たちの中には、それなりに年収がある男性も含まれている点である。ある論者は書籍を出版し、有料ブログも繁盛しているという。またネットTVに出演したこともある論者は高学歴で、地方で安定した職業に就いているとも言われる。「KKO」の、少なくとも一つの構成要件は満たしていない、つまり金はそれなりにある強者男性が、弱者男性論をあおっているようにも見える。
 冒頭の田端氏を、弱者男性と思う人はいないだろう。しかしそのツイートは、最も過激な弱者男性論者と同じように、女性の意思や権利を抑制する案である。
 もちろん、男性の生きづらさというのは当然あるし、少子化も社会問題である。ただ、極論は炎上ネタにしかならない。憎悪をあおるだけではなく、社会問題の解決に至るような議論をネットに求めるのは難しいのだろうか。女性の
鎌田和歌:フリーライター

追記:馬鹿げた話です。8050問題でも50は男性の方が多い。女性に負けたくなかったら草食男子なるな。学生時代にもっと勉強をしておけ。

 


どうしても断りたいときに「NO」の代わりに使うと角が立たない"最強のフレーズ"

2021-05-14 13:30:00 | 日記

下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です

断りたいけど断わりにくい、相手の意見を否定したいけど会議の雰囲気を壊したくはない……。そんな悩みを解決してくれる便利なキラーフレーズがあります――。
※本稿は、伊藤羊一『1分で話せ2【超実践編】』(SBクリエイティブ)の一部を再編集したものです。

交渉で「NO」と言えない
【悩み】
交渉でNOが言えません。ここに着地させたいというゴールイメージを持っていても強く主張されると反論できず、相手の思うように交渉を進められてしまいます。
また、相手の話にすぐ反論を組み立てられず、自分でも判断がつかないまま、相手のペースで話が進んでしまって、こう言っておけばよかったと、あとになって思います。
________________________________
【POINT】
・妥協できるラインと譲れないラインを引いておく
・言葉ではなく「態度」で表す
・NOと言うときは相手を理解しようとするサインを忘れずに
まず交渉に入る前に、どこまでなら妥協できるか、どこからは譲れないのかというラインをはっきり決めておくことです。自分の中に判断基準がないと、相手の勢いに押されてしまいますので、交渉に臨む前の準備段階でそこを決めておきます。
交渉というのは、お互いの「NO」をどこまで通すかの戦いでもあります。
「NO」と言うと相手が気分を害するのではないかと心配する人もいますが、「NO」と言うことと、相手の人間性を否定することはまったく別です。
でも、しっかり反論する準備ができていればいいのですが、そうではないことも多いですよね。自分の考えがまとまっていないときに反論されると、譲ってはいけないと思いながらも、ついつい相手のペースで物事が進んでしまったり、相手の言うことにも理があるような気がして、あとになってから「あのとき、こう言っておけばよかった」と後悔することもあります。
困ったときの最強フレーズ
こんな時、僕は「うーん」と言ってYESともNOとも言わないことにしています。
「◯◯をお願いできませんか?」
「うーん」
「でも、伊藤さん。こういうメリットがあるんですよ」
「うーん、うんうんうんうん。うーん」
「反対がなかったら進めてもいいですか?」
「うーんうーん。なんかモヤモヤするんですよね。モヤモヤの正体を考えているんですけどね」
という感じです。「角が立ちそうで、なかなか強くNOと言えない」人にもおすすめです。
反論されたり、意向に合わない提案を受けたとき、「これには反対である。理由は3つあって、これこれである」とすっきり言えることのほうが少ないと思います。自分の中でも「ちょっと違うな」という感覚はあるものの、確証はない。相手の言うことが正しい気もする。
でも直感というものは大抵正しいので、そこで譲ってしまうと、やっぱり後悔します。
「相手に悪く思われたらどうしよう」という理由で決断するほど馬鹿馬鹿しいことはありません。一度YESと言ったら、その後くつがえしにくいから、「アホか」「何言っているんですか」と言われても、捨て身の姿勢で「うーん」とモヤモヤを伝えていく。それも1つのやり方です。
歩み寄りながら一線は譲らない
ポイントは「あなたの言うことを心から理解しようとしています。でも僕は違う意見を持っています。意見は違うんですけど、あなたのことを理解したいし、何かしら歩み寄りたいという気持ちはあるんです」ということをサインで示しながら、一線は譲らないことです。
「あなたの意見に反対です」ということと「あなたのことをリスペクトしています」というのは両立できます。同じように、相手の話を受け止めることと「でも賛成はできないんですよね」ということも両立できます。
聞いた瞬間、明らかに「それはないな」という提案だったとしても、「僕は違うなと思ったんだけど、どうしてそう思ったのですか?」「そういう見方もあるかもしれませんね」
というように、一旦は相手の話を聞いてみる。相手を受け止めるスタンスは持っておく。
聞いたうえで、「ああああ、その気持ちもわかるから、ものすごく残念だけど、自分はちょっとYESとは言えない」ということを全身で示して、「かわりに、こういうのはどうですかね」というように、自分のスタンスをじわじわと伝えるようにします。
いくら口で「わかります」と言っても、目を合わせなかったり、体が引いていると、相手は「口だけなんだな」と感じます。相手をリスペクトしたいという気持ちがあれば、全身に出ます。こういう局面ほど、相手へのリスペクトは大切です。
自分のことについて交渉が苦手
【悩み】
人事評価のときなどに自分のことをアピールするのが苦手です。仕事は結果を出してこそだと思うので、もう数字として見えていると思いますし。でもアピールはしたほうがいいのでしょうか?
________________________________
【POINT】
自分を評価できるのは自分しかいません
「今期の昇給は据え置きだよ」
「どうしてですか。今期、かなり頑張ったつもりですが……」
自分のアピールができない。頑張っているつもりなのに、周囲に認められない。そんなときは、自分の成果に関する「結論+根拠」が明確に伝わっていないかもしれません。
こうしたときも、やはり「結論+根拠」のピラミッドをつくってみましょう。
結 論 今期、自分は成果を上げている
根 拠1 予算に対して120パーセント達成した
根 拠2 達成度はチームメンバーの平均よりも高い
根 拠3 大型顧客を3件開拓した
こういうピラミッドをつくってみて、「結論+根拠」が明確だなと思ったら、それを伝えてみてください。
ただ、そもそもマネージャーが前提を伝えていなかっただけで、全社の業績が落ち込んでいるから、社員は一律で昇給がないという事情があるのかもしれません。そうした隠れた前提を探りながら、自分の成果はきちんと伝えることが大事です。
よく「ちゃんと仕事をして成果を出しているから、わざわざアピールしなくていい」と考えている人もいます。マネージャーがちゃんと評価してくれる人であればいいのですが、残念ながらそうではない人もいますから、成果はなるべく客観的に伝えられるといいです。自分を宣伝してくれるのは、基本的には自分だけなのです。
会議で物事が決まらない
会議で物事がなかなか決まらないのは、そもそもどうやって意思決定するかということを決めていないからです(PTAの係決め会議でもよく見かけます)。
伊藤羊一『1分で話せ2【超実践編】』(SBクリエイティブ)
「意見が対立したとき、議長(ファシリテーター)がどう引き取るか」の箇所でもご説明した通り、意見が平行線をたどって結論が出ないときは、最終的に多数決で決議するのか、より上の役職の人にエスカレーションするのかというように、あらかじめルールを決めておく必要があります。
ただ、できれば議論を通じて、みんなで決めるところまでいきたい。
会議中のファシリテーターの役割としては、「意見が割れていますね」「このままだと時間切れになってしまいますよ」ということを伝えたうえで、争点を整理することが大事です。
「Aさんは積極的に投資すべきというお考えですよね。それに対してBさんは予算がないとおっしゃっている。つまり、もし予算が許せばAさんの意見で一致ということでよろしいでしょうか」というふうにです。
話を蒸し返す上司
同じ話の繰り返しにならないために会議で話題が次に移っているにもかかわらず、上司が「いや、さっきの話はこういうことだよね。だったら、こういう問題もあるんじゃないかなあ」などといって、話を蒸し返したり、せっかく決まった結論をひっくり返すこともあるでしょう。
実際、こういうケースはよくあります。ですから、前項のゴールや時間配分を決めて進めていくことが大事です。
「今は前期の予算について話していますよね」ということを会議の参加者全員が理解していて、「これはOKですよね」とみんなが理解したら、次のテーマに移るのが理想です。
議事進行と時間配分をスクリーンに映写したり、ホワイトボードに書いて、みんなが見られる状態にして、「はい、⑴が終わったので、次は⑵に移りたいと思います」と言うのも有効です。

伊藤 羊一ヤフー コーポレートエバンジェリスト Yahoo!アカデミア学長


小室圭さん 形勢逆転の秘策があるとしたら勧められる唯一のこと 危機管理の専門家が伝授

2021-05-14 11:00:00 | 日記

下記の記事はデイリー新潮オンラインからの借用(コピー)です

自爆になってしまった
 小室圭さんが劣勢に追い込まれている。4月8日に公表した長文の説明文書に批判が殺到しただけでなく、わずか4日後に「解決金を払う」という方針転換の意向が報じられたことも、世間の批判を増大させた。やることなすこと全てが裏目に出ている小室さんに、形勢を挽回する手立てはあるのか、ないのか――。危機管理の専門家に聞いてみた。
 8日の文書には、「返してもらうつもりはない」と元婚約者が発言した録音データが存在することが明記されていた。ところが、一週間もたたないうちに、「差し上げますと言った覚えはない」と返金を求める元婚約者の音声記録が、週刊誌によって公開されてしまった。
 今回の文書は、小室さん側の代理人弁護士が入念にチェックを行なった結果公表されたはずだし、小室さん自身が弁護士を目指しているのは誰もが知る事実であるが、それにしてはお粗末な印象は否めない。
「結論から言うと、現時点で取りうる『即効性のある起死回生策』は見当たりません。今回の小室氏側の動きは、広報やリスクマネジメントの観点から見ると、まるで眞子内親王殿下とのご結婚が成就しないように誰かが計算しているのではないかと思わせるぐらい、国民の反感を買う拙策になっています」
 こう話すのは、危機管理に詳しい社会情報大学院大学の北島純特任教授だ。
「特に問題なのは、録音データの扱いです。元婚約者との会話をこっそり録音していたということに驚きと不信感を覚えた国民も多かったと思いますが、問題なのは、元婚約者側の反論も考えずに、文書に内容を記したこと。真っ向から対立する内容の元婚約者側の録音データが後から公開されたので、反論のしようがない自爆になってしまいました」
時間を味方にする
 元婚約者側の反論は十分に予想できたはず。その直後に解決金の支払いを提案するのであれば、元婚約者側にアプローチして解決金に関する交渉を済ませたうえで、「本当にこれで解決済み」として文書を公表していたら、自爆することもなかったはずだが……。
 では、小室さん側に打つ手立てはあるのか、それともゼロなのか。
「国民の多くは、借金だったのか贈与だったのかということよりも、むしろ眞子内親王殿下のお相手として小室氏がふさわしいのか、その人柄と誠実性を見ているのだと思います」
 その点からすると、
「解決金を受け取ってもらえないのなら同額を供託すれば良いという指摘もありますが、供託をするしないは事の本質からすれば些末なことで、法的リスク回避の姿勢が透けて見えると国民の更なる反感を買うおそれがあります。記者会見を開いてご自身の生の声で説明するということも考えられますが、現在の小室氏側の態勢では逆に致命傷となるリスクもあります。危機管理としては、冷却期間を置いて『時間を味方にする』という古典的手法を取るしかないような気がします」
 眞子さまと小室さんは共に、30歳の誕生日を迎えられる今年10月までの結婚を切望されているという。時間を味方にするというのは、具体的にはどういうことだろうか。
「秋までのご成婚は諦める形になりますが、あえて時間をあける。小室氏は大学院卒業後に、国連などの国際機関に就職する可能性も報じられていますが、例えばアフリカの貧困国にある国連関係の事務所に行って、国際貢献の仕事で汗をかく。NYなどの大都市にある国際機関ではダメです。地べたを這うような仕事ぶりを見て、国民のわだかまりが溶けるかどうか。それぐらいの中長期的な構えをとらないと、国民の共感を得るのはなかなか難しいのではないでしょうか」
その覚悟のほどを示す必要が
 秋篠宮皇嗣殿下と天皇陛下のお言葉にある「多くの人が納得し喜んでくれる状況」が訪れるとしても、とにかく長期戦になりそうだ。
 差し当たって、この秋に眞子さまが皇籍離脱をされた上で、二人が私人として結婚するという観測も囁かれている。憲法が定めるように、結婚は両性の合意のみに基づくものであり、秋篠宮さまも昨年の会見でそのことに言及され、結婚を認めると発言された以上、結婚そのものを否定することは難しい。
 しかし、多くの人が納得し喜んでくれる状況にない中での結婚では、ご両人だけでなく、皇室や宮内庁が批判の矢面に立たされる可能性がある。
 眞子さまが、秋篠宮家から切り離され皇族というお立場でなくなれば、一連の儀式を宮内庁として営む必要性はなくなる。
 しかし、その場合でも結婚した後の小室さんが、将来天皇陛下に即位される悠仁さまの「義理の兄」になるという立場に変わりはない。
 果たして今のままで国民の納得が得られるのか。今回の問題は、令和の日本が直面する最大の難問の一つになってしまった感がある。
 小室さんが眞子さまとのご結婚を望むのであれば、中長期的な観点に立って、その覚悟のほどを示して、日本人のこころに寄り添う必要があるだろう。
デイリー新潮取材班


不調を引き起こす「不安」から逃れる4つの方法

2021-05-14 08:30:00 | 日記

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不安にあおられず冷静に判断する方法
病名を告知されると、さまざまな不安が頭をよぎります。しかしながら、その不安のほとんどは「予期不安」です。
予期不安とは、「会社に復帰できなくなったらどうしよう?」「後遺症が残ったらどうしよう?」「薬で重い副作用が出たらどうしよう?」といった、将来に対する過剰な不安で、その9割以上は実際には起こらない、現実にならないものです。
実際に起こらないことに対して、あれこれ考え、不安な気持ちになり、落ち込んでしまう。完全に取り越し苦労です。実際に起こってから悩むようにするだけで、人間の不安の9割はなくなります。
ではなぜ、人は「予期不安」に悩まされるのでしょう。その原因は、「情報不足」です。「この薬、吐き気の副作用が出やすいって聞いたけど、そうなったらどうしよう?」という不安。
しかし、「副作用として吐き気が出る確率は10パーセント、激しい吐き気はその中で3人に1人。それに出たとしても命に別状はない」というデータが添えられていたらどうでしょう。つらい症状は30人に1人も出ないとわかれば「それほど多くないし、万が一なっても大丈夫だな」と思えるのではないでしょうか。
たとえば、最近メディアを騒がせている、新型コロナワクチン問題。副作用があるということで、ワクチンを打つことを躊躇している人も少なくないようですが、実際に起きている副作用の割合が25万から35万分の1と言われていること、症状が人によってさまざまで軽い症状の方もいらっしゃることについてきちんと知っている方は、ほとんどいないでしょう。
こうした情報を知ることで、副作用のリスクと新型コロナに感染することのリスクを冷静に比べることができるのではないでしょうか。
このように答えや詳しい情報に知識、数字やデータなどが得られるだけで、不安にあおられることなく、冷静に考えることができるようになります。
上手に情報を得るための4つの方法
ムダな不安を取り除き、冷静に判断するためには、上手に情報を得ることが大切です。誰からどんな情報を得るとよいのか、おすすめの方法を4つご紹介しましょう。
1 主治医に質問する
病気についての対処法や今後の治療の方向性、家での療養の仕方を知りたい場合、主治医に聞くのがいちばんです。
わからないことがあるのに質問しないのは、自分で自分の「不安」を増殖させているということです。「忙しそうなので質問しづらい」という意見も聞きますが、3分診療であっても、質問の1つくらいは答える時間はあります。自分の病気を治すためですから勇気を出して質問しましょう。
医者に積極的に質問する患者さんは、何も質問しない患者さんよりも、「治療意欲が高い」ので、私は好感を抱きます。
医者の前では緊張して、頭が真っ白になってしまう、何を質問したかったか忘れてしまう人は、事前にメモ用紙に内容を箇条書きにしておくといいでしょう。メモを見ながら質問すれば、何を質問するのか忘れた。あるいは、うまく質問できなかったということを避けられます。
2 主治医に質問できない場合の対処法
「主治医に質問できません」「質問する雰囲気ではありません」という場合は、本来であれば主治医本人に説明してほしいところですが、もし無理であれば、看護師に聞いてみましょう。看護師は医者のそばにいて、診療を毎日見ています。患者さんの「よくある質問」には、ほとんど答えてくれることでしょう。
また、薬に関する質問なら、薬剤師が答えてくれます。「薬は食後になっていますが、ご飯を食べなかったときはどうしたらいいのですか?」「この薬の吐き気が出る副作用は何パーセントですか?」といった質問に対しても、丁寧に、時にはデータを調べて親切に答えてくれます。わからないことがあるときは、声をかけるといいでしょう。
3 病気について書かれた本を、1冊、通して読んでみる
「あなたはパニック障害です」と言われたら、パニック障害の本を1冊読んでみましょう。「あなたは糖尿病です」と言われたら、糖尿病の本を1冊読んでください。病気について書かれた本には、その病気の原因、治癒までの期間、治療の内容、生活習慣改善の方法、生活上の注意などが一通り書かれています。患者さんが抱く疑問はほとんど網羅されているので、その病気について必要な情報、知識の全体像が学べます。
では実際、どんな本を選べばよいのでしょうか。まず、できるだけ大きな書店に行ってください。そして、自分の病気について書かれている本が並んでいるコーナーに行ってみましょう。実際、手に取り、何冊かパラパラとめくってみて「いちばんわかりやすいもの」を選びましょう。ネットで注文すると、本の内容をチェックできないので、思った以上に難しい本が届き、結局読まないまま終わったりしますので、書店に足を運ぶことをおすすめします。
ネットは家庭用医学書の代用にならない
4 ネットの医療情報は安易に信用しない
病気について知りたいとき、多くの人がインターネットで検索することでしょう。しかし、インターネットの情報を利用する場合は、十分な注意が必要です。
『精神科医が教える病気を治す 感情コントロール術』(あさ出版)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします
アメリカの医師グループの調査によると、「ウィキペディア(世界最大のインターネット百科事典)」で主要な疾患の記述を調べたところ、90パーセントのページに誤りが認められたそうです。ウィキペディアは、家庭用医学書の代用にはならないのです。
日本医科大学らの研究(2019年)によると、「がん治療」について紹介する約250のインターネットサイトを調べたところ、医学会の診療ガイドライン(指針)を根拠にしたものは1割程度。自由診療など科学的根拠(エビデンス)がはっきりしないものが4割にも上っています。
インターネット上の医療情報は玉石混淆で、役に立つ情報もある反面、完全な間違いも多く、そのまま信じると病気や健康を悪化させる情報も見られます。ネットの情報は安易に信用しないことです。 
わからないことがあると、不安はどんどん大きくなります。必要な情報は自分から得るようにして、不安を減らしていきましょう。
樺沢 紫苑 : 精神科医、作家